動脈から染み出た水分の90%は、通常だと静脈に流れていきますが、皮下組織から溢れそうになるとリンパ管が活発に働きだし、静脈が処理できない分を処理してくれます。
皮下組織に溜まった脂肪や蛋白は、フィルターによって阻まれてしまうため、静脈には流れずにリンパ管に流れます。
そのリンパ管の働きが良いと脂肪も円滑に処理できるため、皮下組織に余分な脂肪が溜まらないと考えらています。
しかし働きが悪いと、肥満、セルライト、様々な病気の引き金となる毒を溜め込む原因となります。
そうならないためにリンパ管の働きを助けてあげるのがリンパドレナージュの考え方です。
リンパは血液のように循環しているのではなく、末端から中心部、下から上に向かって一方通行に進むため、朝は顔に、夜は脚に滞りやすくむくみと密接に関係しています。
リンパドレナージュは、リンパの流れを活性化して、水分や老廃物を排泄するという効果が期待できます