アマルガム・ブレッツ -10ページ目

電算室のある時代。(1207)

"Sightseeing?"
"No. Combat."
(「機動警察パトレイバー the Movie 」より)

A long time ago in a galaxy far, far away...永二です。

近くのTSUTAYAに行ったら、ちょうど目に留まったので借りてきました。「機動警察パトレイバー the Movie 」。
この作品はOVAからメディア展開をした珍しい作品です。

この作品、めちゃくちゃ古いのです。1989年公開なのでおよそ25年前。
主役で古川登志夫と冨永みーな、脇役で榊原良子や井上瑤、郷里大輔なんていう、もはや故人となってしまった方々も含まれるほど、今では超ベテランな人々です。
もちろん、作画もほぼセル。一部デジタルっぽいところもありますが、セル画特有の技法などがよく使われています。中景だけが固定されて背景と人物が動くとか。

この作品、古いということで侮るなかれ。
綿密なロケハン、パソコンが普及していない時代(NEC(当時は日本電気)がPC-8801とか作っていた時代)で「コンピュータ・ウイルス」を題材に取り上げる、ロボットの意匠が建設機械を意識している、など、見どころがたくさんあります。ロマンがたくさん詰まっています。

作品は重厚。そして「攻殻機動隊」につながる押井監督らしさがこの作品でも発揮されています。

ロボットものとしてみるのもよし、押井作品としてみるのもよし、刑事ものとしてみるのもよし。なんなら、青春映画としてみるのもOKです。
「パトレイバー」のことをよく知らなくても、この作品は娯楽作品として誰でも楽しめるでしょう。



この映画見たら、ヒロインの名前から学科の友人は名づけられたんだな、と判明。
完全に一致しているぜ。そいつは男だけれどね。



それでは、また

背負うものの大きさが、やる気の大きさ(1105)

明瞭で論理的な日本語をしゃべること、これが難しい。

A long time ago in a galaxy far, far away ...永二です。

今日は大阪大学未来戦略機構が立ち上げた「超域イノベーション博士課程プログラム」のプレスの一環である、「大阪大学未来戦略シンポジウム」に足を運びました。
大阪ビジネスパークまで行きました。初めて来ました。
京橋駅の近くなのですが、ビジネス街って感じでマクドナルドやコンビニがおしゃれにガラス張りだったりします。

こういうことを、大阪大学はもっと主婦と会社員の前でやるべきですね。
大学に入れたはいいけれど、大学で何をやっているか分からない。
大学に入れるつもりだけれど、何のために学費を入れるのか不安だ。
我々が払っている税金はどのように使われているのか。
もっと市井の人々にアピールして、大学がより多くの支持を受けた方が、お互いによりプラス方向へ働くと思います。


内容の方を。

第一部。
基調講演。
2名+1教員の方々の講演でした。
1人目のプレゼンが鮮やかでした。
この方は文部科学省の室長なのですが、プレゼンの鉄則を守っていました。
「書いてあることは言わない」
「スライドは多く、速く回す」
「読んでほしい部分は赤く、目立つように」
「文章は短く」
など。参考になりました。あのようなプレゼンが出来るようになるべきですね。分かりやすさはともかく、人を引き付けるプレゼンとなるはずです。
2人目は企業人でした。どうして企業の人間は説明をしたがるのでしょう。説明をすると長くなり、テンポが悪くなります。
ここは改善点と言えますね。しかし、図の作り方は参考になります。比較する部分とか。時間の経過を表す図とか。
3人目は大阪大学の教授でしたが、スライドが華やか。凄く動きます。アニメーションが絶妙。そして、デザインが秀逸。とても印象的なスライドでした。あれは発表慣れしていますね。あそこまで話していると、流暢に、タイミングよく話せるのですね。どれほど努力したのだろうか。


