オンラインリトリート、はじまりの島、6日目。
5日目に引き続き、終わりで始まりということを強く感じる。
祖先から引き継いできた身体や、血脈にのった様々なもの。
それを持って成長する過程で与えられたもの。
そして生まれてきてからの経験を重ねて在る、今の私。
この数年ひとりでジタバタしていた私は、どうしても抜けられない壁を前に進めないでいました。
受け取ることも、与えることも苦手だった。
この身体も性質も、全て与えられて生まれてきているのに。
与えられているものを否定して、受け取ることをしていこうと思えるようになってきた。
まるまる受け止めて、感謝して。
この壁を越えて、与えることで世界に還元できる存在になりたい。
そうして、私の全てをこの世界に還して死を迎えたい。
そんな想いの芽が育ち始めた私。
今、人生の途中の大きな節目を迎えているのを感じます。
今までの私で残しておく大切な要素と、新しく私に必要なものを取り入れていくこと。
久高島の祭事行事の姿が私に重なる。
これは私だけでなく、今を生きる皆に当てはまることなのだろうなと思う。
裸の自分で隠れることなく堂々と立っていられるか?
私という存在で何ができるのか?
私という肉体と精神、魂を持った存在だから受け取り、渡せるものを洗練させたい。
私の中で結晶化させたものが誰かの為になりますように。
そんな祈りをできる存在になりたいと思う。
そのエッセンスの大切な要素を久高島から引き継ぎたいと思います。
儀式をするわけではないけれど、その精神を私が持つものと融合させて生み出すことはできる。
それは無限に誰もが豊かになれる、そんな素晴らしい継承の仕方だと思う。
何を継承し、どう渡していけるのか?
小さな一個人が、どこまでそれを波及していけるのか?
そんな個人が仲間達と創造したら、どんなことになるのだろう?
無限に広がる可能性に心躍る。