イマジネーションとリズム | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。




GWだというのに
学校から大量の宿題を
出された娘は、
出かけているとき以外は常に
リビングのテーブルで
教科書やノートを広げている。

読書感想文ってどう書くの?
と今さら聞かれて、
答えるのが億劫だった私が、
読んで思ったことを書くだけじゃん。
と返すと娘はグレた。

私は人に教えるという行為が苦手です。
面倒だからもあるけど、
自分のやり方を真似させようと
ついつい押し付けがましく
なってしまうからです。

全部説明してしまいたくなる。

それは自分だけの経験と知識に
過ぎないのに、
それが自分にとって一番いい方法なのだから、
他人にとっても
一番になるに違いないと
心のどこかで思っちゃっているのです。

自分の質問にちゃんと
答えてくれないと
すぐに不貞腐れるのは
めんどくせー女の代表だぞ!!
と言いたくなったが、
私はコイツの彼氏ではないので、
母親として無償の愛を
与えなければと思う。
まあ、単に暇だからなんだけど。

課題の本をさらっと読んでから、
私が感じたことを文章にして
口頭で思いのままに伝えた。

思いついたことを
すぐに話しているだけなので、
文法や言葉の選択はおかしいけれど、
文章の中に"自分が"どこに目をつけたか?
を一箇所だけでいいから
明確にすることが、
大事なのだと伝えたかった。

興味がない文章に
感想を書けと言われても、
難しいことはよくわかる。

文章の意味に納得はしても、
そこに心が動かないと
なかなか言葉にはならない。

今回の読書感想文の課題は
ナイチンゲールの著書のようだったが、
看護に対する体験が
説明書のような文章に思えて、
その言葉の間に余白のようなものが
存在しないように思える文章が
娘には想像力を
掻き立てられなかったのだろう。

なのでこの場合は、
心を使うというよりも、
思考の部分を使ったらいいよ。

そう言うと普段は天然だけれども、
スイッチが入ると勘の鋭い娘は、
すぐにサラサラとペンを動かした。

出来上がった文章を読んで、
息子が驚いていた。
コイツは、
割りとなんでも器用(手先ではない)なので、
不器用な娘をいつもバカにしていた。

だけど、娘の中に密かにあった
日常の観察力と
そこを突き詰めようとする
ストイックさのようなものを
その文章から垣間見たような気がして、
感心したのだと思う。

器用なだけじゃだめなんだ。
どれだけ素直に誠実に
日常に向き合ってきたのかで、
その実力に違いが出る。

と、こんなに偉そうなことを言っても、
私はサカナクションの歌詞について
この子達が語っているときに
文法などのことを話してる内容を
さっぱり理解できなかった。

想像させることと
言葉のリズムが絶妙だよね。
体言止めとかさー。

あー。私もたまにそれ、
ブログで使ってたなー。
あれは体言止めというのか。
知らなかった。
とは、言えなかったのだが。

文章はイマジネーションを駆使して、
リズムを頭の中で奏でる。

文章は脳の中で見せる絵だ。
そして、聴かせる音楽。

○○はネガティブで
自分に自信がないことを
ちゃんと自覚していたんだよ。
だから、努力できる。

そう言うと息子は、
少し悔しそうにしながらも、
何かを考え込んでから、
おもむろに漢検のドリルを開いた。

って、え?
漢検かよ!!( ;∀;)