"Strawberry Fields Forever" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"Strawberry Fields Forever"

Writers : credited Lennon-McCartney (by John Lennon )

Artist :  The Beatles

Recorded : 1966/11/24,28,29, 1966/12/8,9,15,21,  EMI Studios 
Released :  singleB Mon.1967/02/13 (US) A-side"Penny Lane"

           single doubleA Fri.1967/02/17 (UK) double A-side"Penny Lane"

                           Wed.1967/03/15 (JP) double A-side"Penny Lane"

1967/11/19 EP(UK) 1967/11/27 LP(US) 1968/12/05(JP)「Magical Mystery Tour」

1973/04/19「The Beatles / 1967-1970」

1995/11/20「The Beatles Anthology 2」

                         (Demo Sequence), (Take 1), (Take 7 and Edit Piece)

2006/11/20「Love」

2009/09/09「Magical Mystery Tour」[Remastered] 

2017/05/26「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND (SUPER DELUXE) 」

         Disc2 (Take 1)(Take 4) (Take 7) (Take 26) (Stereo Mix 2015)

         Disc4 (Original Mono Mix)

2023/11/10   「The Beatles: 1967-1970 (2023 Edition)」

 

 

2024年5月24日 歌詞変更

 <歌詞和訳>"Strawberry Fields Forever" 

     邦題 "ストロベリー・フィールズ・フォーエバー"

[Chorus]

Let me take you down
'cause I'm going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever

    僕に君を離れた所へ連れて行かせてくれないか

    僕が今ストロベリー・フィールズに行くから…

    なにも 現実のものは なにもないんだ

    だから 過去にしがみつくことは何もない

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

    

[Verse 1]

Living is easy with eyes closed
Misunderstanding all you see
It's getting hard to be someone
But it all works out
It doesn't matter much to me

    生きることは 君が見るものすべてに 違う解釈をしたまま

    目をつぶっていれば簡単だ

    その人になるには 大変になってきている

    だけど すべて解決するさ

    それは僕にとって それほど重要ではないんだ

    
[Repeat Chorus]

Let me take you down
'cause I'm going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever

    僕に君を離れた所へ連れて行かせてくれないか

    僕が今ストロベリー・フィールズに行くから…

    なにも現実のものはないんだ

    だから 過去にしがみつくことは何もない

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

 

[Verse 2]

No one I think is in my tree
I mean, it must be high or low
That is, you can't, you know, tune in
But it's all right
That is, I think it's not too bad

    僕の木の中で 僕が思う所には 誰もいない

    つまり… きっと僕の思う所が高いか低いのだろう

    そんなことは 君にはできない 君もわかっているはず 波長を合わせることは…

    だけど それでいいんだよ 

    それも そんなに悪くないと僕は思うよ

 

[Repeat Chorus]

Let me take you down
'cause I'm going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever

    僕に君を離れた所へ連れて行かせてくれないか

    僕が今ストロベリー・フィールズに行くから…

    なにも現実のものはないんだ

    だから 過去にしがみつくことは何もない

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

 

[Verse 3]

Always no, sometimes think it's me
But you know, I know when it's a dream
I think a "No," I mean a "Yes,"
But it's all wrong
That is, I think I disagree

    いつも いや 時々だな これが僕だと思うけれど

    君は気づいている 僕も気づいている それが夢になる時を

    僕はノーと思っている 僕はイエスと本気で言っている

    だけど それが最大の間違いなんだ

    それは 僕が相反することを思っていることだ

 

[Chorus]

Let me take you down
'cause I'm going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever

Strawberry Fields forever
Strawberry Fields forever

Strawberry Fields forever

    僕に君を離れた所へ連れて行かせてくれないか

    僕が今ストロベリー・フィールズに行くから…

    なにも現実のものはないんだ

    だから 過去にしがみつくことは何もない

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

 

 

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ジョンの歌です。

ビートルズの4人が、人前で演奏するのはこれが最後だと決めて行った1966年8月29日のライブを終え、8月31日イギリス・ロンドンに帰ってきました。

9月5日、ジョンは映画「ジョン・レノンの僕の戦争」の撮影のためにドイツのハノーバー郊外のツェレにある戦車基地へ飛びました。

 

途中パリで休暇。ジョンはローディのニール・アスピナルと列車でパリに向かいました。

そして、ポールとビートルズのマネージャーのブライアン・エプスタインと合流し、

一緒に休暇を過ごしました。

バリー・マイルズ著「ビートルズ・ダイアリー」松尾康治訳

1966年9月15日

ジョンとニール・アスピナルは列車でパリに向かった。

9月16日
ポールとブライアン・エプスタインは、ジョンとニ ール・アスピナルのパリでの週末休暇に加わった。

 

