親子の笑顔を大切にしたい~♪ -3ページ目

親子の笑顔を大切にしたい~♪

不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方に、
伝えたい事や気づいた事、わかちあいたいことを届けます。

カウンセリングを続けていくと、

「受けとめる」ことの大切さがわかり、

「何とか子どもを受けとめたい」と

取り組み始める方がたくさんいらっしゃいます。

 

ところが、多くの方はご自身が親から

受けとめてもらった経験が少ないため、

「受けとめる」とは

どのような関わりなのかがわからず、

戸惑われます。

 

「私にはできないのかもしれない」

と落ち込んだり、

「こんなに頑張っているのに、

子どもはわかってくれない」

と苦しくなったりする方もいらっしゃいます。

 

けれど、それは受けとめる力がないからではありません。

 

これまでの人生で、「受けとめる」よりも

「すぐに応える」ことを繰り返してきたため、

その習慣が自然に出てくるだけなのです。

 

学校では先生に問いかけられたら

答えることを学びます。

子育てでも、子どもに訊かれたら

教える、答えることが当たり前になっています。

 

そのため、多くの方は、

相手の気持ちを受けとめる前に、

答えやアドバイスを返すことが習慣になっています。

 

だから、「受けとめましょう」と言われても、

すぐにはできなくて当然です。

 

大切なのは、「できない」と思うことではなく、

新しい習慣を少しずつ身につけていくことです。

 

日常生活の中で意識していくと、

「受けとめる」は少しずつ身についていきます。

 

たとえば、挨拶を当たり前と思わず、

「挨拶してくれてうれしいな」

と受けとめてみる。

 

何かを訊かれたときも、

すぐに答えるのではなく、

まず相手の気持ちを受けとめます。

子 「これ、どうなっているの?」

親 「どれどれ。困っていることは?」

 

このような小さな積み重ねが、

「受けとめる」感覚を育ててくれます。

 

ハーモニーでは、ご相談者の方との

実際の会話を通して、「受けとめる」を

体感していただいています。

 

頭で理解するよりも、

自分の日常で実感したほうが、

「受けとめる」が自然と身についていくからです。

 

受けとめられるようになると、

子どもとの会話が少しずつ変わっていきます。

 

話し合えるようになり、

これまでとは違う親子関係が築かれていきます。

 

もし受けとめようとして

心配が湧いてきたら、その心配と向き合います。

 

心が調うほど、受けとめることは

ますます自然になります。

 

「受けとめる」は特別な才能ではありません。

 

日本語を話す練習をしてきたように、

毎日の生活の中で意識して繰り返せば、

誰でも身につけることができますおねがいラブラブ

 

 

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自分が氣になることは、

その都度向き合います。

 

声をかけたのに起きてこないわ…。
⇒ どうしているのかしら。
 また落ち込んだのかしら?

 

この頃、ベッドでゴロゴロしているわ。
⇒ やる氣が出ないのかしら?

 

最近、お手伝いをしないわ。
⇒ 自分のことをどうでもいいと

思っているのかしら?

 

このように思ったら、それぞれ
「どうなりそう?」
と問いかけます。

問いかけてもイメージが浮かばない時は、
「今ひっかかっていることは?」
と問いかけ直します。

 

声をかけようとして躊躇する自分に氣づいたら、
「声をかけたら、どうなりそうで心配?」
と問いかけます。

 

それでもイメージが広がらない時は、

自分の中に氣がかりがあります。

 

はてなマークいつからモヤモヤしている?
はてなマーク何をきっかけに氣になりだした?
はてなマーク嫌だと思っていることは?

 

このように自分のモヤモヤと向き合うことで、
自分が何を大切にしたいのかが明らかになります。

 

大切にしたいことがわかると、

その場に合わせて臨機応変に関われるようになります。

 

すると、ご主人やお子さんは安心して、

自分の思いや考えを表現してくれるようになります。

その中には、自分にとって

受け止めやすいこともあれば、

受け止めがたいこともあります。

 

そんな時は、無理に受け止めたフリを

する必要はありません。

 

「受け止められない」と

感じた自分に向き合い、


はてなマーク何がひっかかっているの?、
はてなマーク何を怖れているの?、
はてなマーク何を大切にしたいの?

 

と、明らかにしていけばいいのです。

 

自分と向き合うたびに受け止める力は育ち、

相手をあるがままに受け止められる

自分へと少しずつ変わっていきますおねがいラブラブ

 

 

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さとし君は、卒業を目の前にして、

単位が足りないことがわかりました。

 

入学した年と制度が変わっていた

ことに氣づかずにいたのでした。

まだ間に合う状況でしたが、

さとし君は自分なりの考えを学校に伝え、

先生方と話し合いました。

 

決まっている制度を変えることは

できませんでしたが、

納得できるまで話し合えたことで

気持ちを切り替え、

卒業に必要な単位取得に向けて

すぐに行動を始めました。

 

自分の考えを伝え、

相手の話も受け止めながら

納得して前に進む姿勢は、

とても素晴らしいことです。


社会に出てからも、

大切になる力だと思います。

 

単位が足りず卒業が危ぶまれたとき、

お母さんは大きな不安に襲われました。

中学時代の不登校、

高校で何とか持ち直し、

専門学校もぎりぎり進級し、

やっと氣力が安定してきたところでの

出来事だったからです。

 

それでも、お母さんは

不安に振り回されることなく、

自分の不安としっかり向き合いました。

 

そして、さとし君を信頼し、

そのまま受け止めることができました。

 

人は、困ったときに責められたり、

否定されたりすると、心が守りに入り、

前へ進む力が弱くなります。

 

反対に、「大丈夫」「あなたなら考えられる」

と受け止めてもらえると、

自分で考え、行動してみようという

意欲が湧いてきます。

 

受け止めることは、

甘やかすことではありません。

相手が本来持っている力を信じ、

その力が発揮される土台をつくることです。

 

この調子で、ご主人や他のお子さんにも

同じように関わっていかれると、

家族の風通しはますますよくなります。

 

お互いを思いやり、困ったときには

支え合える家庭になっていくでしょう。

一人を受け止められるようになると、

その関わりは家族全体へと広がっていきます。

 

そして、安心が広がる家庭には、

自然と笑顔も増えていきます。

本当に素敵だなあと感じますおねがいラブラブ

 

 

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