アマルガム・ブレッツ
大学生活只今進行中!コメントが筆者のエネルギー源です!どしどしコメントしてね!
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

夏の反省 高校編(0903)

今年の夏は暑かった。

コンクールの反省をしたいと思う。
今年のコンクールは、高校の部にも、一般の部にも出演することができた。
今回は高校の部に出演した反省をしよう。書き留めなければ忘れるだろうし、書き留めている最中にも考えていることはどんどん記憶の網から抜けていくだろう。

さて、今回高校の部に出るつもりは全くなかった。
博士にジョブチェンジしたから、研究が忙しくなるのは目に見えていた。私だってもう少し研究に力を入れたかった。
また、他の2つの演奏団体の練習に専念したいと考えていた上、他の高校から練習を見てほしいというヘルプが来ていた。
だから、多忙のため最初から断るつもりだったのだ。

そして断った。
断りつつ、遠回しに人を紹介したのだ。私より経験は浅いが、音楽に対する情熱と才能があるやつ。
しかし、高校側から再びオファーが来た。何でもそいつに断られたのだとか。
私は悩んだ。ここでオファーを受けるべきか、受けないべきか。
私の当初の予定としては、定期的に指揮者をフォローするぐらいの浅い関わりを考えていたが、そうも言っていられないのが現状だった。
部員の数は10人より少し多いぐらい。そこから学生指揮者を出すだけの体力もないし、なにより指揮者ができるだけの人望を兼ねそろえた部員はいなかったと思う。
なにより、今までの縁があるわけだから、指揮者の件を引き受けた。

今思うと、これは…よい選択だったのかどうか悩んでいる。
確かに、私にとっては良い経験を得られたと思う。
だが、そこはきっぱりと断った方が彼らにとってよかったかもしれない。顧問が指導をしていない現状を鑑みると、学生指揮者を育てないと彼らが自主的に部活を運営できないことは明白だ。依頼に対して、先達としてはっきりと「NO」を突き付け、高校生たちに解決法を考えさせるという方向へ持っていった方が長期的にはより効果があったのかもしれない。
今回、アマチュアながら音楽に携わる人間として依頼を受けたが、人を育てることを考えたら依頼を断るべきだった…のかもしれない。


こんな話がもう少し続く。

今年の目標は「早寝早起き朝ごはん」(0101)

どうも、永二です。

新年が明けました。
今年もよろしくお願いします。昨年はまさかあそこまで投稿数が下がるとは…
今年はそこそこ維持できればと思います。下がったら?笑ってごまかすさぁ!

今日は初詣に行ってきました。近くの春日神社です。

春日神社は全国で1000ぐらいある、日本でもかなり数の多い方に入る神社です。
元は春日大社(奈良)から勧請(カンジョウ)したものです。
春日大社は武甕槌命(タケミカヅチ、雷神・剣の神)、経津主命(フツヌシノカミ、謎が多い神)、天児屋根命(アメノコヤネノミコト、岩戸隠れで祝詞を唱えた神)、比売神(ヒメガミ、神社により異なるが春日大社は天美津玉照比売命(アメノミツタマテルヒメノミコト)を指す)を祀る、藤原系の神社らしいです。(wikipediaより)
知らないことがたくさんありますね…

昼間に行ったのに、40分近く並んでなんとかお参りできました。列の長さは100mぐらいだったかと思います。
参拝の順序に戸惑う時期頃ですが、このwebページ(http://www.ffortune.net/calen/newyear/sanpai.htm)曰く、
1. 軽い礼
2. 賽銭を入れ、鈴を鳴らす
3. 2礼->2拍手->1礼
4. 軽い礼
とのこと。
「2礼2拍手1礼」に関して、詳しくはこのwebページ(http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20070308)を参照するとよいかもしれません。
新年早々、雑学が増えます。
ところで我が家の氏神はあるのだろうか?確か宗教は日蓮なので、氏神は関係ないかもしれないが…

おみくじを引いたら、末吉でした。
ちなみに吉の順序は、大吉―吉―中吉―小吉―末吉―凶の順です。(神社本庁より)
最後から2番目ですが、後半によくなってくるそうなので努力を怠らずに過ごしたいと思います。



こんな調子で続けて行きたいと思います。
目下は知り合いが福島県会津地方へ旅行しているため、名産品などの質問に答得ているところです。
ネギ味噌、おススメです。



それでは、また

年末の私へ(1230)

