"You Can't Do That" | タコさんの庭

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ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"You Can't Do That" 

Writers : credited Lennon-McCartney (by John Lennon )

Artist :  The Beatles

Recorded : Tuesday,1964/02/25,  EMI Studios 
Released :  6th singleA Monday1964/03/16 (US)   A-side"Can't Buy Me Love"

                 Friday1964/03/20 (UK) A-side"Can't Buy Me Love" Friday1964/04/10 「The Beatles' Second Album」A面6曲目

Friday1964/07/10 「A Hard Day's Night」B面5曲目

1995/11/20 「The Beatles Anthology 1」(Takes 6)

2009/09/09 「A Hard Day's Night」[Remastered] 

2013/11/11 「The Beatles on Air Live at BBC Volume2」Disc2

        1964年7月16日に放送の『Top Gear』での音源

2016/09/09 「The Beatles at the Hollywood Bowl」[Bonus Track]1964年8月23日録音

2023/11/10   「The Beatles: 1962-1966 (2023 Edition)」

 

 

 <歌詞和訳>"You Can't Do That"  邦題 "ユー・キャント・ドゥ・ザット"
       あなたはそれをしてはいけない

[Verse 1]

I got something to say that might cause you pain
If I catch you talkin' to that boy again
I'm gonna let you down and leave you flat
Because I've told you before
Oh, you can't do that

    言いたいことがあった それは君に辛い思いをさせるかもしれない

    君がまたあいつと 話しているのを見つけたら

    僕は 君を失望させ 君とはきっぱりと別れるつもりだ

    前に 僕は君に伝えていたのだから

    Oh, 君はそれをしてはいけない

 

[Verse 2]

Well, it's the second time I've caught you talkin' to him
Do I have to tell you one more time I think it's a sin
I think I'll let you down and leave you flat
Because I've told you before
Oh, you can't do that

    Well 君が彼と話しているのを見つけたのは2度目だよ

    もう一度君に話さなければばらないのか 僕はそれは罪だと思う

    僕は 君を失望させ 君とはきっぱり別れるつもりだ

    前に 僕は君に伝えていたのだから

    Oh, 君はそれをしてはいけない

  

[Bridge]

Ev'rybody's green
'Cause I'm the one who won your love
But if they'd seen
You talkin' that way
They'd laugh in my face

    みんな 嫉妬している

    僕が君の愛を勝ち取った人だから

    だけど

    あんな風に話している君を 彼らが見ていれば

    彼らは 面と向かって僕を笑い飛ばすだろう

 

[Verse 4]

So please listen to me if you wanna stay mine
I can't help my feelings, I'll go out of my mind
I'm gonna let you down and leave you flat
Because I've told you before
Oh, you can't do that

    だから 君が僕のものでいたいなら 僕の話を聞いてくれよ

    僕は自分の感情を我慢できない 頭にくると思う

    僕は 君を失望させ きっぱりと君と別れるつもりだ

    前に 僕は君に伝えていたのだから

    Oh, 君はそれをしてはいけない

 

[Guitar Solo by John Lennon]

(You can't do that)
(You can't do that)
(You can't do that)
(You can't do that)
(You can't do that)

    (君はそれをしてはいけない)

    (君はそれをしてはいけない)

    (君はそれをしてはいけない)

    (君はそれをしてはいけない)

    (君はそれをしてはいけない)

 

[Repeat Bridge]

Ev'rybody's green
'Cause I'm the one who won your love
But if they'd seen
You talkin' that way
They'd laugh in my face

    みんな 嫉妬している

    僕が君の愛を勝ち取った人だから

    だけど

    あんな風に話している君を 彼らが見ていれば

    彼らは 面と向かって僕を笑い飛ばすだろう

 

[Repeat Verse 4]

So please listen to me if you wanna stay mine
I can't help my feelings, I'll go out of my mind
I'm gonna let you down and leave you flat
Because I've told you before
Oh, you can't do that

    だから 君が僕のものでいたいなら 僕の話を聞いてくれよ

    僕は自分の感情を我慢できない 頭にくると思う

    僕は 君を失望させ きっぱりと君と別れるつもりだ

    前に 僕は君に伝えていたのだから

    Oh, 君はそれをしてはいけない

 

