オンラインリトリート、はじまりの島、1日目。
私に必要な時間ではないか?と勧めていただき参加することになりました。
はじまりの島の映像とサヤカさんのお話を通して久高島の日常に触れていく。
一度だけ訪れた久高島での体感や景色、その時の気持ち。
タイムカプセルが開くように、"今"体感しているようなリアルな感覚を味わっていました。
久高島は帰りたかった場所だった。
全ての境界線がない場所。
眩しい太陽の元、翳るところがなく、太陽の光に全ての土地と命が照らされる。
そのことを感じた時、幼少期の記憶が蘇りました。
みんな一緒、が私の幼少期は当たり前だった。
隠すということがわからなかった。
隠していることを次々と明るみに出しては、怒られたり嫌がられることが多かった。
その度にそれがおかしいことだと思うようになっていっていたんだ、と振り返っていました。
自分のことを明かす度に、自分の知らないところで噂され、私は傷ついたんだと思っていました。
でも、私は傷つけられていなかったのだとわかってしまったのです。
そして、私は傷つけられることもないということも知っていた。
それどころか私は「全てと溶け合いたい」という想いが根底にあったんだと思い知りました。
約束の場所に向かっているという、魂の歓喜。
終わってみれば、開始前にあった悪寒は消え、内側からじんわりと温かさを感じる。
大丈夫だった、と身体がホッとして。
ここまで一緒に来てくれた、私という肉体に感謝を伝えていました。
はじまりの島から感じた真っ赤な太陽。
洞窟の奥に隠されていた、私のインナーチャイルドが前に躍り出るのを感じました。
それは、はじまりの島とリトリートに集った方々との化学反応によって与えられたギフトでした。
この日を境に、私のはじまりの島での生活が始まったのです。