Bella Italia

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食、オペラ、美術、歴史、映画、そして人。
魅力満載の国、イタリアを綴ります。

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第14回イタリアオペラツアー、10/13[月]オルヴィエートのドゥオーモです。

 

雲一つない青空に、美しく荘厳なファザードが映えます。

 

今回のイタリアオペラツアーは、オルヴィエートを含め、美しい景観を楽しむツアーでもあったので、

天候の恵み、何よりでした。

 

今回は燃油サーチャージかからないカタール航空を初めてツアーで使い、機内泊し、朝ローマに降り立ち、

折角なら宿泊地となるFirenzeに向うまで、美しい景観を味わって頂けたらと思い、まずウンブリア州の

世界一美しい丘の上の街、オルヴィエートのドゥオーモに行きました。

 

写真にある圧巻のファザードが私たちを迎えます。

 

毎年このドゥオーモで、"Concerto di Pasqua"(イースターコンサート)が行われます。

 

国営放送Raiにより放映される、年中行事のような重要なコンサート。

オーケストラは、Maggio Musicale Fiorentino(フィレンツェ歌劇場管弦楽団)。

指揮は、フィレンツェ歌劇場終身名誉指揮者のズービン.メータか、

フィレンツェ歌劇場音楽監督のダニエレ.ガッティ。

 

Youtubeで、"Concerto di Pasqua Orvieto"で検索されると

2017年のコンサートの映像全曲が出てきます。

 

指揮者: ズービン.メータ

管弦楽団: フィレンツェ歌劇場管弦楽団

曲目: ブルックナー作曲 交響曲第9番

 

2017年この年はウンブリア州に地震があった年で、フィレンツェ歌劇場劇場支配人の挨拶も、その事に触れ、連帯.結束のコンサートとスピーチし、その後今年9回目のコンサートのうち、8回目の登場となったメータが紹介されます。

 

コンサートオープニングの、ドゥオーモのファザードの装飾のクローズアップも、とても美しいです。

ブルックナーは9曲の交響曲を書いたので、最後の交響曲。

作曲家でありオルガニストだったブルックナー。

(首席オルガニストも務めたリンツのザンクトフローリアン修道院に眠っています)

その音楽は、ホールよりも、教会の方が音響がしっくりきます。

 

荘厳な音楽を奏で続けるメータとフィレンツェ歌劇場管弦楽団。

時折カメラは、荘厳なドゥオーモ内部や、シニョレッリが描いた美しいサンブリツィオ礼拝堂の"最後の審判"のフレスコ画を映し出します。

 

音楽と美術が一体となった、"これぞイタリア"のイースターコンサート。

ご興味ございましたら、ご覧になられてみて下さい。

 

 

 

 


 


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第14回イタリアオペラツアー、10/14[火]フィレンツェ歌劇場"マクベス"です。

 

今回のツアーでは、敏腕劇場支配人フルテスになってから、指揮者、歌手陣のキャスティングが良くなったフィレンツェ歌劇場では、通常入れないバックステージツアーと、ヴェルディの名作"マクベス"を鑑賞しました。

 

その日午前の観光で、音を吸収しない素材を使った音響の良さの秘密等、劇場を案内して下さったスタッフにお聞きしていたので、前奏曲の一音が鳴った途端に、"なるほどクリアーな音質だ"と実感しました。

 

マクベス:       ルーカ.サルシ

レディー:       ヴァネッサ.ゴイコエチェア

バンクォー: アントニオ.ディ.マッテオ

マクダフ:     アントニオ.ポーリ

アレクサンダー.ソディ指揮     フィレンツェ歌劇場管弦楽団.合唱団

 

n.1イタリア人バリトンのサルシ、昨年イタリアオペラツアー、パルマ.レージョ劇場"レニャーノ戦い"も

素晴らしかった美声テノール、ポーリが歌い、海外主要歌劇場で引く手あまたのソディのタクトで質の高い公演に

なると思ったので、ツアー人数が集まった3月にチケットをネットで手配しました。

 

イタリア人はそんな7カ月前にチケットを買わないので、いいcastですが、良席が余裕持ってあったので、

前から1列目、2列目のセンターブロックの席をまとめて人数分手配出来ました。

 

現地の人々に比べ体格の華奢な我々日本人は、前に大きな方が座られると、視界が遮られるので

まとめて2列手配することにより、参加者の方々の座高を考えて座席も配席できるので

極力そのように手配出来る時には、考慮して座席を決めます。

 

Youtubeで、"Macbeth Firenze 2025"で検索されると、映像なしの音源全曲が出てくるので、全編聴くことが出来ます。

 

クリアーな音質の劇場の音響の良さが、しっかり伝わってきますし、サルシ、ポーリ、合唱団、ゴイコエチェア、マッテオ等

水準の高い歌唱を聴かせています。

 

ご興味ございましたら、検索されてみて下さい。

 

