今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -2ページ目

「路線バスの旅ってウソじゃん…」by宮地真緒

 昨日は土曜スペシャル『ローカル路線バスの旅17弾 山口市~室戸岬ふれあい珍道中』を観ました。待ちに待った路線バスの旅の最新版でございます。

 今回は第11弾「高松~伊勢」以来の海超え。この時は大鳴門橋も明石海峡大橋も高速バスしかない上、徒歩でも渡れないので「海超えのみ高速バス」という妥協案になりましたが、今回のしまなみ海道は徒歩OK。そのため、2日目は番組史上最も過酷な徒歩の旅となったのでした。

 なにせ路線バスが乗れるのは点在する島の中のみ。四国へ行くには向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島と6つの島を経由しなければならず、そこに架かる橋は尾道大橋、因島大橋、生口大橋、多々羅大橋、大三島大橋、伯方・大島大橋、来島海峡大橋と7つも渡らなきゃいけない。最初の尾道大橋のみバスで行けたものの、その後は橋の近くからすべて徒歩移動。もはやバスの旅というよりも完全に歩き旅と化し、その日の食事で遂にマドンナの宮地真緒さんの口からこんな言葉が……。

「路線バスの旅ってウソじゃんって思いました」

 これはホント、まったくその通り(笑)。今までも過酷な徒歩ルートはありましたけれど、こんなに歩かされたのなんてありませんでしたからね。

 しかも前回、前々回と2回続けて失敗しているため、太川リーダーは意地でも一日で海超えを果たしたい。これは蛭子さんもマドンナの宮地さんも同じだったんですが、後半は精も根も尽き果てまるで死の行軍状態。ひとり責任感に燃える太川リーダーも、さすがに2人の姿を見て一日での海超えを断念。蛭子さんも文句すら言わなくなるわ、宮地さんは悔しさに泣き出すわ、2日目にしてボロボロの一行なのでした。もはやふれあいも何もね~!

 ただこの頑張りが結果的に、4日目のお昼にゴール到着という、最速ゴール記録を生むんですけどね(笑)。ホント拍子抜けするくらいあっさり成功しちゃったんですが、これもまぁ、ガチゆえという事。とにかく今回の山場は、あの2日目の地獄の徒歩だった事はまちがいありません。路線バスの旅なのに(笑)。

 さて、そのほか思った事を書きますと……。

 今回のマドンナの宮地真緒さんは、本当に頑張ってました。普通は初日に元気でもどんどん暗~くどんよりしていくのがいつものパターンなんですが、宮地さんは4日目までずっと元気で、そして協力的で、私はとても好感を持ちましたよ。てかあの細い足でよくあそこまで頑張れたもんだと感心しちゃいました。3日目は筋肉痛でバス逃しそうになってましたけど(笑)。

 それと太川&蛭子コンビはいつも通り(笑)。蛭子さんは相変わらず余計な一言で太川さんを怒らせるし、謝らないし……。でもその後、自から進んでバス停を探しに行く蛭子さん。その姿に宮地さんも「え? めずらしい! 蛭子さんがやる気になってる……」と思わずビックリ。

 ところがその後の太川さんの言葉が見事でした。

「やる気になってるんじゃなくて反省してるの。さっきの態度を」

 素直に謝れない蛭子さんの性格を知り尽くした、実に的確なお言葉(笑)。だてに17回も一緒にバス旅してるわけじゃないのです。

 ……というわけで、今回も非常に楽しめた路線バスの旅。番組のペースでいくと、次回は8月の末か9月の頭くらいに放送されるんでしょうが、真夏のバス旅は毎回とても過酷。なので蛭子さんと太川さんが倒れないよう祈るばかりです。てか、できたら2ヶ月毎くらいでやっていただけると、ファンとしては嬉しいんですけれども(笑)。おしまい。

TBSは「リンカーン」を復活させるべき

 昨日は新番組『水曜日のダウンタウン』を観ました。

 内容は「ゲストの自説をスタッフが定説かデマか検証する」というもの。第一回目で力を入れたかったのか、なんと番組中にたけしが佐村河内守氏のコスプレで現れ出演者騒然(笑)。しかもほんの1分くらいで帰るという、ある意味豪華な初回放送でした。たけしとダウンタウンの共演は二十数年ぶりみたいです。

 ただ番組自体は「スタッフが作ったVTRを皆で観てワイワイやる」っていう、ここ数年、始まってはすぐ消えていったダウンタウンの番組と同じフォーマットなんですよね。しかもこの番組は出演者もただ自分の定説を述べるだけで、その後はスタッフに投げっぱなし。だからですかね、番組中に流れたスタッフ会議の映像に、物凄い人数のスタッフが映っていて、正直、ビビリました。

 で、私は思うんですけど、こういう番組やるならホント『リンカーン』を復活してほしい!

