"Hello, Goodbye"
Writers : credited Lennon-McCartney (by Paul McCartney )
Artist : The Beatles
Recorded : 1967/10/2,11/2 EMI Studios
Released :
singleB 1967/11/24(UK) B-side "I Am the Walrus"
1967/11/27(US)(LP) 「Magical Mystery Tour」B面1曲目
1968/12/05(JP)(LP)「Magical Mystery Tour」B面1曲目
1976/11/19(UK)(LP) 「Magical Mystery Tour」B面1曲目
1995/11/20「The Beatles Anthology 2」 (Take 16)
2000/11/13「1」2011/09/02[Remastered], 2011/09/02[Remix by Giles Martin]
2009/09/09「Magical Mystery Tour」[Remastered]
ポールの本 「The LYRICS」には載っていませんでした。
<歌詞和訳>"Hello, Goodbye" 邦題 "ハロー・グッドバイ"
[Verse 1]
You say yes, I say no
You say stop, and I say go, go, go
Oh no
君が「そうだ」と言っても 僕は「いやだ」と言うよ
君は「やめる」と言う それでも僕は「続ける」と言うよ
うそだろ …
[Chorus]
You say goodbye and I say hello, hello, hello
I don't know why you say goodbye, I say hello, hello, hello
I don't know why you say goodbye, I say hello
君は「グッバイ」と言う それでも僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
[Verse 2]
I say high, you say low
You say why, and I say I don't know
Oh no
僕が「上げて」と言っても 君は「下がる」と言う
君は「なぜだ?」と言う それでも僕は「理解できない」と言う
うそだろ …
[Chorus]
You say goodbye and I say hello (Hello, goodbye, hello, goodbye)
Hello, hello (Hello, goodbye)
I don't know why you say goodbye, I say hello (Hello, goodbye, hello, goodbye)
Hello, hello (Hello, goodbye)
I don't know why you say goodbye (Hello, goodbye)
I say hello
君は「グッバイ」と言う それでも僕は「ハロー」と言うよ
「ハロー」「ハロー」
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
「ハロー」「ハロー」
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない
僕は「ハロー」と言うよ
[Bridge]
Why, why, why, why, why, why do you say goodbye?
Goodbye, bye bye bye byeOh no
どうして君は「グッバイ」と言うの?
グッバイ バイ バイ バイ バイ
うそだろ …
[Chorus]
You say goodbye and I say hello, hello, hello
I don't know why you say goodbye, I say hello, hello, hello
I don't know why you say goodbye, I say hello
君は「グッバイ」と言う それでも僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
[Verse 3]
You say yes, I say no
(I say yes but I may mean no)
You say stop, and I say go go go
(I can stay till it's time to go)
Oh, oh no
君が「そうだ」と言っても 僕は「いやだ」と言うよ
(僕はイエスと言ったけど ノーのつもりで言ったのかもしれない)
君は「やめる」と言う それでも僕は「続ける」と言うよ
(その時が来るまでは 僕はここにいられるよ)
うそだろ … やめてくれ
[Chorus]
You say goodbye and I say hello, hello, hello
I don't know why you say goodbye, I say hello, hello, hello
I don't know why you say goodbye, I say hello, hello, helloI don't know why you say goodbye, I say hello, oh, oh, hello
君は「グッバイ」と言う それでも僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
僕には 君がなぜ「グッバイ」と言うのかがわからない 僕は「ハロー」と言うよ
[Outro]
Hela, heba helloa
Hela, heba helloa, cha cha cha
Hela, heba helloa, woo!
Hela, heba helloa, hela!
Hela, heba helloa, cha cha cha
Hela, heba helloa, woo-hoo!
Hela, heba helloa, cha cha cha
Hela, heba helloa, cha cha cha
バリー・マイルズ著 「ポール・マッカートニー/ メニー・イヤーズ・フロム・ナウ」翻訳 竹林 雅子 498ページ
ポール「"ハロー・グッドバイ" は僕の曲。これはジェミニの影響、つまり対になるものを歌ってるんだ。二重性というのは宇宙における深いテーマだよ。男と女、黒と白、エボニーとアイヴォリー、ハイとロウ、正誤、上下、ハローとグッドバイ。歌としては書き易かった。二重性をテーマに、それをポジティヴに歌ったんだ。君がグッドバイと言うなら、僕はハローと言う。君が止まれと言うなら、僕は進めと言う。二重性のポジティヴな面を訴えてる。今でもそれは変わらない」。
アリステア・テイラーはカヴェンディッシュ・アヴェニューのポールの自宅で、"ハロー・グッドバイ" のアイデアが閃いた瞬間に遭遇した様子を著書『イエスタデイ』に語っている。彼はポールに、どんな風に曲が出来るのかと質問した。
これは誇大妄想です。
「I」はポール。「you」はジョン。を妄想して訳しました。
[Verse 1]
You say yes, I say no
You say stop, and I say go, go, go
Oh no
君が「そうだ」と言っても 僕は「いやだ」と言うよ
君は「やめる」と言う それでも僕は「続ける」と言うよ
うそだろ …
以下、妄想です
ジョン :ビートルズをこのまま続けていくのは難しい。
ポール : どいいう意味? じゃあ君はビートルズをやめるってこと?