再び撮影のため9月18日スペインのアルメリアに行きました。

ジョンは "Strawberry Fields Forever" は、スペインのアルメリアで書いたと言っています。

 

撮影が終わって、ロンドンに戻ったジョンが、インディカ・ギャラリーで小野洋子さんに会ったのは11月9日です。

 

"Strawberry Fields Forever" のレコーディングが始まったのは11月24日

レコーディングは洋子さんと出会った後ですが、 

"Strawberry Fields Forever" の歌詞は洋子さんには関係ないと思いました。

デヴィッド・シェフ著 山川真理訳

「ジョン・レノン&オノ・ヨーコ プレイボーイ・インタビュー1980完全版」

272ページ

 

―――〈ストロベリー・フィールズ・フォーエバー〉はどうですか。 

ジョン : 〈ストロベリー・フィールズ・フォーエバー〉は映画「ハウ・アイ・ウォン・ザ・ウォー (僕の戦争)」を撮っていたときに書いた。スペインのアルメリアでね。

――― ヨーコと知り合ったすぐあとですか。
ジョン : いや。


――― 少し前にあなたは、ヨーコと知り合って、そのときに初めて、ビートルズから気持ちが離れ始めたことを意識したと言っていましたよね。
ジョン : 違う違う。ビートルズから気持ちが離れるようになったのは、ヨーコと知り合う前からだ。 ぼくは……ぼくは臆病だったから、ヨーコを利用したんだ。つまり、ビートルズをやめる勇気が湧いたのは、人生に別の側面があることがわかったからだと思い込もうとしたんだ。 

 でもほんとうは1966年の頃、ビートルズがツアーをやめたあとぼくがイエス・キリスト・ツアーと呼んでた最後のツアーだ。わかるかな?  あのときはクラン[訳注:アメリカの白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)のこと] とかそういう連中が、ぼくが軽い気持ちで言ったことに対してワーワーは騒いだんだ。覚えてる?

――― 「ビートルズはキリストよりも偉大だ」というやつですね。 
ジョン : そうだ 。そうしたらディック・レスターから依頼が来て、あの映画のあの役をやることになった 。おかげで、家を離れてゆっくり考える時間が持てた。 アルメリアにいて、6週間かけをてあの曲を書いた。撮影をしているあいだ、ずっと書いてたんだ。映画作りのことを知ってる人ならわかるだろうけど、撮影ってのは待ち時間がたっぷりあるからね。 

 

「I」はビートルズではない時のジョン。

「you」はビートルズのジョン。だと妄想して訳していました。

訳し終えた時に、「you」はポール?とも思いましたが、

「you」はビートルズのジョンに落ちつきました。

 

 

[Chorus]

Let me take you down
'cause I'm going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever

    僕に君を離れた所へ連れて行かせてくれないか

    僕が今ストロベリー・フィールズに行くから…

    なにも 現実のものは なにもないんだ

    だから 過去にしがみつくことは何もない

    ストロベリー・フィールズ・フォエバー

 

ストロベリー・フィールド」という「s」がついていない場所は、ジョンが子供の頃、毎年のお祭りを楽しみにしていた場所です。

ハンター・ディヴィス著「増補完全版 ビートルズ 上」 小笠原豊樹・中田耕治訳 127ページ 

 そういう類(たぐ)いの外出を、ミミ(ジョンを育てた叔母さんです)は年に二度しか許可しなかった。その一つはリヴァプール・ エンパイヤ劇場でのクリスマスの無言劇であり、もう一つは夏休みのディズニー映画だった。だが、ほかにもっとささやかな娯楽、たとえば、ストロベリー・フィールドがあった。これはこの地方で救世軍が主催している子供の家であり、毎夏そこで盛大なガーデン・パーティが開かれるのである。「救世軍のバンドの音が聞こえると、ジョンは飛びあがって、『ミミ、 早く行こう、おくれるよ』と大きな声で言いました」

 

デヴィッド・シェフ著 山川真理訳

「ジョン・レノン&オノ・ヨーコ プレイボーイ・インタビュー1980完全版」

275ページ

 

