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経営者お役立ち情報 『晴れblo☆』

ハレブロは、公認会計士の川崎がお送りするブログです。基本的に経営者・管理者にとって役立つであろう情報を選択して提供してまいりますが、たまにはプライベートなどを踏まえ、ウケも狙っていきたいです。

なんで俺の会社が儲からないんだろうってボヤき。


景気のせいだろうか。

製品が悪いのだろうか。

従業員がイケてないからだろうか。

お客さんがうちの商品を理解してくれないからだろうか。

俺の顔が悪いからだろうか。


答えは。。。


「俺のやる気がないから」

ということが分かりました。


これ、最近飲み屋で知り合った人がぼやいていた話です。


なんか、疲れちゃってるみたいです。昔はお客さんからひっきりなしに注文が入っていたそうな。で、あぐらをかいているうちに、だんだん世の中で必要な商品でなくなってしまい、同業もどんどん会社をたたんでいっているそうな。。。


営業すればいいじゃないですか!って話をしましたが、引き合いに頼っていたので自分から行けないんだそうです。つまり、やる気がないってことですね、って言ったら、「そう考えたことはなかったけど、そういうことかもしれない」って言ってました。


さて、あなたの会社はどうでしょうか。


会社が儲からないのは他人のせいですかね?

儲かっているときは自分のおかげですか?


私の友人で、借金は数千万円、今までの事業は売上ゼロになってしまい、従業員はたった1名を残しみんな辞め、自分は入院してしまい、全く身動きが取れない期間が丸1カ月・・・


というスーパーハードな状況から、また新たに事業を立ち上げ、今着実と復活の道を歩んでいる方がいます。


その方は何にもなくなっちゃいましたが、事業を通じて復活してやる!っていうやる気だけは人一倍あったみたいです。


人間十人十色ですので、その人間に経営されている会社も十社十色でしょう。


あなたの会社が儲からない本当の理由、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。


僕のブログの更新がとぎれとぎれになってしまっている理由、それは。。。

言わずもがなということで、今日は失礼いたします。


ではまた☆


1月中旬からジムに通い、がしがしトレーニングをしております。


週末に友人トレーナーに正しい筋トレ(スパルタ目)を教えてもらい、表の筋肉、裏の筋肉と隔週で交互に鍛えています。


で、週中に水泳したり、筋トレをしたり。。。実にジムへ週3~4日通うこと早1か月。


ブクブクだったのが、ほんのちょっと締まってきたような気がします。

体脂肪を測ったら最初21.7%だったのが、19.2%に。

体重が不変であり、脂肪が2Kg減り筋肉に変わり、基礎代謝が1日当たり30キロカロリーアップ。


トレーニング後3ヶ月くらいから急激に見た目が変わってくると言われてますので、何とか3ヶ月間頑張りたいと思います。


僕は何故こんなにトレーニングしているのでしょうか(汗)


実は体重が年末年始で増え、いつもは戻っていたのに戻らなくなってしまったためです。

で、、、

よくよく考えてみると、体重がちょっと増えては慣れ。ちょっと増えては慣れ。。。を繰り返し、そうやってだんだん10年くらいの月日を経て体重が増えてきてるんだと気付いた次第であり。。。


長年の積み上げは恐ろしい。。。簡単には崩れてくれません。


フットサルやってもイメージ通りの動きもできず、体が重いから体調もよくないし。

なにせデブったお陰でスーツのズボンがパツンパツン。。。


そんな悪循環をここらで断ち切ろうと、友人の励みもあり一念発起した次第です。


では、体重を減らすにはどうしたらよいか。

教えてもらった内容ですが、


・摂取カロリーを減らす

・カロリー消費を増やす(運動する)

・基礎代謝を上げる


この3種類がポイントとなるようです。

何だか経営みたいですね。


・コストを減らす

・売上を上げる

・財務体質を改善する


クライアントにはよく「コストを減らすのが一番簡単!」


なんて言っていますが、ダイエットで言うところの


「ラーメンを食べるの我慢すればよい!」


と言っているのと同じような内容であり、それが辛い。。。

というのが正直なところかもしれません。


ラーメン食べるの我慢するなら運動した方がマシ!(交際費削るなら売上増やす努力した方がマシ!)


