ルール大好きなケンジのルール作成は続いた。

正直、制限されるものが増えて、私は面倒に感じていた。


ケンジはほとんど勉強に時間を費やしていたため

電話の時間も決められていた。

毎日決まった時間に、ケンジから電話がかかってくる。

その時間に家で電話に出なければゴチャゴチャ言われる。


友達と遊んでいたい時だってある・・・

電話をせずに、テレビを見ていたい時だってある・・・


二人が付き合っていくためのルールではなく

ケンジの都合によるルールとしか思えなくなってきた・・・


ある時、その不満をケンジに伝えると

「だったら、俺と別れればいい!」


その日は、そこから別れ話になった・・・

ルールに対する不満、自分の時間を作れない不満

今までにないくらいストレートな私の訴えに

ケンジは最後、

「わかった。ちゃんと考えるから。

俺の都合ばかり考えてたよな・・・。ごめん。

これからは、お互いの時間大切にしながら付き合っていこう」



その数日後、ケンジからメールが・・・


「俺たち、まだ付き合うの早いと思うんだ。

なんか現実的じゃないもんな・・・。」


さっぱり意味がわからない。



今思えば、プライドの高いケンジ。

自分から別れを切り出したかったのか・・・

私たちは、その日から連絡をとることもなく・・・

彼は無事、検事になれたのだろうか。。。

学生時代に付き合っていた、同い年のナル(・・・隠れナルシストだったので)

ナルは好青年。きっと、親に紹介すれば喜ぶタイプの人。

友達思い、家族思い・・・

自分の夢についても真面目に語る人で・・・


共通の友人をきっかけにナルとは友達になった。

その頃、ナルは彼女と別れたばかり・・・

夜中、電話で恋愛について語ったり

時には飲みに行ったり、カラオケに行ったり・・・


カラオケに行くと必ずナルが歌う曲があった

それは別れた彼女との思い出の曲らしく・・・


ある時、またいつもの通りその「思い出の曲」をナルは歌い始めた

ただ、突然・・・


「あ~、なんかもうこの歌いいやっ!」


そう言って、演奏を止めてしまった。。。


なんだ・・・?????


その寒い冬の帰り道、ナルは妙に優しかった。


手袋もせず、寒くて手をこすっていた私を見て

ナルは自分が身に着けていたマフラーを外し

私の両手にマフラーをグルグルと巻きつけた・・・


「これで寒くない??」




この日の夜、お互い家に着いた頃にナルからメールで告白され

ナルと私は付き合うことになった。。。








今までの恋愛の中には、長続きしない恋愛も数多く・・・

まるで打上花火みたいに・・・

始まりも終わりも突然でした・・・


学生時代に付き合った彼:ケンジ(仮・・・検事目指してたのであせる

私よりも2歳年上のケンジは、頭も良く、オシャレで、

大学卒業後、司法試験目指して予備校(?)に通っていた。


ケンジとの出会いは飲み会・・・いわゆる合コン

どちらかと言えば無口なケンジだけど、その飲み会では

いろいろ話しかけてくれた


その後二人で会うようにもなり、第一印象もお互い悪くなかったので

すぐに付き合うことになった。


ケンジは、いろいろルールを決めるのが好きな人だった。

例えば・・・


1.「二人のお財布」を作って、月初にお互い決まった額をそこに入れる

  食事した時とかは、そのお財布からお金を出す


2.デートの日はお互いの服装を事前に連絡し合い、

  二人の服装をきちんと合わせる


などなど・・・細かいところも全てきちんとルールを決めていました。


初めのうちは楽しくやってたんです。。。

でも、それも長くは続かず・・・