自分のことが嫌いだと…

 

自分のことを好いてくれる人を求めたり

愛して欲しいと懇願したり

好かれる私を演じ続けてしまう。

 

 

本来の姿で生きない限り

本質的な愛には辿り着けないのに…。

 

 

結局、自分のことを隅々まで愛せていないと、

 

自分を好きになってもらう為に

誰かのことを愛してしまう。

 

その結果、

 

見返りの愛でしか、生きられなくなる。

 

 

 

29歳の時、

彼に別れを切り出されてから——
 

私は初めて、

"自分と過ごす時間"を増やした。

 

当時の私は、休みの日になると買い物へ行き、
何かを手に入れることで、自分を満たそうとしていた。



でも、どれだけ飾っても、
心はどこか空っぽだった。


 

そんな私が最初にしたことは、
モレスキンのノートを買い、
自分と向き合う時間を作ることだった。

 

でも、ここで気づいた。

案外、人は

"自分と過ごすこと"が苦手なのだ。
 

 

ノートを広げ、
物理的には自分と一緒にいても、

意識はずっと、
誰かや何かへ向いている。


 

お金があったら幸せなのに。

彼がプロポーズしてくれたら。

もっと綺麗だったら。

もっと愛されていたら。


 

そうやって、


"今ここにいる自分"を見ずに、



意識だけが、
外側を彷徨い続けている。


 

それって恋愛で言えば、

デート中なのに、
相手がずっと他の女を検索しているようなもの。

 

 

そんな状態で、
「愛されたい」と願っても、

まず、
自分自身が、
自分を見ていない。

 

私はずっと、

 

自分以外に恋をしていた。
 

 


ノートを書いていても、

「こんな私じゃダメ」
「もっと変わらなきゃ」と


自分を否定し続けたり、

 

逆に、

「まぁこれも私だよね」
表面だけ受け入れたふりをしたり。

 

でも、本当に必要だったのは、

"正しい自分"になることではなく、

自分を深く知ろうとする姿勢だった。
 

 

恋愛も同じ。

最初から、
相手の全てを愛せるわけじゃない。



少しずつ知り、
触れ、
理解し、
時間をかけて、
愛が深まっていく。


 

自分との関係も、
きっと同じなのだ。

 

自分を愛するとは、

自分を変えることでも、
ごまかすことでもなく、

"自分と過ごす"こと。

 

誰かに愛される為ではなく、

自分を愛する為に、

 

自分と一緒にいる。

 

シンプルだけれど、
これが一番難しい。

 

でも、


意識の矢印が、

他人ではなく、

自分へ戻り始めた時——

 

 

ようやく、

「愛されること」が
特別なことではなくなる。

 

 

まずは、
 

自分以外に恋している状態に気づくこと。

そして、
 

自分という存在を、
ちゃんと見つめてあげること。


 

そこから、
本当の意味で、
"自分を愛する"人生が始まるのだと思う。

 

 

 

 

今の自分を愛することから、

始めてみよう。

 

始まりはいつだって、

少し不安で、

少し怖い。

 

でも、

その瞬間こそが、

"自分を愛する"人生の始まりなのだ。