新国立劇場の過去の公演を一定期間無料配信している"新国デジタルシアター"。

~11/28まで、2025年3月"カルメン"が配信されています。

 

カルメン:              サマンサ.ハンキ―

ドン.ホセ:             アタラ.アヤン

エスカミーリョ: ルーカス.ゴリンスキー

ガエターノ.デスピノーザ指揮     新国立劇場

 

オリエの演出が少し新しい感じの舞台ですが

新国立劇場のサイトから、"新国デジタルシアター"に入っていかれるか

https//www.nntt.jac.go.jp/stream/で検索されると、出てきます。

 

ご興味ございましたら、ご覧になられてみて下さい。

 

 

 

 

 

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第5回イタリアオペラツアー、10/27[土] ローマのヴァチカン博物館、ラッファエッロの間の"アテネの学堂"です。

この日午前の観光は、至宝満載のヴァチカン博物館をゆったり見学し、サンピエトロ寺院にも立ち入りました。

18:00~、イタリア三大歌劇場のローマ歌劇場で"ジョコンダ"を鑑賞しました。

 

現在関西万博が開催され、イタリアのパピリオンに貴重な美術作品が日本に持ち込まれ大人気になっていますが、9月12日の"イタリア ナショナルデー"では、このローマ歌劇場管弦楽団が来日し、今を代表するイタリアのテノール、バリトン、ソプラノの3人をゲストにコンサートが万博ホールで行われました。

 

patrimonio dell`umanita dell`Unesco(ユネスコ世界文化遺産)にイタリアオペラの声が登録されています。

 

上記のタイトルが冠されたコンサートを、Youtubeで、"Orchesta of the Teatro dell`opera di Roma"で検索されると、コンサート全編が見れます。

 

司会者がローマ市長、ローマ歌劇場支配人を紹介し、それぞれコメントの後、コンサート開始。

指揮は、今を代表するイタリアの指揮者、フランチェスコ.イヴァン.チャンパ。

今をときめくテノール、ルチャーノ.ガンチ。(10月に新国立劇場公演"ボエーム"出演の為、来日中でした)

ムーティが重用するバリトン、ルーカ.ミケレッティ。

母が有名な歌手チェチーリア.ガスディア(現ヴェローナ野外劇場総裁)の娘で今大活躍のソプラノ、アナスタシア.バルトリ。

 

1. "ナブッコ"序曲

2. "慈悲、尊敬、愛"   「マクベス」  ミケレッティ

3. "衣装をつけろ"     「道化師」     ガンチ

4. "歌に生き、恋に生き" 「トスカ」バルトリ

5. "道化師"間奏曲

6.  二重唱 (Br. T)      「ボエーム」 G/M

7. 二重唱 (S. T)         「トスカ」     G/B

8. "マノン.レスコー"間奏曲

9. 三重唱  (Br/T/S)   「仮面舞踏会」G/M/B

10. "カヴァレリア・ルスティカーナ"間奏曲

11."私の愛しいお父さん"  "スキッキ"  バルトリ

12. "悪魔め、鬼め"  「リゴレット」 ミケレッティ

13. "誰も寝てはならぬ" 「トゥーランドット」ガンチ

14."乾杯の歌"          「椿姫」   G/B/M

 

それぞれの歌手得意のアリア、二重唱、三重唱をヴェルディ、プッチーニ、レオンカヴァッロのオペラ。

オーケストラ曲もヴェルディ、プッチーニ、マスカーニ。

まさに"世界遺産"の"イタリアオペラ"を証明するかのような熱い演奏が繰り広げられました。

 

ご興味ございましたら、ご覧になられてみて下さい。

 

      

 

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第8回イタリアオペラツアー、6/28[火]ミラノの"casa di riposo per i musicisti"(音楽家のための憩いの家)です。

 

この日の午前は、世界で唯一の音楽家のための養老院(Verdi自身の私財をつぎ込んで建設された)と、ミラノ.スカラ座博物館を観光しました。

 

今は中に入れないサンタ―ガタの"Villa Verdi"と共に、貴重なヴェルディの所蔵品が見学できる場所でもあります。

写真は、ヴェルディ自身が少年時代弾いていたスピネット(ピアノの前身)オリジナルで、模型がロンコレの生家博物館に展示されていました。

 

Vediが息を引き取った"グランド.ホテル.エ.デ.ミラン"での肖像画と、右側はVerdi晩年の愛人で、"アイーダ"初演を歌った名歌手テレーザ.ストルツです。

 

2013年以来久しく来日公演を行っていませんが、オペラの殿堂ミラノ.スカラ座は、シーズンの中休みの9月に引越公演を行っていました。

 

2009年来日公演は、オペラはヴェルディの"ドン.カルロ"と"アイーダ"、特別演奏会で"ヴェルディ.レクイエム"が演奏されました。

 

