膝の痛み。変形性膝関節症について③ -自宅でできるセルフケア- | 理学療法士 小崎俊季のブログ-人生の本舞台は常に将来に在り-

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プライベートスタジオサロンBE FIT代表
理学療法士/コンディショニングトレーナー小崎 俊季によるブログ
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新宿区四谷の理学療法士によるプライベートスタジオサロン「BE FIT」の小崎です(^^)

 

「現在」から「将来」の健康・フィットネスをトータルでサポートする、

施術×パーソナルトレーニングの「トータルコンディショニング」

 

を提供しています。

 

 

 

これまでは変形性膝関節症について

 

①変形性膝関節症-水を抜くと癖になるって本当?-

 

②膝の痛み-膝に水が溜まったときの対応-

 
について紹介してきました。
 
 
 
今回は最後のパート
 
痛みの緩和・水腫を繰り返さないために
 
自宅でできるセルフケア
 
を紹介します
 
 
 
 

変形性膝関節症


水が溜まったら痛み止めや、水を抜いてもらう


定期的に病院で注射を打ってもらう


そのような方は是非試してみてください




まず、

 

チェックするポイントで

 

 

一番大切なこと!!


「しっかりと膝が伸びているか」


ここをチェックしてください。





足を伸ばした状態で座り、


痛みや腫れのない方と比べて


膝の下に隙間ができていないか、


軽く上から押したときに隙間がなくなるか




膝が硬く、伸びない状態では


「膝の前側の筋肉(大腿四頭筋)がきちんと作用しません」




膝の周りの筋肉が


バランス良く縮んだり(収縮)、伸びたり(弛緩)をすることで



関節の中の滑膜が働きます




滑膜はスポンジのように、



水(関節液)を吸収したり、排出する働きをしています



なので、外からの適度な圧縮



弛緩が必要です。




ですので、



膝が伸びず、

 

 

前側の筋肉が作用しなくなると


滑膜(スポンジ)が適切に滑液の吸収と、排出ができなくなってしまうのです



水が溜まって吸収されなくなっているのは(水がひかない)



これが原因の可能性が高いです

 

 

(長期に水腫を繰り返し、滑膜増殖を繰り返した結果

 

滑膜が肥厚硬化し機能しなくなるこもあります)



膝の裏に水がたまる方もよく見ますが

 

 

 


やはりこのような場合も膝がしっかり伸びていない方の特徴です



では、

 

 

膝を伸ばすにはどうするか

 

 

まずは

 

 

膝裏をほぐす

 

 

膝裏には複数の筋が重なっている場所が多く

 

そこが硬くなりやすいポイントです

 

○で囲んだ場所で

 

少し痛みを感じるあたりを中心に

 

重なりあう筋肉どうしを動かす(はがす)

 

イメージでほぐしてください

 

 

治療の際はしっかりとポイントを絞ってリリースしますが

 

 

セルフケアの場合には

 

大雑把でいいと思います

 

なんとなく「痛いなー」「硬いなー」

 

なんて思う場所をよくほぐしてください

 

 

 

上記のような道具や、テニスボールなどでもほぐせます

 

 

膝裏をほぐしたら次は

 

 

 

お皿がしっかりと動くかチェックしましょう

 

 

 

膝の伸びている方、痛みのない方と比べ

 

上下・左右への動きの大きさを確認しましょう

 

 

動きに硬さがあれば

 

○のポイントを中心にお皿を動かしましょう

 

 

最後に

 
丸めたタオル、枕を膝下に置き
 
 
タオル潰し

 

 

 

膝の前面・後面から滑膜が刺激され

 

 

滑膜のスポンジ作用が働き

 

 

関節液の吸収が促進されます

 

 

 

また、

 

 

 

関節水腫によって

 

 

萎縮した筋肉の改善

 

 

の効果もあります

 

 

是非一度お試しください(^^)

 

 

 

直接ケアの方法を聞きたい

 

 

なかなか膝が伸びない

 

膝が曲がらない

 

痛みがとれない

 
 
水がひかない
 
 
膝に関する悩みをお持ちの方は
 
 
BE FITにご相談ください