 

 

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参考辞書 英辞郎goo辞書

(引用できない英辞郎goo辞書を使って訳した場合は、その単語や慣用句を太字斜体にしてあります)

get something to tell

have something to say

might : may の過去形、…してもよろしい、…かもしれない、(一体)…だろう、…するために、…できるように、…したかもしれない(が)、たとえ…であったにしても、…してもよい(のなら)、…するかもしれないのだが

cause : 〈…の〉原因となる; 〈…を〉引き起こす,もたらす.

might cause : 引き起こす可能性がある

pain

catch : (…を)(追いかけて)捕らえる、つかまえる、(…を)つかまえる、(途中で)つかむ、受け止める、ボールを受けてアウトにする、(急にまたは強く)つかむ、握る、つかむ、見つける

let down : (…を)下に下ろす、(縫い上げを下ろして)長くする、空気を抜く、(着地のため)高度を下げる、気落ちさせる、失望させる

leave

flat : きっぱりと,断然.

because : なぜなら、というのは、(なぜなら)…だから(である)、…だから、…なので、…だからといって(…ない)、…ということ

tell : 告げる、話す、語る、言う、述べる、(…を)告げる、伝える、(…と)言う、知らせる、命じる

before : 以前に、かつて、すでに、(決められた時よりも)早く、前に、前方に、前面に
can : [否定文で] …してはいけない 《★may not より一般的; 強い禁止を表わすには must not が用いられる》.
    例文 You can't run here. ここで走ってはいけない.

well : [話をまた続けたり,用件を切り出す時に用いて] さて,ところで; あのう,ちょっと.

the second time : 二度目
have to : ねばならない;ねばなりません

one more time : もっかい、もう一回

sin : (宗教・道徳上の)、罪業、過失、違反、ばち当たりなこと、ばかなこと
everybody : だれも(みな)、皆さん、だれでも…とは限らない

green : Eゲイト英和辞典での意味((ふつう叙述))(顔が)青白い;〈恐怖などで〉青ざめた〈with〉;しっと深い

green

win : 〈女性を〉(結婚してくれるように)口説き落とす,勝ち取る.

see : (視覚に映るの意で)見る、(…を)見る、(…が)見える、(…が)見る、参照せよ、見よ、よく見る、(…を)確かめる、調べる、確かめる
laugh : (声を立てて)笑う、(…を)見て笑う、おもしろがる、笑い声のような音を出す、うれしそうである、満足な状態にある

in one's face :

laugh in someone's face

feeling : [複数形で] (喜怒哀楽などのさまざまな)感情,気持ち 

go out of one's mind : 〈事が〉忘れられる、〈気が違う〉・狂う

    例文 go out of one's mind 発狂する, 頭にくる

help : [help oneself で] 自制できる,我慢できる. 

please listen to me : 私の話を聞いてください。

wanna : =WANT to (do)

mine : 私のもの、私の家族、私の

 

????

上の訳は…「I」はジョンで訳していますが、

訳しながら最初に妄想したのは「I」は、ジョンの妻シンシアでした。

 

ビートルズは1964年2月7日~22日アメリカに進出しました。ジョンの妻シンシアも、息子ジュリアンを自分の母親に預けて一緒にアメリカに行きました。(その後のツアーには、シンシアは帯同していません。)

"You Can't Do That"は、アメリカから戻ってきてすぐの2月25日にレコーディングです。

 

最初の私の妄想です。

アメリカに行っている最中に、ジョンはシンシアがやきもちを妬くような事してしまいシンシアに怒られ、それを歌にしたのだと妄想しました??

