2ヶ月に一度、耳鳴りの自己質問による検査を実施しています。 耳鳴りは客観的な評価ができないので、患者の自己検査によって状況を把握します。 先週、私はコロナに感染して家で静養中の状態で。 検査結果が変わるかと思ったのですが、耳鳴りには影響していない評価でした。
2ヶ月に一度、耳鳴りの自己質問による検査を実施。
耳鳴りは客観的な評価ができないので、患者が自己検査によって状況を把握します。
大事な評価検査だと思い、継続しています。
先週、私はコロナに感染して家で静養中の状態で。
検査結果が変わるかと思ったのですが、耳鳴りには影響のない評価でした。
私の検査結果の推移
年月 | THI 苦痛度 |
SQR-D うつ度 |
SDS うつ度 |
PSQI 睡眠度 |
2022/06 | - | 20 うつ傾向 |
- | - |
2022/09 | 74 重 症 |
- | - | - |
2022/10 | 46 中等症 |
11 境界領域 |
- | - |
2022/11 | 24 中等症 |
5 障害なし |
- | - |
2023/01 | 18 軽 症 |
5 障害なし |
36 障害なし |
5 障害なし |
2023/03 | 32 中等症 |
5 障害なし |
41 軽度うつ |
5 障害なし |
2023/05 | 20 中等症 |
7 障害なし |
39 障害なし |
5 障害なし |
2023/07 | 14 軽 症 |
6 障害なし |
33 障害なし |
7 軽度障害 |
2023/09 | 12 軽 症 |
6 障害なし |
31 障害なし |
5 障害なし |
2023/11 | 8 軽 症 |
6 障害なし |
31 障害なし |
5 障害なし |
2024/01 | 6 軽 症 |
7 障害なし |
31 障害なし |
5 障害なし |
2024/03 | 2 軽 症 |
6 障害なし |
31 障害なし |
5 障害なし |
耳鳴りの評価検査の項目
これらは、”耳鳴りガイドライン”の検査項目に記載されている検査です。
■ THI (Tinuitus Handicap Iventory / 耳鳴苦痛度質問票)
患者の耳鳴りによる生活の質や日常生活への影響を客観的に測定するために使用されます。
■ SQR-D(Self-rating Questionnaire for Depression / 抑うつ質問票)
SQR-Dは、抑うつ状態を評価するための自己評価チェックシートです。患者が自己評価を通じて抑うつの症状の程度を把握するのに役立ちます。
■ SDS(Self-rating Depression Scale / 自己評価式抑うつ性尺度)
SDSは、患者が自己評価を通じて抑うつの症状や感情の程度を評価するのに使用されます。
■ PSQI(Pittsburgh Sleep Quality Index / ピッツバーグ睡眠質問票)
PSQIは、睡眠の質と障害を評価するための質問票です。
PSQIは、患者が自己評価を通じて睡眠の質や睡眠障害の程度を把握するのに使用されます。
聴覚過敏の自己評価 (自作)
1年半くらい前に、私の辛い聴覚過敏音のベスト10を選んだものを、その後その音の項目について過敏性を比較評価しています。
[1] 地下鉄大江戸線(六本木-汐留)走行音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
9 | 6 | 8 | 5 | 7 | 7 |
[2] 夜中に出会うバイクの音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
9 | 7 | 8 | 5 | 7 | 7 |
[3] 赤信号で通過する救急車の音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
9 | 6 | 8 | 5 | 7 | 7 |
[4] 公園で聞こえる子供の奇声 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
7 | 7 | 7 | 6 | 7 | 7 |
[5] ステンレスシンクにあたる水道の音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
7 | 3 | 7 | 5 | 7 | 8 |
[6] フォーク・ナイフと食器のぶつかる音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
6 | 4 | 7 | 4 | 7 | 7 |
[7] ドアがバーン閉まる音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
6 | 4 | 7 | 5 | 7 | 7 |
[8] TVで女性芸人のキャンキャンした声 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
6 | 3 | 4 | 3 | 4 | 5 |
[ 9 ] 調整の悪い空調室外機 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
6 | 5 | 8 | 5 | 6 | 5 |
[ 10 ] 雷の音 | |||||
22.09 | 23.01 | 23.05 | 23.07 | 24.01 | 24.03 |
6 | ? | ? | ? | ? | ? |
過敏音苦痛検査の推移
各検査毎の過敏度を合計して、過敏音苦痛度の変化を評価しています。
※[ 10 ] 雷の音は除外
検査日 | 評価合計点 |
22.09 | 65 |
23.01 | 45 ↘️ |
23.05 | 64 ↗️ |
23.07 | 43 ↘️ |
24.01 | 59 ↗️ |
24.03 | 60 ↗️ |
検査の考察
昨年の夏からTHIは問題ない範囲で、次第に減少している。

今回測ると、THIが ”2”。
これなら、耳鳴りの苦痛度には完全に問題ない状況だと判断しています。
昨年の春時期には、何故か苦痛度が数ヶ月戻るように悪化した期間があったのですが。
それからは安定して、どうにか耳鳴りは馴化したものだと考えられます。
昨年の夏時期より少しずつ安定化しています。
問題は聴覚過敏が昨年の秋から悪化傾向にあって、当初の状態に戻っていることだ。
私の "耳鳴り+聴覚過敏" の不快音は、ほとんど改善することなく当初の大きさにとどまっているのです。
まずは改善の目標として、その音のボリュームを軽減することなのですが。