どうも、永二です。

色々書きたいことが溜まっていますが、少しずつ消化したいと思います。
人間は一生のうちに紡げる文字量が決まっていて、さらに1日に書ける文量も決まっているんじゃないかと思います。

書きたいことを列挙しておきます。
- スイス出張の続き
- 雑多な感想
-- 映画:「6歳のボクが大人になるまで」、「オオカミはウソをつく」
-- 小説:「きんいろカルテット」
- 来年の目標
- 吹奏楽のこと

しかし、今年も終わってしまいますね。早いものです。
今年はそこまで大きな出来事があったわけではありません。これからへ繋がるであろう様々な伏線を張ったといえる状態であることを感じます。
ここから少なくとも3年は楽ではない過酷な道を歩くことになるでしょう。
でもね、これも私が選んだ道ですから。
どう進むかは、私も楽しみです。分からないことだらけなので手探り状態でしょうが、それもきっと悪くないはず。



それでは、また

ローザンヌ七転八倒 #3(1023)

どうも、永二です。

ロザン3日目、カンファレンス2日目となりました。

朝は4℃ぐらいしかないのがロザンです。でも冬の日本より十分暖かく感じるのはなぜでしょうか。日当たりがいいからかもしれません。

地下鉄に乗り遅れ、満員電車を逃してひとつ遅い便に乗り、カンファレンス会場へ。
説明し忘れていましたが、カンファレンス会場は大学内にあるものすごく大きな展示場の地下1階(こちらでは-1階と表現。地上は0階)を半分だけ貸し切って開催されています。
半分だから小さな催し物なのでは?と思われるかもしれませんが、大抵の研究会は会議室を数室貸し切って行われる程度ですし、食事付きでさらにホテルの工面までしてもらえるので、小さいわけではなくコンパクトに収まっているといえます。
大学内にこんなに大きな展示場があるということだけで驚きです。阪急梅田駅のホームぐらいの広さがあります。

昨日と同じように午前中は会議を聞き、お昼(今回はリゾットでした)を食べました。
そして午後の最初のセッションが終わった後、私の研究室の教授が古くから知っているEPFLの教授の研究室を見学へ向かいました。
私の教授がよく知り合いだと思うぐらい、ものすごい教授です。今回のカンファレンスのスポンサーの1つであるプロジェクトのディレクター(正しい言い方なのかは分かりませんが)で、その教授が所属する研究室(LSIという名前。洒落ています)は年間に一見では数えられないほどの論文を輩出しています。
…というのは後で調べてみて分かったことなのですが、そのすごさは相手方の研究室の研究のプレゼンテーションを聞くことで感じました。圧倒されたを通り越して感動しました。いや、本当に完璧の上をいくようなプレゼンテーションでした。緻密な、非の打ち所のないものでした。
私が研究者として3年間研究する上で、こういう人間たちと今後競い合うことが必要です。今の段階で大きな隔たりを感じました。日本のトップレベルが世界のトップレベルといえない現状(iPS細胞など例外もありますが)、私は遥か彼方の彼らのような研究者の後塵を拝するわけにはいきません。彼らと競い合えることに感謝します。世界は広いが狭い。

プレゼンテーションに圧倒された後、会場に戻っていくつかのセッションを聞き、バンケット会場へ。
バンケットの会場はレマン湖の近くにある、とても古いホテルBeau-Rivage Palace(5つ星!)で行われました。
ホテルに入るとナイトドレスに身を包んだ女性による案内を受けながら2階へ。調度品の格調高さにキョロキョロしながら進むと、もうバンケットは始まっていたようで、参加者の皆さんはもうウェルカムドリンクを呑みながら話していました。噂には聞いていましたが、やはり欧米の方々は何か飲みながら話すのが文化のようです。
西洋かぶれというわけではないですが、コミュニケーションをとるという点ではどんどん加わって行くべきなんですね。この雰囲気を見ていると、どうも日本人の参加者に違和感を覚えます。これも噂で聞いていたのですが、日本人は海外に行っても日本人同士で固まりあうということはあながち間違っていません。実際に体験しました。でもここで日本人同士話し合う必要性が全く無いわけです。もちろん、同じ故郷のよしみというものがありますから助け合うというのは幾分かはあって良いかもしれませんが、せっかく各分野の研究の第一人者が来ているのでむしろ交友関係を広めた方が良いのではないか。