第二部。
パネルディスカッション。
各人が面白い。もっとお話を聞きたかったのですが、時間がもうないので。
特に「境界を超える」という話は、人それぞれながら、「信念」がなすものなのだな、と思いました。
誰もイヤイヤやっているわけじゃないってところがキーですね。
そして背負っているものが大きいのも特徴。皆様、タフです。
超域生が質問を繰り広げていました。質問をあらかじめ用意していたかもしれませんが、かなり鋭い着眼点でした。私も「より答えやすい、そして話が続く質問」についてもっと考えるべきだな、と感じました。


実はレセプションがあったのですが、練習があるため帰宅。
美味しそうな料理、面白そうな人々。名刺を持ってくるべきでしたね。



このような広報活動を、もっと大阪大学はするべきですね。
テレビのニュースで取り上げられる程度の受け身な姿勢で終わらず、自ら活動実態をプッシュしていく方向が望まれるのだと思います。
「こんなにも面白いことやっているんだぜ!」っていうアピールは、奥ゆかしさを美徳とする日本人は慣れていないので苦手としています。しかし、これからは付加価値をアピールする時代です。そのためにガンガン宣伝する必要があるのでは、と思います。



うーん、こういう文化的な試みに参加するのも、いいですね。
ワークショップなどが自らの手でできるようになりたいですね。



それでは、また

想い出は万華鏡の中に(1125)

想い出にするなら、いいのを選ばないと!

In this world, the man must be eiter anbil or hummer.永二です。

ある男の話をしよう。
…という書き出しを考えて、何度も挫折しているのでやめておきます。成功したためしがないので。

今日は、呑み会だったのです。追いコンなるものです。なに、追いコンもしらんのか?まったく、最近の若いもんは…

私のパート、Trp.は、いろいろ人間関係がこじれています。
おそらくパートリーダーがひねくれているからです。今も、前も。
おっかしいなぁ。前の前とか、その前とかはもっと素直な人々だった気がするんだが…まあいい。


前のパートリーダー、つまり同期なのですが、こいつが面倒な奴です。
結構神経質で見てくれにこだわるちょびっと気障な野郎なんですが。おまけにさびしがり屋です。はぁ。こういうのが年上のお姉さま方に受けがいいらしい。は…

今のパートリーダー、散々騒いでいたので今頃はお酒に潰れているはずですが。こいつもまぁ、結構繊細です。いろいろ気にかけてしまうタイプなのでしょうか。あと言っていることと行動はあまりかみ合わないです。悪い意味ではありません。

しかし、二人ともタフです。正確には、今の方は強くなったと言えます。いろいろあったんだろうなぁと察します。
より積極的に結果が求められるパートですし、指揮者からのプレッシャーは正直ウザったいし、ホルンのピッチが悪いのに何でTrp.が…って思う、本当にトラブルと不満の多いパートですから。
でもよくまとめ上げていたな、と思います。今思えば。



さて、前置きは置いて。

1軒目。「武蔵」。
すみません。遅刻しました。なぜか?科学では理由が重要です。その次は結果。
それは集合時間を1時間間違えていたからです。30分もロスとしてしまいました。
入ってきて全然話さなかったのは、話せなかったからです。今日、全然人と会っていなかったので、調子が出なくて。1回生の方々、申し訳ない。不愛想で。

2軒目。「陽の鶏」。
…荒れていましたね。呑ませすぎたかも。ま、あれが、パートリーダらです。皆さん酔っていましたね。
面白い話も出来たので、ほくほくしています。



歳を取るっていうことは、背負うものが多くなるってことです。
その重みに耐えることが、成長に必要です。もちろん、その人に合った荷物がありますから、そこは周りの人がアドバイスをするべきです。
私が1回生のとき、3回生の気持ちが分かりませんでした。
今、私は4回生ですが、自分が3回生だった頃の気持ちが分かりません。なので、現3回生の気持ちは想像できますが、共有は出来ません。それは彼らの気持ちですから、彼らにしか共有できないんだと思います。



私も、研究と今ある音楽に力を尽くしたいと思います。
それが今の私に必要なことです。現はいつも追いかける人に冷たい。



それでは、また

How golden art is ! (1124)