3泊4日の東京オペラツアーを企画し、9月8日東京文化会館で"ドン.カルロ"初日(フリットリ、パーペ出演)、9日"アイーダ"(ゼッフィレッリ演出)、10日NHKホールで"ヴェルディ.レクイエム"を鑑賞しました。

 

この3つの公演では、10日の"ヴェルディ.レクイエム"が一番凄い演奏になると思ったので、当時最盛期のフリットリが歌う"ドン.カルロ"と、ゼッフィレッリ曰く、"ミラノ.スカラ座と新国立劇場の「アイーダ」が一番のお気に入り"の"アイーダ"と組み合わせました。

 

勿論"ドン.カルロ"も豪華絢爛Zeffirelli演出の"アイーダ"も良かったのですが、終演後言葉を失うほどの感動を味わったのは、バレンボイム指揮の"ヴェルディ.レクイエム"でした。

 

2009年当時のバレンボイムは、2004年にムーティが音楽監督を辞任後、しばらく空席だったスカラ座の"maestro scaligero"(スカラ座のマエストロ"の称号を得て、後音楽監督に就任します。

 

バレンボイム自身、来日する前にミラノ.スカラ座で行われた"ヴェルディ.レクイエム"で、"自分の音楽とスカラ座のオーケストラが一つになっていった"と語るほど、得意かつ自信を持って携えてきた演目。

 

Youtubeで、"Verdi Messa da Requiem Barenboim"で検索されると、2012年ミラノ.スカラ座公演全曲が出てきます。

 

アニヤ.ハルテロス(S)

エレーナ.ガランチャ(Ms)

ヨナス.カウフマン(T)

ルネ.パーペ(Bs)

ダニエル.バレンボイム指揮   ミラノ.スカラ座管弦楽団.合唱団

 

ガランチャ、パーペ、カウフマンのソリスト陣は勿論、"世界一の合唱団"スカラ座合唱団が素晴らしいです。

 

Verdi自身の指揮で、ミラノ.サンマルコ教会でミラノ.スカラ座管弦楽団.合唱団で初演された"ヴェルディ.レクイエム"。

スカラ座管弦楽団と合唱団をイメージして作曲された名曲。

 

ご興味ございましたら、ご覧になられてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第9回イタリアオペラツアー、7/1[土]ヴェローナ野外劇場、"リゴレット"です。

 

この時のオペラツアーは、オペラの殿堂.ミラノ.スカラ座、世界一美しい歌劇場ヴェネツィア.フェニーチェ劇場と世界一の野外音楽祭.ヴェローナ野外劇場で鑑賞する内容でした。

 

25,000人を収容するヴェローナ野外劇場で選んだ演目は、ヴェルディ中期の傑作"リゴレット"の初日。

各演目を複数回にわたって上演するヴェローナ音楽祭。

初日には、有名歌手が出演することが多いです。

 

この時のcastは

マントヴァ公爵; ジャンルーカ.テッラノーヴァ

ジルダ:                   エレナ.モシュク

リゴレット:         アマルトゥヴシン.エンクバット

 

ジルダのモシュクは、ブルガリアの名花。

ヌッチとも共演多く、2013年ミラノ.スカラ座来日公演の"リゴレット"でも、ジルダ役で名唱を聴かせました、

テッラノーヴァは高音に強いテノール.リリコで、活躍続けるイタリア人。

 

2017年時点では、それほど名前が知られていなかったエンクバット。

1986年モンゴル生れのバリトン。

ナポリ.サンカルロ劇場で同役で成功していたので、期待はしていましたが、それを遥かに上回る歌唱でした。

 

Youtubeで、"Rigoletto Arena di Verona Enkhbat Mosuc"で検索されると

私達が鑑賞した7月1日公演のジルダとリゴレットの第1幕と、第2幕の二重唱が出てきます。

 

2つの二重唱共、ビロードの様に美しいレガートと豊かな声量、往年の名歌手バスティアニーニやワーレンを彷彿とさせる美声。

勿論モシュクの歌唱も素晴らしいのですが、それを上回る温かみあるノーブルな歌声に驚き、感動しました。

 

ヌッチがbis(アンコール)に応えることでも有名な第2幕のジルダとの二重唱では、"Bis!"の声が掛かり

満場の喝采に応え、Bis。

ソプラノは最後に最高音ハイEs(ミ♭)、バリトンも最高音As(ラ♭)を出すので、Bisだとそれぞれ2回歌うので至難ですが、

二人共楽々と延ばし切り、圧巻の名唱。

 

この公演の後、ミラノ.スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、パリ.オペラ座、コヴェントガーデン歌劇場等、

世界五大歌劇場を制覇し、名実ともにルーカ.サルシと共に現在のバリトンのトップをひた走るエンクバット。

2023年ローマ歌劇場来日公演"椿姫"でも、日本の聴衆を驚かせました。

 

そのエンクバット31歳の時の、まさにライジングスター出現時の公演。

ご興味がございましたら、ご覧になられてみて下さい。