今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -110ページ目

MMR化する関の都市伝説

 昨日はテレビ東京の『やりすぎコージー・ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説4週連続SP』を観ました。

 今回は連続SPの第二夜で、元ハローバイバイ・関が都市伝説解明のためにアメリカに取材へ行く、というもの。前も2012年問題の取材でメキシコに行ってましたけど、今回はこれまで関が唱えていたいろんな仮説を全部ひっくるめたような取材でしたね。なんせUFOは出てくるは、ケネディ暗殺は出てくるは、スピルバーグは出てくるは、フリーメイソンは出てくるは、そして2012年問題は出てくるはと、何でもアリ状態でしたから。

 で、その内容をもの凄く簡単に説明するとですね…。

 UFOや宇宙人は存在すると、で、ケネディはそれを公表しようとして暗殺されたと、で、それをやったのは、宇宙人がいることが証明されると神の存在が否定されるカトリックだと、で、スピルバーグは宇宙人の存在を政府から知らされ、宇宙人が現れても人類が驚かないように『未知との遭遇』や『ET』だとかを作ったと、で、アメリカで発見された宇宙人だかUFOの破片だかが運び込まれたのが、オハイオ州にあるライト・パターソン空軍基地で、このオハイオ州はスピルバーグの生まれた土地でもあり、世界を牛耳るフリーメイソンのアメリカ初の本部(ロッジ)があると、で、そのフリーメイソンが今回、初めて番組にオハイオ本部を公開したと、これは来る2012年に向け、我々に門戸を開き共存しようというメッセージではないかと、そして9.11と東日本大震災の発生日をそのまま足すと12,12,22になり、マヤ歴が終わる日と同じだと暗示していると、でも別にそれは新しい時代の生まれ変わりで地球が終わるとかじゃないですよ的な、まぁ、そんな感じです。

 ちなみに私が「なるほど。うまいな」と思ったのは、9.11と東日本大震災の発生日を足すという発想。というかそれだけ。というかうまいとは思ったけど、それ今の段階でやっちゃう?…とも思いましたけどね。あとちゃんと足すと4012,12,22で2000年後じゃん!とかね。でもまぁ、いいでしょう。テレビ東京ですから。

 ただそれ以外って、ほとんどはもう昔からある陰謀説みたいな話の焼き直しで、フリーメイソンのロッジ潜入に至っては、素人さんですらブログで「行って来ました~♪」なんてブログで公開してるくらいですから、とっくの昔から共存しようとしてるわけですよ。2012年と関係なくね。

 それと関がスピルバーグの事務所だかから「日本のメディアに影響力のある10人」だかに選ばれたと大騒ぎしてましたが、それって要するにスピルバーグ最新映画の宣伝お願いしますって話ですよね。実際にその映像も流してましたから、ある意味、おねがいランキングやシルシルミシルと変わらないのですよ。企画には乗るから宣伝してね、みたいな。

 …とまぁ、いろいろ書いて来たんですけれども、私はこの番組、すげ~楽しめました。別にこじつけ上等の都市伝説自体が面白かったのではなくて、なんか関のプレゼンする都市伝説の流れがもう、まんま『MMR』化してきているから(笑)。

 マガジン・ミステリー・ルポルタージュ、略してMMRをご存じの方ももはや少なくなってきたと思いますが、とにかく凄かったんですよ、あの漫画。『週刊少年マガジン』に連載されてたんですけど、最初はちょっとした都市伝説の謎解きみたいな話だったのに、最後はノストラダムスの大予言を信じて大騒ぎし、何もないとわかると「MMRなんてものはなかった」とばかりにひっそり打ち切りになったという…。関の場合、ノストラダムスの代わりに2012年問題を使って、さらにMMRの大失敗から学んだのか「地球滅亡ではない」ことを保険にしてますけど、こじつけ具合とかはまんまあの方法論ですよね。そういえばMMRも、ムー大陸探すからと沖縄行ったりとか、無駄に金をかけてましたっけ。人間、考えることは大抵同じなのです。

 そんなわけで、かつてMMRに笑わせてもらった人間としては、非常に楽しめた今回の暴走っぷりなんですが、いっこだけ心配に思っちゃったのが関のここ最近のキャラ作り。ハローバイバイの頃からプライドだけは高いというか、いかにも友達少なそうな感じの関でしたけど、ここん所の傍若無人な話っぷりは、はたしてタレントさんとしてどうなんでしょうか?これで2012年になんかあれば関は神扱いなのかもしれませんが、なんもなかったらMMRばりにひっそり消えていくのはないか?「お前あんだけえらそうなこと言って、なんもね~じゃねぇかよ!」みたいな。「いやだなぁ~、皆さん僕の壮大なネタに引っかかったんですよ(笑)」なんて言っても、コンビ解散して芸人廃業同然でのめり込んだ分、「お前が壮大に釣られて踊っただけじゃん!」…って、突っ込まれそうですからね。