「I」=シンシア、「you」=ジョンです。「that boy」は、本当は「that girl」なのだ??うずまきと妄想して訳したのが以下です。

    

    言いたいことがあったわ それはあなたをうんざりさせるかもしれない

    あなたがまたあの子と 話しているのを見つけたら

    私は あなたを失望させ あなたとはきっぱりと別れるつもりよ

    前に 私はあなたに伝えていたのだから

    Oh, あなたはそれをしてはいけない

 

    Well 私が彼女と話しているのを見つけたのは2度目よ

    もう一度あなたに話さなければばらないの? 私はそれは罪だと思うわ

    私は あなたを失望させ あなたとはきっぱり別れるつもりよ

    前に 私はあなたに伝えていたのだから

    Oh, あなたはそれをしてはいけない

    

    みんな 嫉妬しているのよ

    私があなたの愛を勝ち取った人だから

    だけど

    あんな風に話しているあなたを 彼女達(ファンの子達)が見ていれば

    彼女達は 面と向かって私を笑い飛ばすでしょう

 

    だから あなたが私の家族でいたいなら 私の話を聞いて

    私は自分の感情を我慢できない 頭にくると思う

    私は あなたを失望させ きっぱりとあなたと別れるつもりよ

    前に 私はあなたに伝えていたのだから

    Oh, あなたはそれをしてはいけない

 

情報提供元(著作権者)Weblio

pain : (肉体的)苦痛、痛み、(局部的な)痛み、(精神的な)苦痛、苦悩、心痛、骨折り、苦労、いやな人、うんざりさせる人

mine : 私のもの、私の家族、私の

 

[Verse 2]の「 I think it's a sin」(私はそれは罪だと思う)

の「sin」の意味は「罪」ですが、

ジョンの妻シンシアは「Cin」と呼ばれていました。「sin」と「Cin」同じ発音です。

「sin」を「Cin」に変えると「 I think it's a sin」は(私はそれはシンシアだと思う)になります。私は言葉遊びが好きなジョンが「Iはシンシアだよ」と教えてくれのではないかと、妄想して楽しみました??誇大妄想ですアセアセ

 

 

"You Can't Do That"は、イギリスでもアメリカでもアルバムより先にシングルで発売されました。 A-side"Can't Buy Me Love"  B-side"You Can't Do That"

数日ではありますが、アメリカでの発売がイギリスより早いです。

そんなことがこれ以降も曲によってあります。

アメリカの市場を優先させなければならなくなったのだなと思いました。

ビートルズがアメリカで成功できた証拠だと思いますが、少し寂しく思いました。

 

ジョンのギターソロにキュンキュンでした音符キラキラ

 

 

ジョンとシンシアの出合い("You Can't Do That" とは関係ありませんアセアセ

ジョンとシンシアは、リヴァプール・カレッジ・オブ・アート (Liverpool College of Art)のレタリングのクラスで知り合ようになりました。シンシアは自分のタイプと全く違うジョンを好きになっている事に気がつきます。ある日、他の生徒はみんな教室を出て、シンシアも帰り支度をしている時に、ジョンが離れた所にギターを抱えて座っていました。そして、シンシアに「Ain't She Sweet」を演奏したそうです。シンシア・レノン著の『ジョン・レノンに恋して』の日本語訳は絶版中で購入するには値段が高すぎるので、図書館で借りて読みました。そして安い英語版を買いました。(英語が理解できたら、どんなに楽しいだろうなぁ)

「John」CYNTHIA LENNON 19ページより

 John was sitting a few feet away with his guitar. He began to play "Ain't She Sweet," a song that was popular at the time and which the Beatles were later to record.
 I blushed scarlet, made an excuse, and fled before the end of the song. 

ジョンは、数メートル離れたところに座ってギターを持っていた。彼は、当時流行っていて、後にビートルズが録音することになる「Ain't She Sweet」を演奏し始めた。
 私は顔を真っ赤にして言い訳をし、曲が終わる前にその場を立ち去りました。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

 

"Ain't She Sweet"は「あの子かわいくない?」と「I」が友人に話しているような歌です。  

「The Beatles Anthology 1」1961年6月22日もしくは24日の音源

「The Beatles Anthology 3」1969年7月24日の音源 

で聞くことができます。

"Ain't She Sweet"

Artist :  Gene Vincent  Version

 

Oh ain't she sweet
Well see her walking down that street
Yes I ask you very confidentially
Ain't she sweet?

Oh ain't she nice
Well look her over once or twice
Now I ask you very confidentially
Ain't she nice?

Just cast an eye
In her direction
Oh me oh my
Ain't that perfection?


Well don't you think she's kind of neat?
Yes I ask you very confidentially
Ain't she sweet?

 

若かりしジョンは粋なことをシンシアにしたのですねキラキララブラブ