今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -68ページ目

内田けんじ監督の映画が好き

 昨日はテレビをいくつか見たんですが、あんまり思う所がなかったので映画のお話でも。

 前に「三木聡監督のファンです」的なブログを書いたことがありますけど、私にはもうひとり、心を捉えて離さない日本人監督がおります。内田けんじ監督です。

 といっても、彼のファンになったのはつい最近のこと。たまたま深夜にやってた『アフター・スクール』という映画を見てその面白さにすっかりハマり、その前に公開された、監督の代表作である『運命じゃない人』を見てさらに大ファンになったのであります。

 内田監督の映画は、そのコメディセンスが三木監督と少しだけ似ています。人間の滑稽さをなんでもない所から描き出すセンスとでもいいましょうかね。あと、見た後にほんわかした気分になるのも似てますね。ただし、ストーリーの持っていき方は大きく違っていて、小事件を繋げていってじわじわとその世界観に引き込む三木監督に対して、内田監督の作品は、終盤にどんでん返しが起こる、トリッキーな展開の妙が最大の魅力です。様々な登場人物の個々の視点から「一夜の出来事」を描くことにより、最初とまったく違うオチになる『運命じゃない人』しかり、「甘く見てるとダマされちゃいますよ」というキャッチコピーどおり、最後の最後で大どんでん返しが起こる『アフター・スクール』しかり、一回目でだまされ、二回目で「あ、ここはそういうことだったのか!」と納得するという、上質なミステリーのようなコメディなのです。

 ちなみに昨日ブログで書いた『相棒』の前シーンズ(season9、第17話『陣川警部補の活躍』)には、『運命じゃない人』の主人公(中村靖日)とヒロイン(霧島れいか)が出てました。しかも、その回のメインは「きれいな女の人に出会うとすぐに『運命の人』だと思い込む」ことでお馴染みの、陣川警部補! これ、完全に狙ってやってますよね(笑)。たぶん相棒スタッフの中にもこの映画のファンがいるのでしょう。

 …と、そんなわけで、内田監督の映画はとても面白いよ…ということをもう少し詳細に書きたかった所ですが、今日は午前中から仕事がいっぱいだった上、この後もまた打ち合わせ&原稿書きが待っているのでこの辺で…。ま、だまされたと思って内田監督作品を観て下さい。違った意味でだまされますので、えぇ。おしまい。

『相棒』Season10始まる!

昨日はテレビ朝日の『相棒』を見ました。Season10の初回2時間スペシャルです。

 内容は、過去に神戸尊が関わった冤罪事件の真犯人捜しと、真犯人および冤罪事件関係者の贖罪をテーマにしたお話。ちなみにその贖罪メンバーの中には、死んだGFをストーカーしていた容疑者憎しでウソの証言をした尊も含まれているので、終わり方はかなりモヤモヤしたもの。しかも真犯人側のあくどいやり口に、右京さんも「目には目を」的にかなりアクロバティックな逆転劇を演じるもんですから、スッキリ系の終わり方を求める人には不評かもですね。ま、個人的にはかなり好きな内容でしたし、散々使い古された「一事不再理の原則」だけで終わらせなかった所は、さすが相棒だな~と思いました。小野田官房長官はもういないですけどね…。

 ただ今回のドラマは主題以外にも面白ポイントがありましてね、そっちにもかなり惹かれました。そのひとつが今回の話に出ていた大沢樹生の変わりっぷり。これがもう「ナチュラル・ボーン・チンピラ」って感じで、もの凄くいい味を出していたのであります。元から眼光鋭い神経質な雰囲気を漂わせていた人ですけど、Vシネで鍛えられたんでしょうね、シミケンの後を継ぐのは大沢樹生しかいないな…と思わせてくれましたよ。

