哲学の森 | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

‘生きる’という事は、考えようによっちゃあ空しいもんだ。

結局最期は、みんな死ぬなり滅びるなりして、なくなってしまうんだもの…。

人類の、「自分は一体何の為に生まれてきたのか」という問いに対する答えは、きっと永久に見つからない。

でも、人間は生きるのだ。

はっきりした理由も分からず、行く先に霞みのかかった‘人生’という道を、ただひたすらに歩き続けるのだ。

…妙なもんだな。


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