ジョン: そうだ。
ポール : そんなのいやだよ!
ジョン: 君がそう言っても 僕はやめる。
ポール : 僕は続けたいよ!
情報提供元(著作権者)Weblio、英辞郎
stop : 止める、押さえる、中断する、停止する、(自ら)やめる、中止する、(…を)やめさせる、妨げる、自制する、ないようにする
go : 続ける、継続する
[Verse 2]
I say high, you say low
You say why, and I say I don't know
Oh no
僕が「上げて」と言っても 君は「下がる」と言う
君は「なぜだ?」と言う それでも僕は「理解できない」と言う
うそだろ …
「僕が『気分を上げて行こうぜ』と言っても、君は『気分は落ち込んでいる』と言う。君は『なぜやめちゃいけないんだ?』と言う。理由なんかないよ。『僕は理解できない』と言うだけさ。」
情報提供元(著作権者)goo辞書、英辞郎
high : 〈人・気分などが〉高揚した(解説的語義)
元気な,陽気な,興奮した;〈時間・催しなどが〉楽しい
low : 叙述的用法の形容詞 元気がなくて,ふさぎ込んで.
例文 feel low 気力[元気]がない, 意気消沈している.
[Verse 3]
You say yes, I say no
(I say yes but I may mean no)
You say stop, and I say go go go
(I can stay till it's time to go)
Oh, oh no
(I say yes but I may mean no) から連想したのは、"Strawberry Fields Forever" です。"Strawberry Fields Forever" で、ジョンは「心でノーと思っていても、口ではイエスと言っている」と歌っているのだと思いました。
"Strawberry Fields Forever" [Verse 3]
Always no, sometimes think it's me
But you know, I know when it's a dream
I think a "No," I mean a "Yes,"
But it's all wrong
That is, I think I disagree
いつも いや 時々だな これが僕だと思うけれど
君は気づいている 僕も気づいている それが夢になる時を
僕はノーと思っている 僕はイエスと本気で言っている
だけど それが最大の間違いなんだ
それは 僕が相反することを思っていることだ
"Hello, Goodbye" [Verse 3]
You say yes, I say no
(I say yes but I may mean no)
You say stop, and I say go go go
(I can stay till it's time to go)
Oh, oh no
君が「そうだ」と言っても 僕は「いやだ」と言うよ
(僕はイエスと言ったけど ノーのつもりで言ったのかもしれない)
君は「やめる」と言う それでも僕は「続ける」と言うよ
(その時が来るまでは 僕はここにいられるよ)
うそだろ … やめてくれ
()内は、ジョンがポールの歌詞に付け足した「ジョンの思い」だと思いました。
映像では、ジョンとジョージが歌っています。
(僕はイエスと言ったけど ノーのつもりで言ったのかもしれない) も、
"Strawberry Fields Forever" のようにジョンの揺らいだ気持ちなのだと思いました。
(その時が来るまでは 僕はここにいられるよ)は、
「本当にその時が来るまでは、まだビートルズとしてここにいられるよ」
情報提供元(著作権者)Weblio
may : …してもよろしい、…してもさしつかえない、…するのはもっともだ、…かもしれない、おそらく…であろう、おそらく…かもしれない、…したかもしれない、(一体・だれ・何・どうして)…だろう、…かしらん、…だろうか
mean : (…の)意味を表わす、意味する、等しい、示す、(…で)(…を)意味する、(…の)意味で言う、(…は)(…を)意味する、意図する、(…の)つもりで言う、(…を)(…の)つもりで言う
以上、誇大妄想でした。
以下の、プロモーション・フィルム。
ポールとジョンで温度差があるような…。
今までは、"Hello, Goodbye" を聞くと、自然に体が動きフラダンスを踊ってしまう私でしたが、今日からは少しセンチメンタルに聴くかもしれません
妄想なのにおバカだ!やっぱり踊ろう
「YESTERDAY 想い出のビートルズ②」
この時期、ポールはジェーン・アッシャーと別れておらず、この年の12月25日に婚約発表し、来年にはインドに一緒に行くので、最初の文は、アリステア・テイラーさんの勘違いだと思います。
アリステア・テーラー、マーチン・ロバーツ著「YESTERDAY 想い出のビートルズ②」斎藤早苗訳 146ページ
