「何を考えているのか分からない。」
などと言われることがありました。
「互いの考えが、透けて見えるような世界に住めるか!」
と、いつも思っていました。
こんにちはBJです。
経済的な制裁。
発動された当初は、「なんて、ぬるいやり方だ。」と、憤っておりましたが、結構、効果が出ているのに驚きました。
ロシアの話です。
経済制裁は、時間がかかって犠牲者が増える。
と、思い込んでいました。
私は、西側が本気で軍事介入すれば、全面戦争になる可能性も否定できず、しょうがないから経済制裁なんだろうと。
どうも違うようです。
当然、時間は必要ですが、それほど長期間にならないようですね。
現代的な「兵糧攻め」のようです。
なるほど、国家間の取引がイデオロギーに関係なく濃密に行われている現状を見れば効果的ではあると思います。
一国家の内で経済を閉じることは困難ですもんね。
グローバル経済ってのは、こういう使い方も出来るんだと感心しています。
ただ、なるべく短期間で戦闘を終結させてほしい私としては、この方法でも時間との戦いがあって、やはり戦死者の数が増えることに苦しさを感じています。
やはり、戦争はなくした方がいい。
時間と物資と労力の消費だけしか残りませんから。
人命も消費と言うのでしょうか、少なくとも戦争を始めた方は、敵味方の死傷者の数を読み込んでいたと思います。
この死傷者も「数」でしかなく、戦いの予想を構成する要素でしかないのでしょうか。
怖いことです。
ところで、物資の消費と書いたときに思ったのですが、勢いづいた産業があります。
はい、兵器産業です。
需要が無いところに供給の事業は成り立ちません。
内戦やテロ。
武器は、いつも必要とされます。
まぁ、人類史上戦いの無い時期って無かったようにも思えるのですが。
国家間の戦争ともなれば、新兵器のオンパレード。
なんか、「あの辺に居る。」と思って打つと当たる対戦車ミサイルとか。
ヘリや戦闘機を地上から狙える地対空ミサイルとか。
それも、携帯できる兵器だそうで・・・・
かと思えば、マッハ10の迎撃不可のミサイルとか。
映画の空想兵器ならまだしも、本当にあるのです。
軍需産業は活況を呈しています。
武器産業の活況、良いことではありませんが、働いている人達の給料は上がるかもです。
それは、良いこと?
雇用が生まれる、それも良い事?
物事は、多方面から見る必要があるってことですよ。
当然ですが、今回の経済制裁、中国を見据えていますでしょ。
中国自体も多岐にわたる分析をしているでしょう。
台湾問題を抱えていますから。
ミャンマーの軍立政権も見ています。
おそらくそれを意識して、今回は行き過ぎるぐらいの経済制裁を科すと思います。
それに対してロシアは黙っているでしょうか。
戦争が長引けば、軍部の独断も出てくる可能性もあります、プーチンさん全部掌握するのは無理と思えるのですけど、周りにイエスマンしかいなければプーチンさん自身の判断誤りが出る可能性もあります。
怖い話です。
実際の戦闘を「経済制裁」でとめる。
これは、新たな戦いの終結方法。
なるべく短期間で効果が出てきてもらいたい。
成功すれば、戦いの歴史が変わるかもです。
それなのに・・・・
バイデンさんは、この戦いが簡単に終わらないと言う。
まさか、ウクライナ戦の事ではないよね。
イデオロギーの戦いだよね。
そうでなければ、バカの演説になる。
ウクライナ戦は、すぐにでも止める必要がある。
それに・・・・
ゼレンスキーさんを英雄として担ぎ上げ過ぎています。
本人も自分の戦略と行動力に自信を付けています。
ウクライナの旗印になる。
これは必要な事ですけど・・・
英雄は悲劇的な最期を遂げて「真の英雄」になります。
それは避けて欲しいのです。
今後、数年間にわたりプーチンさんと対峙してもらいたい。
老練な政治家になってほしい。
ここで華々しく散って「英雄」とされるより、生き延びて戦後の交渉を淡々と進める「タフな政治家」でいて欲しいと思っています。
ではまた。
ウグイスとメジロ、鳥の話ですけど混同してました。
あぁ、なんて馬鹿なんだ、知識を得るのには際限がない。
その際限のなさに恐れおののいています。