 あと右京さんの元嫁・たまきさんは、冒頭でいきなりお遍路の旅に出てしまいました。だからこのシリーズではたまきさんは出ないっぽいです。てかたまきさんの中の人が最近、原発関連のツイートしかいなくなってるので、もしかしたらもう関東にはいないのかもですな。わかんないですけど。とにかく、薫に始まり、小野田官房長官、たまきさんと、主要メンバーがどんどん消えていくのは寂しい限りでございますよ。

 週刊誌では「今シーズンでミッチー卒業」とか「今シーズンで相棒終了」などの噂も囁かれてますし、薫がいなくなった時点で「何があってもおかしくない状態」になったのも事実。だからたまきさんがいなくなったのも「終了への付箋か?」などとネットでは掻き立てられてますけど、わたしとしては「そこを推理しつつ見るのも相棒のまたひとつの楽しみ方」だと思ってますんで、今後どのような展開を見せるのか、じっくりと内容から推理してみたいと思います。できればミッチーにはこのままいていただきたいなぁ~。おしまい。

田中義剛を見ると「キャラメルイラネ!」って思う

 昨日はいっぱいテレビを見ましたよ。あとピグライフもいっぱいやりました。スタミナウォーター30回分5個とは奮発しましたな、うん。えらいぞ。

 さて、昨日見て面白かったのは、TBSの『リンカーン 秋の芸人大運動会スペシャル!』と、フジテレビの『キカナイト』と、あとTBSの『まさかのホントバラエティー イカさまタコさま』ですかね。イカタコは似たような内容の『白黒ジャッジバラエティ 中居正広の怪しい噂の集まる図書館』と時間帯が被るんですけど(タイトルも少し似てるな…)、個人的にはイカタコのほうが好き。さまぁ~ずのくだらない喋り(特に大竹)が見られるし、あとサクサク進むから。中居くんのも面白いんですけど、これはもう少し早い時間にやったほうがいいと思います。深夜に見るにはテンションがちょい高すぎ。

 あとの2つもさまぁ~ずが出てるんで、私の笑いの趣味が丸わかりですけど、リンカーンとキカナイトはさまぁ~ず云々関係なく、番組自体が面白いから好きです。莫大な予算と人気芸人を集めながらやってることはくだらないリンカーン。そして、予算は少ないケド関東の面白芸人がやはりくだらないことをするキカナイトと、要はくだらないのが好きってことですよ、えぇ。

 で、キカナイトは人気企画の「大物芸能人の私服は攻めてる」をやってまして、『笑点』の「山田く~ん! 座布団持ってっちゃって!」でお馴染み、山田隆夫の私服がポールスミスなのに大笑いしてしまいました。しかもすげぇど派手な攻め服っていうね。さすがアイドル時代に稼いだ金を資産運用に回し、アパート・マンション経営で大成功している山田くんならではの成金感であります。

 ちなみに山田くんに限らず、ここに出てきた大物芸能人の方々は皆、なぜか似たような格好なんですよね。ブランドもののダメージジーンズにど派手なシャツ、そしてなぜかベスト率が高いのです。たぶんこれ、雑誌『LEON』が拡散した「ちょい悪オヤジ」「ちょいモテオヤジ」の悪しき影響なんでしょうけど、なんかもう、ただただダサい成金っぽさと「モテたいオヤジの必死さ」ばかりが際立ってて、本当に素敵でした。有吉はやっぱいい企画を出すな~。

 あと、「コワモテ芸能人ほど動物には異常に優しく接する」という企画に出ていた俳優・白龍さんなんですけど、自宅のあまりのゴージャスさに、「この人は絶対、俳優以外に堅気じゃない仕事をしている…」と思ったのは私だけではないでしょう。子犬に優しく接する白龍さんの後ろにある、本当のコワモテを見たような気がしました。

 …そんなわけで、今回も非常に面白かったキカナイトでありましたが、田中義剛の成金っぷりを見る度に、「花畑牧場の生キャラメルだけは絶対に買うのやめようっと。こいつにお布施することになるから」とあらためて思う私なのでありました。あいつは絶対にマイナス宣伝効果だと思う。おしまい。