こんにちは。
某地方都市在住の1970年代生まれのサラリーマンです。
これまでの経験や自主練の積み重ねで、ボランチであっても、
ミドルサードやアタッキングサードで前を向くと違いを出せて、圧倒的な実力を示せる可能性はあります。
一方、ディフェンシブサードでのビルドアップ時のポジショニングやパスをもらう動きが苦手で、ほぼ運任せな状態です。
本人も苦手意識を持っていて、オヤジとしてもサポートが難しく悩ましい状況です。
チーム練習でもビルドアップに焦点を当てて練習することは有りません。
ところで、日曜日のTMに話を移すと、
すんなりミドルサード迄パスを繋げられたことも有れば、ディフェンシブサードで捕まってロストすることも有りました。
試合中に繋げられた理由が分からずに悶々としていましたが、動画チェックをはじめて理由が分かりました。
画像は息子との話し用に準備している資料です。
この画像は、息子が右サイドハーフからパスをもらって、右に流れてきたトップに左の外足ワンタッチで付けたプレーのちょっと前です。
青が息子チーム、赤が相手チームです。
一番左の青が息子チームの右サイドハーフです。
右サイドハーフの斜め上の青が息子チームの右センターバックで、
右サイドハーフの右横ちょっと下が右ボランチで息子です。
上辺の真ん中に書いているのがゴールで、キーパーから右センターバックに伸びている波線がパス(ゴールキック)です。
実線の矢印は、パスが出た瞬間の動き出しの方向です。
相手は3-3-1で、両サイドハーフが息子チームの両センターバックの正面にポジショニングしています。
キーパーから息子チームの右センターバックにパスが出たら、トップと左サイドハーフでプレスに行っています。
このプレーでは、右足で外にボールを持った息子チームの右センターバックが、左から来るプレスのプレッシャーを感じ難い右外、つまり縦に降りている息子チームの右サイドハーフにパスを出せています。
息子チームの右サイドハーフにパスが出ると、相手チームの左サイドバック(ホワイトボードの左下の赤)がそれに食いつきます。
息子はそれを見てかどうかわかりませんが、前に出た相手左サイドバックの裏に走って、息子チームの右サイドハーフからパスをもらいます。
で、左の外足ワンタッチで右に流れて来たトップに付けました。
説明が長くなりましたが、こんな感じでプレスをかいくぐりました。
このプレーを動画で見た時に、
「これが、『ボールの出口』から出た状態か!」と腹落ちしました。
相手が中から外にプレスするのに対して、外回りでボールをプレスの出口から逃がしたイメージを持てました。
「ボールの出口」→「サリーダ・デ・バロン」です。
ボランチとしての圧倒的な実力を示すチャンスを頂いてから、ボランチの役割について調べました。
その過程で、「サリーダ・デ・バロン」に再会しました。
その時は、何となく「そんな言葉もあったなぁ」って感じでしたが、
上の状況を動画で確認した時に腹落ちしました。
で、ここからオヤジのサポートの話しになります。
日曜日のTMの動画をもう少し見て、
出口から逃がせられた場面と、逃がせられなかった場面を息子に見せて、
「サリーダ・デ・バロン」の概念を説明し、
「ポジショニングやボールのもらうための動きを考えるために、相手のプレスの状況を見て、出口をイメージすると良いかもよ」って話に持って行こうかなと思います。
これって、小学3年生には難しい話だと思います。
けど、勘が良く無い息子にとって、
自分で考えてイメージしてそれを蓄積させて動けるようになるってのが良いのかなって思うので、
挑戦してもらおうかなと思います。
今回のチャレンジの次の展開は、
「試合中にチームメイトで相手のプレスの状況とボールの出口を相談して、プレス回避の動きを共有する」
ってことだと思います。
週末までに出来るようになるとは思えません。
むしろ、週末のカップ戦が練習の場になります。
1日目で「ボールの出口から逃がすイメージ全体」を持てなくても、
「自分の目の前や近くにいる相手のポジショニングやプレスの状況を見て、自分のポジショニングやパスをもらう動きをイメージできる」ようになって欲しいです。
息子よ、一緒にがんばるぞ!
焦らず着実に積み重ねて、最終的には目標を達成するぞ!
ではでは。
午後から外回りです。
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