ということでしょうか。


でも、ここで我慢すれば将来良いことがある!と期待をし、食事制限も含めて減量に勤しみたいと思います。

それにしても、体重減らない(笑)

筋肉に変わっているというのが見れたので良かったですが、普通の体重計しかなかったら、頑張っているのに体重不変なので、もう挫折してますよ僕。。。


いずれにしても、もう数カ月、頑張りますので、経過報告させていただきますm(__)m


では☆


「敵に塩を送る」という言葉がありますが、その語源にたどり着き、ロマンを感じました。


戦国時代の話が語源のようですね。


1566年武田信玄は今川氏との同盟を破棄し、東海方面への進出を企てますが、それに怒った今川氏真は北条氏康と協力し、武田領内への「塩留め」を行ったそうです。


武田の領地は甲斐・信濃(現在の山梨・長野)で、海に面していなかったため塩を取ることが出来ず領民は苦しみました。


武田を潰すチャンスと氏康は上杉謙信に是非にも味方になるようにと誘ったそうです。ところが、


「信玄と敵対するのはあくまで戦場でのこと。塩責めなど武士の取るべきことではない。ましてや、その苦しみは領民にも及ぶにおいてをや。領民をいたずらに苦しめるのは武士の本意にあらず。」


と謙信は拒絶したそうです。


それどころか、この事態をみて、越後から信濃へ塩を送り、武田氏とその領民を助けたそうです。


「敵に塩を送る」


ネガティブな使い方ばかりをしていましたが(敵に塩を送るようなことをするな!とか)、こんなロマンが語源と知り、ちょっと使い方を改めようかと思う今日この頃です。


では!

前回から大分時間が経ってしまいましたが、海外進出や海外移転によって税金を減らすというタックスエグザイルの話。


今回は相続税編です。


まず、海外移転が相続税にどのように影響するのかを理解するためには、日本の相続税法を理解する必要があります。


【日本の相続税法の話】


日本の相続税・贈与税の制度では、国内財産・国外財産全てが課税対象となります。

いわゆる全世界財産が課税対象となるのです。 しかし、


①相続人・受贈者(財産もらう側:子など)に日本国籍がない場合

②相続人・受贈者(同上)に日本国籍がある場合でも、被相続人・贈与者(財産あげる側:親など)及び相続人・受贈者ともに海外に移住して5年経ったあとに相続開始・贈与があった場合


は、「国内財産のみ」が課税対象となります。 つまり、


①´子供の国籍が海外にある場合や

②´親子ともども海外に移住して5年経過した後


であれば 「国外財産」の相続・贈与を行っても、日本の相続税・贈与税は掛からないということを意味します。

なお、その場合は当該国の税法が適用されることになりますが、例えば香港であれば相続税・贈与税は掛かりませんので、「無税」にて贈与が可能となるということです。


この規定は、租税回避目的があるかどうかは関係なく、当時の「日本国籍」および「5年」という形式基準で判断されるものです。


例えば、子供が外国に帰化して日本国籍がなくなったときに国外財産の生前贈与を受け、再び帰化によって日本国籍を取得した場合であっても、相続税法では特に遡及規定がないので、外国籍時代の贈与は有効と思われます。


よくタックスヘイブン(香港などの租税回避地)に現地法人を作り、贈与税や相続税対策にする!という話も聞きますが、おそらく


(1)タックスヘイブンに会社を作り活動する(国外財産を築く)

(2)子供の国籍を変更する、ないし、親子ともども拠点(住居)を変更する(変更先は当然タックスヘイブン)

(3)国籍変更のタイミング、ないし、拠点変更から5年後に当該②の財産を子供へ贈与


そんな流れになるのでしょうね。


やるなら早めのタイミングがよいですね。税制はあっという間に変わるので、対策を打ったものの税制が変わり、対策が無意味なことになるなんて良くある話です。


詳細はお近くの税理士へ必ずご相談くださいね。

ではまた!


