スーパーに並ぶ蜂蜜は
ほとんどがセイヨウミツバチによる
単一の花から集められた蜜です。
比較的容易に飼育でき、
蜜の採取量も多いため、
在来種のニホンミツバチに代わり、
養蜂されてきました。
しかし彼らは、野生化はしないそうです。
オオスズメバチへの対抗手段を
持たなかったからです。
ニホンミツバチは
日本に昔からいるミツバチです。
彼らはたくさんの種類の花から
蜜を集めてきます。
なので、それぞれの土地や
採れる年によって、
蜂蜜の味は変わるのだそうです。
蜜の採取量は少なくても、
病気に強く、
日本の気候に適しているので、
最近はニホンミツバチの価値も
見直されてきているようです。
セイヨウミツバチより
トライポフォビアの私の肌に
鳥肌を立てる。
丸い穴から蜜が滲み出るのを
すくって舐める。
今まで食べてきた
どの蜂蜜とも違う。
サラサラとした液体。
微かな香りが鼻から抜けて
舌を伝って、喉に落ちる。
グロテスクな見た目からは
想像もできない
官能的な甘さ。
金色にとろけながら、
蜜が指に絡まって、
滑り落ちるのを眺めた。