 リンカーンって低視聴率が続いたから終わったんですけど、でもその時の視聴率って、この番組やその前番組の初回視聴率とそんな変わらないっていう。しかも前番組はもっと悪くなったから終わったわけで、そう考えるとリンカーンのほうが圧倒的に視聴者が多かったんですよね。

 あと、リンカーンはファンに惜しまれながら終わったんです。いいともみたいに観てなかった人が急に言い出したんじゃなくて、リンカーンの場合は実際に観てた人たちが惜しんだわけです。これが前番組の終了と根本的に違う所。視聴率以上に愛されてた番組だったんですよ。

 リンカーンは金がかかるっていう問題がありますけど、前にも書いた通り、後期の面白かった企画ってほとんどが金のかからない企画だったんですよね。まぁ、出演者のギャラっていう話もあるでしょうが、今回の番組なんか、出演者だけみると凄く多いし、そんな変わらないんじゃなかろうか?

 というわけで、これがコケたらリンカーンの復活をぜひ。ぶっちゃけ『激論! 朝までそれ正解』だけで1時間やっても、かつてのファンが戻って今より視聴率取れると思いますぜ。

ステディカムのお話

 昨日は『タモリ倶楽部』を観ました。今回のテーマは「ADロケハン向上企画! 3000円で自作ステディカム風カメラに挑戦!」です。

 ステディカムというのは「手持ち撮影でもブレない」ために開発されたカメラ用アダプターの事で、商標登録のために他社では「カメラスタビライザー」という名前で販売されています。

 カメラの手ブレ防止といえば、最近はビデオカメラもスチールカメラもみんなカメラ自体にその機能が入っているわけですが、これらはほとんどが電子制御。それに比べてステディカムはブレ補正の基本を物理的に抑え、よりブレにくくしてるわけであります。もっと簡単に言えば「やじろべい」の構造と一緒ですね。もちろん高い物はそこに様々な物理的要素と電子制御が組み合わさります。

 で、今回はそれを3000円で作るというテーマだったんですが、自作ステディカムの達人さんもおっしゃってたように、ステディカムって作ればOKってもんでもないから大変。簡単なものほど構造がやじろべいの原理に依存するので、調整に時間が掛かるんですよね。場合によっては一時間はかかるという話でしたが、テレビ番組や映画なんかだと、それくらい正確を期してもおかしくないでしょう。

 それに、いくら手ブレが補正できたとしても、安い簡単な構造のヤツは上下動に弱い。これも番組内で語られてましたが、そこはカメラマン自身の歩き方で補完しなきゃいけないのであります。

 でもこうした問題さえクリアすれば、自作せずとも1万円以内で売られている各種スタビライザーを付けるだけで、画は劇的に素晴らしくなります。番組内でもその違いをやっていたので、観た方はおわかりでしょうけど、本当に変わります。

 ちなみに、私はカメラマンも本業という仕事柄、ビデオカメラマンさんとコンビを組む事が多いもんで、このステディカムってやつにはよくお目にかかります。ただ、最近は予算の関係でビデオは専門のビデオカメラマンではなく通常業務のスタッフが兼任する事が多くて、その場合はステディカムを使ってる現場はほとんどありません。なぜかというと、やっぱ扱いがそれなりに難しいから。

 だからそういう所ではソニーの空間手ブレ補正機能付きカメラが大人気なんですけど、撮られた映像を観るとやっぱブレブレ。それに構図も不安定だし、寄りが甘かったり流れにメリハリがなかったり、逆に動き過ぎて落ち着かない画だったり……。どんなに機材が進歩しようとも、結局は撮る側の技術とセンスなのだな~とつくづく思う私なのです。