【関連記事】
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日曜日の目黒駅前のマクドナルドは店の外までお客さんが並ぶほど大盛況☆


僕もハッピーセットを買うために早速並んでみました。


オペレーションがスピーディーなのであっという間に注文までたどり着くと。。。

何やら砂時計がセットされ・・・


周りを見渡すと、砂時計の砂が全部落ち切ったときに商品提供が完了しない場合、バーガー券が配られている。


カウンターの中ではたくさんの従業員があわただしくお客さんのオーダーをトレイにセットしていく。

その動きたるやほとんど無駄がない。おそらく役割分担がきっちりしているのでしょう。


ただ・・・


ほとんどのお客さんにバーガー券が配られている。実に惜しいタイミングで間に合わない。

たったの1杯のコーヒーを注文している人にもバーガー券が配られる状況。


僕が数えただけで8割以上のお客さんにバーガー券が配られていました。

そんな調子で僕もバーガー券をゲット☆


さて、このキャンペーン。儲けに与える影響やいかに。


【以下、全て「仮定」です】

※忙しい時間帯のみキャンペーンコストが生じるという前提


① ビッグマックの値段・・・320円(みんなビッグマックと券を交換する仮定)

② 目黒駅前のカウンターの数・・・4つ

③ 1時間あたりの注文数・・・40人分(60分÷一人当たり1分半と仮定)

④ 忙しい時間帯のクーポン配布率・・・80%(と仮定)

⑤ 忙しい時間帯・・・11時~15時の4時間(と仮定)

⑥ 原価率・・・20%(仮定)

⑦ キャンペーンを回すための追加人件費:1時間あたり2,400円(時給800円×3人分)

⑧ バーガー券の交換率・・・70%


儲けに与える影響額(1日当たり)

=①×⑥×②×③×④×⑤×⑧ + ⑦×⑤ 

=22,938円(キャンペーンで配るビッグマックの原価) + 9,600円(人件費増加額)

=32,538円 ⇒ 約 30,000円


さて、みなさんは上記の金額をどう思われますでしょうか。


僕個人的には、マックはすごいキャンペーンをしている!という印象がありましたが、1日、1店舗あたり上記のコストだけが販促費なんだ、ととらえると。。。


上記キャンペーンコストは高いですか?安いですか?

直感的にはあれだけ話題性があり、集客効果が目に見えるので「安い」と思えそうです。


しかし、


30,000円が追加コストだとすると。


原価率20%という上記仮定だと、


150,000円(30,000円÷20%)の売り上げを追加で計上しなければなりません。


平均顧客単価が500円だとすると、実に300人のお客さんを1日当たり追加しなければならないこととなります(300人のお客さんを追加してやっとトントン)。


もしかすると話題性のみで本キャンペーンは今のところ赤字かもしれません。


ただ、オペレーションがもっと改善され、実際に1分以内での商品提供が完了するようになると。。。


話題性により集客数が増えるは、回転率は上がるは、キャンペーンコストはゼロになるは、で。。。


マクドナルドの業績が飛躍的に改善されるのは言うまでもありません。


通常オペレーションは時間の経過とともに改善されていくものです。そのため、いずれマクドナルドのキャンペーンも、コストがどんどん掛からないものになっていくでしょう。


その時にお客さんが残っていたら。。。


マクドナルドのキャンペーンはいつもユーザーのサプライズをもたらし、ワクワクさせられます。そのため、マクドナルドが損しているようにも思えます。でも、その裏にはきちんとした戦略があり、きっちり利益に変換できるための仕組みがあるのです。


でも、コーヒー1杯頼む人にもバーガー券を渡している状況ではいけませんね(笑)


決算期までこの状況が続くと、バーガー券引換コストを引当金として計上する必要がありますので、その前に是非オペレーションの改善が完了することを期待します☆


長文お読みいただきありがとうございました。

ではまた!


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