――― 〈ストロベリー・フィールズ・フォーエバー〉は……。

ジョン : それは救世軍の孤児院の名前だ。ぼくが伯母と住んでいた郊外の家の近くにあったんだ。うちの近所には有名な施設が二つあった。一つはグラッドストン[訳注:イギリスの政治家で、19世紀に4度にわたって真相を務めた] が所有していた男の子のための矯正施設で、うちの窓から見えた。ストロベ リー・フィールズはそこから目と鼻の先にあった。古いヴィクトリア時代の建物を救世軍が孤児院として使っていて、子どもの頃はよくそこのガーデン・パーティーへ行った。友だちのアイヴァン、ナイジェル、ピートと一緒にね。みんなでそこへ出かけていってワイワイやったり、瓶入りのレモネードを1ペニーで売ったりしてた。ストロベリー・フィールズには楽しい思い出がいっばいある。確証はないが、きっと昔は農場で、イチゴか何かを作っていたんだろうね。わからないけど。でもぼくはその名前を使っただけで、曲は救世軍とは何の関係もない。イメージとして使ったんだ。ストロベリー・フィールズよ永遠なれ、だ。

 

get hung about」の訳には迷いました。

「hung」は「hang の過去形・過去分詞」です。

「hang」の意味は以下です。

(Weblioより)

hang 

 (高い所などに)かける、つるす、かける、下げる、垂らす、うなだれる、絞首刑に処する、しばり首にする、首をつって死ぬ、(…を)のろう

hang

〔…に〕すがりつく,くっついて離れない 〔on,on to,about〕.

       例文 hang on a person's arm 人の腕にすがりつく.

      hang on to a strap つり革にしがみつく.

 

「hang」が 過去形の「hung」になっているので…

「And nothing to get hung about」を、

「だから 過去にすがりつくことは何もない」と意訳しました。意訳しすぎアセアセ??

 

「Strawberry Fields forever」は、

ジョンが思う本当のイメージを壊したくないので訳しませんでした。

「forever」の意味は以下です。

forever : 永久に、絶えず、常に

forever 永遠に、永久に

      空間的にどこまで続いて、果てしなく

和訳はしませんでしたが、私の「Strawberry Fields forever」のイメージは、

「ストロベリー・フィールズ どこまでも続く」です。

 

「僕はこれからストロベリー・フィールズに行くから、君もビートルズという現実から離れて一緒に行かないか。(同一人物なので、必然的に行くことになります) そこに現実のものは何もないんだ。だから過去にすがりつくこともない。ストロベリー・フィールズはどこまでも続く」??


 

[Verse 1]

Living is easy with eyes closed
Misunderstanding all you see
It's getting hard to be someone
But it all works out
It doesn't matter much to me

    生きることは 君が見るものすべてに 違う解釈をしたまま

    目をつぶっていれば簡単だ

    その人になるには 大変になってきている

    だけど すべて解決するさ

    それは僕にとって それほど重要ではないんだ

 

代名詞「someone」がでてきました。

ビートルズは本当は特定している人なのに、聴き手にわからないよう代名詞を使っている曲があると思います。??

"Strawberry Fields Forever" の「someone」は「ビートルズとしての一員」を妄想しました。

 

it all works out」(すべて解決するさ)は、

ポールが作った "We Can Work It Out"(僕たちなら解決できるさ)を訳した時と

同じ訳を選びしました。

work out : 次第に出てくる、(…に)算定される、解ける、出る、(うまく)いく、結局(…と)なる、訓練する、練習する、運動をする

work out : 〔トラブルなどが〕何とか解決する、丸く収める、何とかなる、うまくいく、いい結果が出る、良い結果となる

work out : 〈事が〉うまく運ぶ,〈問題などが〉解決する

 

It doesn't matter much to me」(それは僕にとって重要ではないんだ) の「It」は

「ビートルズ」を妄想しました。

 

「生きることは、君が見るものすべてを違う解釈して目をつぶっていれば簡単だよね。ビートルズの一員でいることは難しくなってきている。でも解決するよ。僕にとってビートルズでいることは重要ではないんだ」??

 

 

[Verse 2]

No one I think is in my tree
I mean, it must be high or low
That is, you can't, you know, tune in
But it's all right
That is, I think it's not too bad

    僕の木の中で 僕が思う所には 誰もいない

    つまり… きっと僕の思う所が高いか低いのだろう

    そんなことは 君にはできない 君もわかっているはず 波長を合わせることは…

    だけど それでいいんだよ 

    それも そんなに悪くないと僕は思うよ

 

「僕の木で僕が乗っている枝(僕は思う所)にはだれもいない。きっと僕は、みんながいる枝より高い所にある枝にいるか、低い所にある枝にいるに違いない。他の人に波長を合わせることは、君にはできない。君もわかっているのだろう?だけど、それでいいんだよ。他の人に波長を合わせられないことも、そんなに悪いことではないと僕は思うよ」

