うん。やっぱり前回からかなり開きましたw
チマチマ書いては下書き保存してるのですがw
まあ、水質を綺麗にする期間……ということでw
前回のおさらい
アンモニアは0ですか?
亜硝酸は0ですか?
硝酸塩は10ppm以下ですか?
よしっ!ならばイソギンチャクを買おう!w
っとその前に!
作りたての水で0ppmは「無意味」であります
「ワレワレハ・イソギンチャクダ・購入ハ無意味ダ」←ヴォーグって知ってます?w
「安定した水質」とは、BPシステムの場合、バクテリアがしっかり繁殖し、アンモニア、亜硝酸は0ppm、硝酸が検出される水の事です
水槽立ち上げ→アンモニア検出→亜硝酸検出→アンモニア0、亜硝酸0、硝酸塩検出
↑
こーゆー水の事っす。方法はセルフ検索でw
硝酸塩だけが検出されるようになれば、こっちのもの。後は、プロテインスキマーと添加剤で硝酸塩を下げるだけです
が、オーバーフローであれ、外部濾過であれ、なんであれ、
濾材(バクテリア)を使っている限り、それは硝酸塩発生装置です
サンゴであれ、魚であれ、生体が多いと、ゴリゴリ硝酸塩を造り出します
なので、(生体に)餌をあげる→添加剤をブッ込む……の無限ループ……が嫌なアクアリストは、生体を減らしてスキマーだけや、嫌気濾過をプラスしたりするのであります
まあ、サンゴだけ水槽だと、老廃物なんて、たかが知れてますので、プロテインスキマーと水換えだけでいけなくも?
どうです?案外楽でしょ?
なのに、なぜ、イソギンチャクはビギナーさんにはハードルが高いのか?
水質検査をしないから
が、ほとんどです。
後は……立ち上げ直後のボチャン等……
立ち上げには、数ヶ月かかる事もあります。
立ち上げ短縮、一番手っ取り早いのは、アクアリストから、交換する古い濾材と水換えするときの古い水をもらう事なんですが。
現役バリバリのバクテリアがゲット出来るんですからね。
んで、何の話でしたっけ?w
水が出来たらイソギンチャクを買おう!
とにかく、健康なイソギンチャクを現地購入するのが一番安心です
しかし、弱っているイソギンチャクが無理なのか?
と問われると、そうでもありません
硝酸塩が0ppmで、安静できる隔離(サテライト)水槽があれば、復活する可能性は高いです
我が家の(多分)センジュがそうでした。
まあ好き好んで、デロンデロンの個体を買う人は居ないでしょうけどw
だって、ハタゴの様な雰囲気でしたから……がシライトの値段。買うでしょw
しかし、白いモヤがかかったような個体は、おそらく無理だと思います。崩壊が始まって、組織も腐りはじめています
さあ、イソギンチャクを買ってきた!
水合わせをしましょう
最近オススメなのが、ショップの水は入れないです
サンゴやイソギンチャクは30分位なら水から出ていても大丈夫です
我が家では、スドーの外掛けのサテライト水槽で水合わせをするのですが、そのサイズに合う生体を購入しますので、小さいサイズになります
最近メダカ人気のせいか、ショップで品切が多いみたいですが。
ネットが手に入りやすいのかな?