 だからですね、2012年は新たな時代云々より、関の今後のほうが気になる私なのであります。おしまい。

セロはやっぱりヒモ外人顔

 昨日も沢山テレビを観たんですけど、中でも面白かったのは、フジテレビの『カスペ!・マジック革命!セロ』。

 セロはですね、とにかく私、好きなんです。ああいう超マジックものっていうんでしょうか、幼少期にMr.マリックにハマった者としてはも~大好物。ストリートで驚きのマジックをしちゃう所とか(かつての看板からハンバーガーを出すやつとか)、初めて観た時は「すげ~!画期的!」って思ったもんですよ。

 ただ今回観たら、なんかマジックのレベルが格段にしょっぱくなってましたね。いや、もちろん「すげ~!」ってのもあったんですけど、ペットボトルの水を一瞬で氷にするヤツとか、少林寺の子供とのコラボレーションマジックとか、観てて「え?」って思っちゃいました。「あ、そういうのもやっちゃうのね…」みたいな。てか中国部分はざっくりナシにしても良かったんじゃないかな、みたいな。マジックをメインにするならですけどね。

 でもね、そんなマジック部分の頭打ち感とは逆に、相変わらずセロのスケコマシっぷりは磨きがかかってました。中国のルービックキューブ夫婦の嫁とか、中国聴覚障害者舞踏団の女の子たちとか、なんかみんなセロを王子様を見るような目で見てるのですよ。もうセロにメロメロ。同じ男子としては、その能力に「すげぇ~!」と尊敬の念を抱かずにはいられませんでしたね。「やっぱヒモ外人顔は違うな」ってね。

 だからセロには一世一代のマジックとして、散々貢がせて捨てた六本木のホステスに、自宅マンションでめった刺しされて死んだかと思いきや、『さよならセロ特番』の最後の最後で「ミナサ~ン、ボクハシンデマセ~ンヨ~」と満面の笑みで登場…というのをやってもらいたいな~と。で、誰もが「なんだよ、刺殺事件もヤラセかよ!」と思って観ていると、セロのシャツの背中に無数の赤い染みがうっすらついていて「あ、刺されたのは本当だったんだ…」みたいに気付くという。「そういえば顔からドックドック脂汗をかいてるな…」みたいな、そんなセロのマジックが観てみたいな、うん。

焼肉酒屋えびすに関する深イイ話の対応

 昨日は連載している雑誌から『skype』に関する原稿依頼が来まして、その調べものなんかをしながらまたもやテレビをながら観しておりました。で、その中でちょっと気になったのが、日本テレビの『人生が変わる1分間の深イイ話』という番組。

 別に内容はいつも通りなんです。ただ、いつも通りだからこそ気になってしまったのは、この番組がかつて紹介し、大絶賛し、その直後に集団食中毒事件を起こした『焼肉酒屋えびす』に関して、そういえば私は一度も番組側の見解を聞いていないな~ということ。

 もちろん食中毒の責任の一端をこの番組に押しつけるとか、そんなトンチンカンなことを言うつもりはありませんよ。ただこの番組で紹介し、大絶賛したことでお店に行った人もいるわけで、例え食中毒自体の責任はなくともなんらかの見解なり謝罪を出すのは、テレビとして当然のことだと思うんですよね。ところが私の知る限りでは、番組がおこなったのは公式HPからえびすの項目を削除したことだけ。HPにはこの件に関するコメントも一切ありませんから、結果的に「なかったことにしようとしている」と思われても、これはしかたないでしょう。

 でもそれは人としてどうなんだろうか。番組の不祥事だとは思いませんけれど、そういう態度でテレビってやっちゃダメなんじゃないでしょうかね。ましてや「深イイ話」なんて謳ってやってるのに、知らぬ存ぜぬでは、ハッキリ言って今後紹介される本当の深イイ話にさえケチがつきますよ。

 奇しくも番組タイトルには「人生が変わる1分間の~」と言う言葉が入ってますが、番組を観てえびすに行き、食中毒で亡くなった人にとっては、あのえびすの紹介がまさに「人生を変えた」わけです。食中毒の責任はなくとも、その責任は番組にあるわけですから、そこの所を考えていただきたいな~と思います。もしかしたらちゃんと謝罪したのかもしれませんけどね。私が観てないだけなのかも…。それだったらすみません。でもHPには一切そのこと、書かれてないんですよね。なんでだろうか。