 

デヴィッド・シェフ著 山川真理訳

「ジョン・レノン&オノ・ヨーコ プレイボーイ・インタビュー1980完全版」

277ページ

 

前略

第2節の歌詞はこうだ。「ぼくの木には誰もいないみたいだ」。ここで言おうとしたのは「誰もぼくのように進んではいないみたいだ。だから自分は頭がおかしいのか天才なのか、どちらかに違いない」ということだ。これと同じ悩みは5歳の頃にも抱えていた。「ぼくはどこか変なんだ。だって、ほかの人には見えないものが見えるみたいなんだもの。ぼくは頭がおかしいのかな、それとも天才なのかな」。 ぼくは自分がそのどちらかだとは思わない。頭がおかしいとか天才とか、そういう言葉はもはやの意味もなさない。ぼくが言う天才とは、神格化される存在という文字どおりの意味じゃない。天才の精神のことだ 。それは、どんな人にでも人生のどこかで現れる可能性がある。もし天才というものが存在するのなら、ぼくはその一人になる。これは「もしビートルズのリーダーというなら、それは自分だ」というのと同じだ。もしそういう存在がないのだとしたら、それは一つの民主主義だ。そこにはあらゆる角度からの見方が含まれる。  

 とにかくそこの歌詞の続きはこうだ。「ぼくの木には誰もいないみたいだ。きっと高すぎたり、低すぎたりするんだ」。こういうはっきりしない表現を使って言いたかったのは、「ぼくがどこから来たのか、誰もわかってくれないみたいだ。ぼくは、ほかのみんなとは違うやり方でものを見ているらしい」ということだ。後略

 

 

[Verse 3]

Always no, sometimes think it's me
But you know, I know when it's a dream
I think a "No," I mean a "Yes,"
But it's all wrong
That is, I think I disagree

    いつも いや 時々だな これが僕なんだとも思うけれど

    君は気づいている 僕も気づいている それが夢になる時を

    僕はノーと思っている 僕はイエスと本気で言っている

    だけど それが最大の間違いなんだ

    それは 僕が相反することを思っていることだ

 

disagree」の意味は以下です。

disagree (Weblioより)

(…と)一致しない、合わない、意見が合わない、仲が悪い、仲たがいする、あたる

「I think a "No," I mean a "Yes,"」のラインに繋がっていると思い

disagree」を「相反する」と意訳しました。

「I think I disagree」(僕が相反することを思っている)

 

「いつも いや 時々だな ビートルズの自分も含めて僕なんだと思うけれど、君も僕も、それが現実ではなく夢になる時がくることは気づいている。僕はノーと思い、イエスと本気で言っている。だけどそれが最大の間違いなんだ。最大の間違いは僕が相反することを思っているという事だ」??

 

 

人前での最後のコンサートを終えて、映画の撮影中に、ゆっくり自分を見つめなおしていているジョンを妄想しましたキラキラ??

 

 

デヴィッド・シェフ著 山川真理訳

「ジョン・レノン&オノ・ヨーコ プレイボーイ・インタビュー1980完全版」

108ページ

 

(1975年から1980年の5年間のハウスハズバンドを経て、再び人前に出ようとしているのはなぜですか?の質問に続いて以下の質問でした。)

――― 息を吸わせてくれた、もしくは吸えるようにしてくれたのは、ヨーコだったのですか。
ジョン : それと、ぼくにその意味を受け取るだけの能力があったってことだ。つまり、可能性が 与えられたときに理解することができたんだ。

――― しかし、ビートルズを離れたときも同じだったのではないですか。
ジョン : ああ、確かに似たような経験だったね。ぼくは怖くてなかなかビートルズを抜けられな かったんだが、ずっとそうしたいと考えていた。’65年 [訳注:実際は’66年]にツアーをやめてからずっと。ボールだってそうだったんじゃないのかな……いや、わからない。ほかのメンバーのことを言うのはよそう。
 それで、ぼくは映画に出たんだ……ディック・レスター監督の『ハウ・アイ・ウォン・ザ・ウォー(僕の戦争)』だ。映画はそれほど当たらなかったが、ぼくにはいいことがたくさんあった。それまでの状況から逃れられたのはすごくよかった。まさに隠遁(いんとん)だよ。スペインのアルメリアに行ってた。ついでに言っておくと、そのときに〈ストロベリー・フィールズ〉を書いたんだ。6週間そこにいた。おかげで考える時間が持てたし、ほかのメンバーからも離れられた。でも仕事はしていて、一人で家に残されてたわけじゃない。あそこにいるあいだ、ぼくはみんながやるのと同じように、ずっと考えていた。今頭の中にあることを実行に移さなかったら、自分に何ができるんだ?と。 とにかく’65年から漠然と、別の道はないかと模索していた。だが、実際に一人で船に乗り込んで漕ぎ始めるだけの勇気がなかった。それで何となくぶらぶらしていたら、出会いがあって恋に落ち(洋子さんとです)、「なんでことだ! 今までとは違うぞ。何かが違う。何だかわからないが、これは素晴らしい」となった。[笑顔で天を仰ぎながら]「ありがとう、感謝します。ありがとう! ヒット・レコードなんてどうでもいい。ゴールド・レコードもだ。何よりも素晴らしい。何よりね。とても言葉では言い尽くせない」

