月日は流れ・・・


私は彼氏と幸せな日々を過ごしていた。

ナルはと言うと・・・なんと、ナルにも彼女ができた!


「彼氏の話はいらないよ~」

と言っていたナルも、チョコチョコ彼女ネタをメールで報告してくれた。



それから2ヶ月・・・


ナルから突然の電話・・・


「彼女と別れたよ。」


ん~・・・残念。どうやら、お互いに忙しくなり

すれ違いが続いた結果だと言う。


「結構ワガママな彼女だったからさ・・・」


そうなんだ。。。


「俺が教師になったらさ、公務員は安定してるし

その時に『もったいなかった~』って思わせてやるんだっ!」


・・・。


この頃からだろうか・・・ナルを「子供」と感じるようになったのは。

この頃、私は社会人。ナルは院に進み、未だ学生だった。

自分が社会に出て、純粋な気持ちがただ消えてしまっただけだろうか・・・

ナルの言う事がすごく子供に聞こえてしまう。。。



またある時には・・・


「今、すごくいい感じの子がいるんだ!好きな人がいるからって断られてきたけど

最近、傾いてきてるかな~って。今度、ウチで一緒に料理するんだ~」


そっかそっか。ナルも、また恋愛モードになったんだね♪


数日後・・・


「聞いてよ。前に話した子、ずっと好きだった人と再会して

やっぱりその人がいいって言って・・・結局ウチで料理の約束も

白紙になってさ・・・。なんなんだよ・・・。

金返せって感じだよ!」


「え?お金貸したの?」


「そうじゃないよ。ただ、一緒に食事に行った時は俺が払ったし

電話だって俺からいっぱいしてたし」


・・・。


できれば聞きたくなかった。。。


彼女が好きで、いいとこ見せたくて食事代払ったんでしょ?

彼女が好きで、声が聞きたくて電話したんでしょ?


はぁ~~~っ・・・。


だったら「時間返せ!」くらい言ってほしかった・・・。


なんだか私が情けなさを感じます。。。

ナルと別れて、数日間はショックで大学も行きたくないくらいで・・・

でも、結構立ち直りは早い方で・・・すぐに普通の生活に戻っていた。


そんなある深夜、連絡をしてきたのはナルだった。。。

友達に戻ろうという約束通り、ナルはその第一歩を先に踏み出してくれたのだろう。


「久しぶり・・・元気?」


「うん。元気だよ~。ナルは?」


極めて明るく、なるべく普通に応えた。友達に戻れるように・・・。

近況報告、そんな他愛ない話をして、和んできた時


「俺さ・・・何度もお前の家に足が向いちゃったんだ・・・」


この時のあたしは、多少ナルへの気持ちが残っていたから

そんなナルの言葉も、どこか嬉しく受け取っていた。。。この頃はまだ・・・。



そんな感じで、少しずつ友達に変わろうとしていた。

会うことはなかったけど、時々電話でいろんな事を話し合うようになっていた。

その頃のナルの口癖と言えば・・・


「女って、新しい男ができると、男とケンカした時くらいしか連絡しなくなるよな~

幸せな時なんて何一つ連絡してこないよな~」



そんな友達関係を続けている中で、あたしにも彼氏ができた!


ナルが言うとおり、悩んだり落ち込んだりしたときはナルに相談してた。

でも、ナルの口癖通りにならないよう、幸せな報告もしてた。

もちろんナルの相談にものってた。


そんなあたしに対してナルが言った言葉


「あのさ~。。。そういう彼氏の報告いらないから。どうでもいいよ」


・・・ふ~ん。


彼とは別々の会社で働くことになった・・・


「またいつか、一緒に働きたいね~」

なんて事を言いながら・・・。


退職する時に、あたしがずっと彼に言ってたこと・・・


「会社が変われば、あたし達の関係だって変わるよね・・・」


彼は力いっぱい否定してくれた。。。


でも・・・


やっぱり同じ会社の時のようにはいかない。

毎日会ってたのに、会社が違えば会うのは月に1度・・・

電話だって、好きな時にできるわけじゃない・・・

21時を過ぎたら、メールさえできない・・・


そのうち、あたしがメールをしなければ連絡が来なくなった


だから言ったじゃん・・・

同じ会社だから成り立ってた関係・・・

同じ会社だから、あたしに付き合ってくれてただけ・・・



自分から離れよう・・・



『やっぱり・・・こういうのは向いてないね。。。

このままだと、もっとワガママになって・・・結局困らせるだけだから


もう・・・連絡はしない・・・』