サイズの大きい個体は少し水合わせが難儀ですね。
10リットルバケツ2つ使って、テーブルの上と椅子に置いて……って感じでしょうかw
魚なら上中下とバケツ3つ用意すると、ショップの水を入れなくてすみますね
今後、予定している「カクレクマノミ編」でも書きますが……ショップの水を入れると、どうも魚が調子を崩しやすいんですよね
どちらも閉鎖的に独自進化した環境の水ですからね
んで、様子を見ながら数時間、問題なければ入海です
長期飼育への本番開始です
①クマノミはすぐに共生させない
かなり大切な事です。
水流等に慣れていないイソギンチャクはきちんと膨らみませんし、水合わせしたとしても水質や光等、環境が大きく変化していますので、口を開いて老廃物を出したりします
クマノミはそういった事に物凄く敏感です
きちんと開いていなければイライラして触手を攻撃しますし、口が開いてると中の体組織を「異物」と判断し除去しようと執拗に取り除こうとします
水流、環境に慣れ、イソギンチャクが普通に膨らむようになってから、クマノミを同居させましょう
②水流はとにかく大事。だけど巻き込む
人目線でいうと、
水質が空気とすると、水流は水
と言うくらい大切です
しかし、環境が気に入らないと、イソギンチャクは移動します。水流に乗ったり、水槽にへばりついたり……
そして、水流ポンプに巻き込まれてしまいます
触手だけでしたら大丈夫なのですが、本体を大きく傷つけてしまうと、最悪死んでしまいます
イソギンチャクを隔離飼育しない場合は、必ず水流ポンプにカバーをつけましょう
オススメは、100均セリアの園芸コーナーにある鉢の底に敷くようなメッシュシートですね。
開封直後は匂いがしますので、数週間、出しっぱなしにして匂いを抜きました。ちょっと長いですがw
ただ、メッシュを取り付けるとそれだけ汚れや海藻が絡まりやすくなります。水流が弱くなったり、流れが無くなると、ポンプが熱をもって壊れたりしますので、掃除はマメに。
しかし、メッシュボードといい、セリアってアクアリウムに転用出来る物が結構多いんですよねw
メッシュボードはプラ製なので、ポリプロピレン製にしてもらいたいとこですがw
③種類は関係無い
長期飼育で言うのなら……ですが。
センジュだろうが、ハタゴだろうが、サンゴイソギンだろうが直ぐに死ぬか、ジワジワ死ぬかの差と考えてもらっても。
飼育に簡単、難しいはない。です。
みんな難しいですよ。
ハタゴイソギンチャクが直ぐに死ぬようなら、サンゴイソギンチャクも、その内死んでしまいます
ただ、短期的な水質耐性で言えば、サンゴイソギンチャクの方が簡単です。
小さくなったり、岩陰にかくれたりして、活動停止?みたいな感じで数ヶ月耐えたりします。
休眠状態に近い感じです
大きく膨らんでコロコロするなら、水流や照明、活着場所に
小さく萎んだり、口を開けて、形を短時間で変え続ける場合は水質に問題がある可能性が高いです。
棲息場所による耐性はあると思います
よく、ハタゴとセンジュでは、センジュの方が綺麗な水質を好む……とあります。
それは、棲んでいる場所もあるのかな?と。
センジュは流れが強い場所を好みます
つまり、それだけ水の入れ替わりが激しい=水質や、汚れが綺麗。ということになります
ハタゴは流れが穏やかな湾内に多いみたいです。多少汚れが滞留していても耐えれるのでしょう。
しかし、我慢して耐えていることを忘れないであげてください
④給餌をするか、高級照明にするか
我が家は餌です……照明が適当なので。
ただ、水面直下なので、餌をあげなくても充分なようですが、餌を与えると、状態は確実に良くなります
何でも食べるが、何でもあげてはいけない
我が家のハタゴとセンジュ、刺身や鳥むね肉をあげても食べました。センジュは平気なのですが、ハタゴが不調になりました。
刺身でも、最初はサーモンや鯛を食べていたのですが、脂っこいのか、その内ゼリー状の粘液にくるんで吐き出すようになりました。
その後は、数日間グデ~と。
即、クマノミに退室いただいて、安静にしました。
それ以降は、冷凍のホワイトシュリンプをマリンデラックスと飼育水で解凍したものをあげ、最近は以前にも書きましたが、干しエビを半日以上、やはりマリンデラックスと飼育水でふやかしてあげています。もちろん冷蔵庫保管でw
イメージは消化しやすそうなホワイトシュリンプで胃を鍛えてから、干しエビって感じですw
戻し水もそのまま水槽に入れてますが、なにぶんエビの出汁が出ていますので、添加剤で硝酸塩対策を。
っと長々書きましたが、こんな感じでしょうか
書いてる期間にイソギンチャクではないですが、色々不具合がおこったりしました……またの機会に書いていきます
ではでは