ジェーンと別れてしばらくして、僕がポールの家に行ったときのことです。僕たちはいろいろなことを話していました。
「どうやって曲を作るんだい。作曲ができる人は少ないし、できる人たちはあまり説明しよう とはしないね」
「どうってことないんだよ。じゃあ、一緒にやってみよう」
「え、なにを? 君と僕が? 今すぐに?」
「もちろん」
ポールは僕をダイニング・ルームに連れて行きました。そこには古い手彫りの大きなリード・オルガンが置いてありました。
「さあ、ここにすわって。キーボードみたいに何か旋律を叩いてみてよ。叩くだけでいいんだ、僕も同じようにやるから。そして僕が何か言ったら、君は必ず反対のことを言うんだ。それからメロディーを作る。そうやって音楽ができるのさ」
「さあ、はじめて」
僕は、突然飛行機の操縦に協力するように求められたかのように緊張していました。「黒」とポールがはじめました。
「白」と僕が返しました。「いいえ」
「はい」
「いい」「悪い」
「こんにちは」
「さようなら」
反対語のペアがつきるまで続き、終えてから飲みもので一息つきました。旋律についてはまったく覚えていません。ピートルズのまわりにはいつもメロディーがあるのです。あるものは成長してきれいなチョウになるし、あるものは幼虫のまま死んでしまうのです。このときのメロディーが、ポールがそのときに創り出したものなのか、前から頭のなかにあっ たものなのかはわかりません。
しばらくして、ポールは最新シングルのデモ・テープを持ってオフィスに入ってきました。それがこのときの「ハロー・グッドバイ」だったのです。
アルバム「Magical Mystery Tour」
アルバム「Magical Mystery Tour」が、訳し終わりました。
バリー・マイルズ著 「ポール・マッカートニー/ メニー・イヤーズ・フロム・ナウ」翻訳 竹林 雅子 498ページ
映画に挿入された六曲という曲数は、EP盤には多過ぎるが、アルバムを作るには少な過ぎた。イギリスのEMIは ダブルEPの形式で、ジャケットに映画のスチールのブックレットをつけて売り出した
。EPというものが存在しなか ったアメリカでは、最近のシングル "ハロー・グッドバイ"、"ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー"、"ベニー・ レーン"、"ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン"、"愛こそはすべて("All You Need Is Love" です)"を加えたアルバムがキャピトルから発売された。これがイギリスに逆輸入され、EMIはファンの要求に答えて同じ形のアルバムを発売することになった。
サウンドトラックに加えられた最新シングル "ハロー・グッドバイ" のエンド・コーラスは、映画の最後のクレジット部分に使われた。
UKアルバム「Magical Mystery Tour」 (2枚組EP)1967年12月8日 発売
A : "Magical Mystery Tour"
"Your Mother Should Know"
B : "I Am The Walrus"
C : "The Fool On The Hill"
"Flying"
D : "Blue Jay Way"
USアルバム「Magical Mystery Tour」 1967年11月27日 発売
A : "Magical Mystery Tour"
"The Fool On The Hill"
"Flying"
"Blue Jay Way"
"Your Mother Should Know"
"I Am the Walrus"
B : "Hello, Goodbye"
"Strawberry Fields Forever"
"Penny Lane"
"Baby You're A Rich Man"
"All You Need Is Love"
1967年は、ビートルズの飛躍の年だと思いますが、マネージャーのブライアン・エプスタインが亡くなり悲しい年でもありました。
なんとかしなくてはと思うポール。
気持ちが萎えてしまったジョン。
自分の世界を広げるジョージ。
家庭を大事にするリンゴ。(すべて妄想です)
歌詞にも表れている気がしました。
12月21日
仮装パーティーが『THE BEATLES/マジカ ル・ミステリー・ツアー』のスタッフ全員、技術スタッフ、親戚と何人かの友達のために開催された。 ロバート・モーリーがサンタクロース役だった。ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドが演奏した。ポ ールとジェーンは着飾ったコックニーの王様と女王の格好で登場し、ジョンはテディー・ボーイの格好をしていた。
12月25日
ポールとジェーンが婚約発表をした。
12月26日
「THE BEATLES/マジカル・ミステリー・ツ アー」の白黒映像によるワールド・プレミアが、BBCで放送された。
ビートルズの1967年が終わりました。