 

 

辞書

情報提供元(著作権者)Weblio

参考辞書 英辞郎goo辞書

(引用できない英辞郎goo辞書を使って訳した場合は、その単語や慣用句を太字斜体にして、自分で訳した訳を載せました)

take : 〔+目的語+副詞(句)〕〈ものを〉(…へ)持っていく; 〈人・動物を〉(…へ)連れていく; 〈乗り物・道が〉〈人を〉(…へ)運んでいく.

down : Let me take you down

   「僕に君を離れた所へ連れて行かせてくれないか」

nothing : 何も…ない、少しも…ない

real : (名目上・表面的でない)真の、本当の、(まがいでない)本物の、天然の、(うわべだけでなく)心からの、(想像・空想でなく)現実の、実際の、実在する、真に迫った、まったくの
hung : hang の過去形・過去分詞

hang : (高い所などに)かける、つるす、かける、下げる、垂らす、うなだれる、絞首刑に処する、しばり首にする、首をつって死ぬ、(…を)のろう

〔+前置詞+(代)名詞〕

hang : 〔…に〕すがりつく,くっついて離れない 〔on,on to,about〕.

     例文 hang on a person's arm 人の腕にすがりつく.

        hang on to a strap つり革にしがみつく.

forever : 永久に、絶えず、常に
misunderstanding : (…を)誤解する

misunderstanding : Misunderstanding all you see

          「君が見るものすべてに 違う解釈をしたまま」
hard : 〔+to do〕〈…するのに〉難しい[くて], 〈…し〉にくい[くて].

someone : ある人、だれか

 but it all works out

work out : 次第に出てくる、(…に)算定される、解ける、出る、(うまく)いく、結局(…と)なる、訓練する、練習する、運動をする

work out, work out : But it all works out 「だけど すべて解決するさ」

matter : 問題、事、事柄、(原因となる)事柄、(…の)種、(漠然と)物事、事態、困ったこと、やっかいなこと、(精神界と対照して目に見える世界を構成している)物質

matter : 不可算名詞 [通例 no matter で用いて] 重要なこと.

      例文  It is [makes] no matter whether he comes or not. 

          彼が来ようが来まいがどうでもよいことだ.

        “She's not here."—“No matter." 

         「彼女がいないんだが」「かまわない」.

much : 多くの、たくさんの、多量の

It doesn't matter much :  例文 It does not matter much

                それはあまり重要ではない

no oneだれも…ない

I meanつまり、いやその

must :  …ねばならない、…してはいけない、ぜひ…ねばならない、必ず…する、…にちがいない、…に相違ない、きっと…だろう、…したにちがいない、…する必要がある

high高い、(高さが)高い、(床から離れて)高い所にある、高所への、高空の、高さが…の、高貴な、気高い、崇高な、高潔な

low : …より下に、…より低く、…より下流に、…の下手に、(数量など)…未満で、(地位・身分など)…より下位に、…に劣る、…にさえ値しない、ふさわしくない、…の品位にかかわる

tune : 曲、歌曲、旋律、はっきりした節回し、メロディー、(歌・音律の)正しい調子、(他楽器との)調和、協調、調和

tune in波長を(…に)合わせる

dream : (睡眠中に見る)夢、白日夢、夢うつつ(の状態)、(心に描く)夢、(実現させたい)理想、夢かと思うばかりのもの
mean : 〈…の〉つもりで言う.

     例文 I mean it [what I say]. (冗談でなく)本気で言っているんだ.

all : [性質・程度を表わす抽象名詞を修飾して] あらん限りの,最大の,最高の.

wrong : (道徳的に)悪くて、不正で、よくなくて、悪くて、正しくない、誤った、間違った(…に)間違っていて、不適当な、不適切な
disagree : (…と)一致しない、合わない、意見が合わない、仲が悪い、仲たがいする、あたる