人間はゴリラのDNAの方がチンパンジーより近いらしい。

In this world, the man must be either anbil or hummer.永二です。

今日は、プレコンでした。

プレコンを知らない方へ。
プレコン(pre-con)とはプレ・コンサートの略である。

以上。


というわけで、朝から川西市文化会館へ行きました。
能勢電鉄を使うとちょっとばかり交通費が張るので、川西能勢口から徒歩で。
でも20分ぐらいなのでそこまで大変ではありません。現役生の皆様、おススメ。



こんな朝早く、といっても10時過ぎですが、こんな時間に来るような人は、Ob.のもう一人ぐらいでしたね。彼も熱心だ…

その後、ちょっとずつ人が増え、午後の開始には10人以上集まっていました。
そして私の前任の指揮者さんも。わざわざお疲れ様です。ちょっと感動。



感想を手短に。私が言わなくてもいいことを書くんだろうな…


全体を通して。
トゥッティが汚い。もっと力を抜いて、自分が主役ではなく素直な気持ちで「響かせること」を意識。「みんなは一人のために、一人はみんなのために」
ハーモニーは安定感(美しさは今一つ)が出てきた。
響きが足りない。もっと高めの倍音が欲しいですね。
テンポが全体的に早いかもしれないですね。落ち着きが欲しいところ。
奏者がエキサイトするのではなく、聴衆をエキサイトさせないと。


一部。
全体的にあっさり目。もう少しドラマを見せるとグッド。色の変化はもっと劇的に欲しいなぁ。
またテンポの設定に説得力が欠ける。何だか不自然な印象。「コレジャナイ」感。私の先入観が強いのかも。
拍子の変化にはよくついてきていると思います。

二部。
長いね……(苦笑)
もっと歌ってほしいのと、雰囲気が足りない。もっと異国情緒漂う、西ゴート王国があったりイスラム教徒に支配されたりした時代も複雑で、磯の香りが旅行者の心を擽るような演奏。なんだかまだ譜面を正確に吹こうとしている段階な印象。もっとワクワクさせてほしい。
また、楽器の中音部のなりが悪い。やっぱり力んでいるんだろうなぁ。

三部。
soloがイマイチ。強弱をもっとつけないと伝わらない。フレーズを大事に。どうしてもアーティキレーションの問題で片付いてしまっている。
pが締まらない…もっと息の詰まる、緊迫感を所望します。音を散らすのではなく、音を存在させてしまう。生まれたてのシマウマの赤ちゃんが立とうとしているぐらいの張りつめた、息を飲む感じ。集中力が足りない。
強奏ももっと響くなぁ。音程の感覚が曖昧なのかもしれない。



Trp.に関して言えば、やはり音程が揃っていないのがもったいないなぁ、と。
忙しいときも欠かさず全員で音階練習をするべき。5人ぐらいずつ小分けして。ついでに一緒にクレッシェンド・デクレッシェンドを付け加えられるとなお良し。
そうするとトゥッティがより響くと思います。
音程と強弱。これが出てくると、よりもっと人を引き込める演奏ができるんじゃないかと思います。
ついでに、ベルの角度が気になりました。Trp.は必ず正面へ向けて吹きましょう。指揮者側を向いてはいけません。そうしないと各パートが均等に鳴らないので。



…散々ぼやいたけれど、こんなものかな。
ここが正念場なのです。ここから始めても遅くはないが、ここで始めないと改善はされない。キツイだろうね。だが私には無意味だ。
求めるならばどこまでも。
指揮者は今どう纏めようか迷っていると思います。パートは、パートとして何を要求されているか、何を要求されるだろうか、攻めの姿勢を崩してはいけないのです。


「虎だ…お前は虎になるのだ…」


ぼろぼろの自分を見て、人は初めて充実感を見つけるのだと信じています。
それは少ない、本当に少ない人しか手にすることのできない、心の一瞬の安息です。
願わくば、自分の手でつかむことを。



