ルール大好きなケンジのルール作成は続いた。
正直、制限されるものが増えて、私は面倒に感じていた。
ケンジはほとんど勉強に時間を費やしていたため
電話の時間も決められていた。
毎日決まった時間に、ケンジから電話がかかってくる。
その時間に家で電話に出なければゴチャゴチャ言われる。
友達と遊んでいたい時だってある・・・
電話をせずに、テレビを見ていたい時だってある・・・
二人が付き合っていくためのルールではなく
ケンジの都合によるルールとしか思えなくなってきた・・・
ある時、その不満をケンジに伝えると
「だったら、俺と別れればいい!」
その日は、そこから別れ話になった・・・
ルールに対する不満、自分の時間を作れない不満
今までにないくらいストレートな私の訴えに
ケンジは最後、
「わかった。ちゃんと考えるから。
俺の都合ばかり考えてたよな・・・。ごめん。
これからは、お互いの時間大切にしながら付き合っていこう」
その数日後、ケンジからメールが・・・
「俺たち、まだ付き合うの早いと思うんだ。
なんか現実的じゃないもんな・・・。」
さっぱり意味がわからない。
今思えば、プライドの高いケンジ。
自分から別れを切り出したかったのか・・・
私たちは、その日から連絡をとることもなく・・・
彼は無事、検事になれたのだろうか。。。