汚名挽回?そんな言葉ありましたっけ? | 小学校の先生~なるまで、なったあと~

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ある日の放課後の職員室、後輩がこんなことを言っていました。

 

「1学期の保護者参観で良い授業を見せられなかったけど、2学期は汚名挽回しないと!」

 

うんうん、いい心がけだなぁ、、、と思いましたが、

 

ん?

汚名挽回!? なんだそりゃ??

 

そこから、この後輩、通称「やっさん」のヘンテコな日本語が職員室で脚光を浴びることとなりました。そんなやっさんが間違って使っていた日本語を紹介します。

 

みなさんも次の日本語、何が間違いなのか、正しくは何と言えばいいのかを考えてみてください。

 

 

①「2学期は汚名挽回しないと。」

 

②「この前、彼女と動物園に言ったんですよ。愛想をふりまく動物たちが、かわいくてかわいくて。」

 

③学生の頃、レポートの採点に納得いかなくて教授に抗議しに行ったことがあったんですよ。でも、取りつく暇もなく却下されちゃいました。」

 

④「6年生の卒業式、無事に終わってよかったですね。担任の先生方も肩をなでおろした、という感じですね。」

 

⑤「○○先生、将棋を打つんですね。今度、一緒に打ちましょう!」

 

(Thinking Time)

 

さて、いかがでしょう。間違いに気づきましたか?

 

×汚名挽回

正しくは、「名誉挽回」 か 「汚名返上」 です。二つの言葉が混ざっちゃってますね。

 

×愛想をふりまく

正しくは、「愛嬌をふりまく」。愛想は「尽かす」ですね。

 

×取りつく暇もない

正しくは、「取りつく島もない」。語感が似ているからでしょうか、間違って使っている人多いですね。

 

×肩をなでおろす

正しくは、「胸をなでおろす」。肩を使うなら、肩の荷が下りる。

 

×将棋を打つ

正しくは、「将棋を指す」。打つのは碁ですね。

※盤上に石を置いていく場合は「打つ」、駒を動かしていく場合は「指す」です。オセロ→打つ。チェス→指す。

 

 

間違った日本語を平気で使うやっさんは、いつも私をはじめ、周りの先生から突っ込みをくらいまくってましたw

 

子どもの前で、間違った言葉ばかりでは困ってしまいますからね。

 

でも、、、周りで聞いていた先生の中には、

 

え!?そうだったの??( ゚Д゚)

 

と思っていた方もいたはずですw

 

 

 

こちらもご覧ください^^

【言葉の力TOP】今さら知らなかったは恥ずかしい、先生が身に付けておくべき日本語

 

 

 

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