それでは、また

なおんどわず(1118)

舞台裏は、戦争だ。

In this world, the man must be either ambil or hummer.永二です。

昔の話。

今年の出身高校の定期演奏の休み時間。

顧問「この日空いてる?」
私「(そんな先の予定、分かるはず…)はい、空けておきます」


で、今日。
今日が、この日なんですね。


あんな半年も先のことを決めたのに、よくお互い合わせられるとは。
私は覚えていましたが、顧問が覚えていてくれたかどうか、は謎です。
ま、逢えたからいいじゃないですか。


19:00。
ホテルグランヴィアのロビーで待ち合わせ。手には関西のお土産詰め合わせパック。顧問の好きなあんこは入ってはいないが、日持ちするお菓子。
顧問から「ごめんねー、今終わったところなの」という連絡があり、独りロビーに待ちぼうけ。
こんな高そうなホテルに来たことはないので、いるだけでドキドキです。USJ戻りの子供の客を見ると、「どうせこのホテルの凄さは分からないだろうが、ブルジョワめ!」とひがんじゃいます。
人間が、決して小さいわけではございません。


顧問も到着し、ホテルの外へディナーへ。
顧問が言うには、「おいしいイタリアンがある」とのことです。
私「で、どこなんですか?」
顧問「いやぁ、名前訊くの忘れちゃって」
私「…え」
顧問「ええとね、そう、サウナが」
私「…サウナ、サウナですか?」
顧問「入るんじゃないよ」

で、大阪駅周辺をさまようこと数十分。
結構さびしい雑居ビルが連立するところに、ポンと一軒だけバー風味のレストランが。イタリアンだからバール、というのかもしれません。

確かに、その目の前には大きな銭湯が。サウナもあるそうです。ネオンにそう書いてありました。



中に入ると、けっこう人が入っていました。おそらく、団体客が宴会をしているのでしょう。
少し待ってから窓際の席に着席。

まずは前菜とワイン。
うわぁ、見ても分からないので、一番上のものを。
フランスの有名なのぐらいしか分からないから、どう選んでいいか分からない。

顧問もガンガン頼みます。
生ハムがお好きだそうです。あとレーズン。酸っぱいのは苦手だとか。

前菜、というかもうおつまみのレベルで、様々な料理が運ばれてきます。
マリネ、サラダ、ラザーニャ。
ピッツァも頼みました。ミートパテも粒マスタードを添えて美味しくいただきました。

そして食事の締めはブリュレ。
至高のおいしさ。まるで天に昇るかのような甘さときめ細やかな口どけ。
是非作ってみたいですね。



食べながらいろいろ話していただきました。
顧問の先生の現在とか。(今度は大学の部へ殴り込み?など)
昔のコンクールの話とか。(私のことはいつの曲か忘れていましたが…)
部活の人の話とか。

そうそう、わが母校の吹奏楽部がやった曲をやりたい方、朗報です。
実は出版されています。顧問の名前の編曲で。
さがしてみてね。


最も熱い話は去年のコンクールの話ですね。私は聴きに行きました。
あの曲は、他の高校とは一味違いました。
震災の影響により碌に練習もできないまま、普門館へ来た生徒たち。
私の顧問は、「せっかく演奏できるのだkら、演奏に気持ちを込めなさい」と言ったそうです。
結果は銀賞ながらも、あの鬼気迫る演奏は空前絶後、伝説の演奏間違いなしです。

まだまだあるのですが、私の稚拙な文章ではすべてを伝えることができません。
新書一冊ぐらいになりそうなぐらい、面白いエピソードがあるのです。万が一発売されたら、みなさんよろしくお願いいたします(笑)



ホテルまで顧問を送り、帰宅。
ホテルまで戻るのには15分程度で戻れました。そりゃあ、もう分かりますからね。



いい食事でした。こういう恩は、他人に同じようなことをしてあげることで返せるのでしょう。
私もああいう信念のある人になりたいと思います。



それでは、また