ウェルカムドリンクの後、別の部屋に案内されて初めて料理が並び始めます。
私は少し体調を崩していたようで、胃腸の調子が良くなく食べるのが少し手間取った上に赤ワインが呑めなかったが残念でしたが、弦楽四重奏を肴にワインが呑めるなんてまずないですし、料理も非常においしかったです。
このバンケットで、左隣に座ったインド出身のPrathameshさんともう1つ隣に座っていた中国出身、カナダ在住のJie Chenさんと話し込み仲良くなりました。とくにChenさん、ものすごく日本に詳しいのです。安倍首相の景気政策に対して聞いてきたり、日清・日中戦争の話をしたり、日本の食事はやっぱり高いという話をしたり、他にもいろいろ話しました。
一番面白かった話題は日本の大学と社会人の文化・教育ですね。"Brain Washed"がキーワードでした。


盛大に呑み食べし、今回のBest Paper Awardを祝福し(私も取ってみたい!)、第2部が始まりそうというところでホテルへ戻りました。すでに22時を回りそうだったのでさすがに自制しました。



学会もあと1日です。少しずつ私の緊張も解けてきた気がします。ただしそのせいで体調が少し下がり気味ですが…多分持つでしょう。



それでは、また

ローザンヌ七転八倒 #2(1022)

どうも、永二です。

スイス2日目、カンファレンスが始まります。


ホテルを7時に出発し、会場を目指します。
どうやらメトロでいけるようなのですが、近くにあるはずなのに駅が分からない…ちょうど通りかかった女性に尋ねると、「私もちょうど行くところなのよ」ということで案内してもらえました。
スイスのメトロは無人で、常に5-7分おきに運行しています。2両ないしは3両で構成されており、会場であるEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)へ1度乗り継げばたどり着きます。だいたいホテルから25分といったところでしょうか。

会場に到着して、レジストレーションを行うときにトラブルが起きまして、名札がなかなか見つからない。なぜだ。登録が遅れたからなのでしょうか、名札を見つけるまでに3分ぐらいかかっていました。この間、冷や汗が止まりませんでした。
学会に行くとたいてい文房具がもらえるのですが、さすがEPFL(単科大学ながら東大より大学ランキングが高く、2014年度ではEPFLが17位に対し東大が31位、大阪大学が55位(http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2014#sorting=rank+region=+country=+faculty=+stars=false+search=))、なんとポロシャツをもらえました。胸の部分にワンポイントでカンファレンス名が書いてあります。なかなか落ち着いたデザインで好感が持てます。ただし今は寒いので着られません。(ロザンの気温は最高で14度ぐらい)


カンファレンスの内容はここでは割愛します。


お昼はなんと会場が用意してくれるのです。素晴らしい。
パンとスシみたいな前菜が来た後、フェットチーネのメインがやってきて、最後にデザートが来る。日本で食べる料理とはまた違った味ですが、ファストフードに頼るだろうと予想していた私にとってはうれしい誤算でした。

午後のセッションも終わり、私を含めたポスター発表が行われました。
今回の学会がバイオメディカル&システムなので、私のような情報処理に従事する人間は本当に少なかったです。私の工夫した部分は、他の研究ならばだいたい汎用的な手法を用いています。あまり興味を惹く部分ではないのかもしれません。

ポスター発表は1.5時間続き、思っていたよりも大幅にゆったりとした時間が過ごせました。よかったよかった…
でもポスターセッションが終わった後に来た質問の方が最中より長めでした。話を聴くと、私の研究室と共同研究を行っている教授を知っていたそうです。

反省としては、ポスターのデザインはもう少し頑張れたのではないかと思います。
また、参考文献に関しては掲載していないため、簡単なものでよいので掲載しておくべきでした。ここは改善の余地がありますね。


さて、ポスターセッションも無事終わり、"welcome reception"が開かれました。
チーズを食べ、ワインを呑みながら楽しく他人の研究のデモ(Live Demonstration)を見るという催しでした。
会場に到着するまで気付かなかったのですが、私たちと共同研究を行っている研究室が展示を出していました。
いろいろな研究を見ましたが、どれも興味深いものばかりでした。細胞培養と人工視覚が同時に見られるのはなかなかないと思います。


少し呑みすぎるぐらい、スイスのワイン(特に白)はおいしかったです。是非もって帰りたい。チーズも上等なものでした。本当にいい思いをしすぎている気がします。


ホテルに戻る時間はだいたい日本の昼頃にあたるため、メールを返して就寝しました。



こうしてカンファレンス初日が何事もなく終わりました。
学会で昼ごはんと夕ごはんを提供してくれる(お金は払っています)ので、朝ごはんのみ心配すればよいというのがとても助かります。



それでは、また
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>