耳鳴り自己検査 (9月)。

2ヶ月に一度、耳鳴りの自己質問による検査をしています。

「耳鳴り治療ガイドライン」の検査一覧にある、耳鳴りの度合いを評価する検査です。

耳鳴りは客観的な評価ができないので、患者の自己検査によって、状況を把握します。

病院では初診時だけTHI検査をしますが、継続検査をすることはあまりありませんが。

耳鳴りの状態の推移を管理するために、継続検査が必要だと私は思っています。

耳鳴りの方は、是非検査してください。

検査項目

■ THI (Tinuitus Handicap Iventory / 耳鳴苦痛度質問票)

耳鳴りの症状が、日常生活や心理的な側面に与える影響を評価するための質問票です。THIは、患者の耳鳴りによる生活の質や日常生活への影響を客観的に測定するために使用されます。

■ SQR-D（Self-rating Questionnaire for Depression / 抑うつ質問票）

SQR-Dは、抑うつ状態を評価するための自己評価チェックシートです。このチェックシートは、東邦大学医学部によって開発されました。

SQR-Dは、患者が自己評価を通じて抑うつの症状の程度を把握するのに役立ちます。

■ SDS（Self-rating Depression Scale / 自己評価式抑うつ性尺度）

SDSは、患者が自己評価を通じて抑うつの症状や感情の程度を評価するのに使用されます。この尺度は、抑うつ状態のスクリーニングや抑うつの進行状況のモニタリングに広く使用されています。

■ PSQI（Pittsburgh Sleep Quality Index / ピッツバーグ睡眠質問票）

PSQIは、睡眠の質と障害を評価するための質問票です。

PSQIは、患者が自己評価を通じて睡眠の質や睡眠障害の程度を把握するのに使用されます。睡眠の質やパターン、睡眠障害の症状に関連するさまざまな側面を評価します。

私の検査結果の推移

1月に良くなった感があったものの、春時期にやや悪化傾向がありましたが、夏場から順調に改善傾向にあります。

検査の自己考察

今年の春時期に、”耳鳴り苦痛度”と共に”うつ度”が悪化傾向にあって戻ってしまったのかと心配していたのですが、ここ４、5ヶ月はほぼ安定しています。

その自身の状態と合致して、各検査評価も安定した結果が出ました。

THI評価

THIが ”12” になって、苦痛度はかなり改善傾向にあります。

THIは、私の耳鳴り苦痛度の状態とかなりリンクしていて、私の耳鳴り状況を判断するのに適確な検査だと思っています。

SQR-D・SDS評価

昨年辛かった ”うつ症状” は、現在はほとんど”うつ感情”がなく、ほぼ正常に近い状態に改善しています。

PSQI評価

猛暑の夏の夜中に目を覚ましたことがありますが、現在は充分な睡眠が取れている状態です。