"I Saw Her Standing There" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"I Saw Her Standing There"

Writers :credited Lennon-McCartney  ( by Paul McCartney) 

Artist : The Beatles

Recorded : Monday1963/02/11, EMI Studios

Released : 

Friday1963/03/22「Please Please Me」A面 1曲目

US 1st singleB Monday,1963/12/26   A-side "I Want to Hold Your Hand"    

1994/11/30  「The Beatles Live at BBC」Disc2 1963/10収録 20日『Easy Beat』で放送

1995/11/20 「The Beatles Anthology 1」

              (Live for The Beatles, Pop Group from Liverpool Visiting Stockholm)

CD single 1995/12/04(UK), 1995/12/31(US), 1996/01/01(JP)

      "Free As A Bird"  "I Saw Her Standing There (Take 9)" 

      "This Boy (Take 12 & 13)"  " Christmas Time (Is Here Again)"

2009/09/09   Please Please Me [Remastered]

2013/11/11 「The Beatles on Air Live at BBC Volume2」Disc2

           1963/9/7 録音  『Saturday Club』(1963年10月5日放送)

2023/11/10   「The Beatles: 1962-1966 (2023 Edition)」

 

 

<歌詞和訳> "I Saw Her Standing There" 邦題 "アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア" 

       そこに立っている彼女を 僕は見た

[Intro]

One, two, three, four!

 

[Verse 1]

Well she was just seventeen

You know what I mean

And the way she looked was way beyond compare

So how could I dance with another

Ooh when I saw her standing there

    いやー 彼女は たったの17才だったんだ

    わかるだろ 僕が好意を持ったって事

    それでなんたって 彼女は比較する範囲をかなり超える顔つきをしていた

    そういうわけで どうしたら 僕が別の子と踊れる?

    オォー そこに立っている彼女を 僕が見たその時に

    

[Verse 2]

Well she looked at me

And I, I could see

That before too long I'd fall in love with her

She wouldn't dance with another

Ooh when I saw her standing there

    めっちゃ 彼女が僕を見たんだ

    だから 僕は 僕は想像することができた

    いずれそのうちに 彼女と恋に落ちるだろうって

    彼女は 別のやつとは踊らないだろう

    オォー 僕がそこに立っている彼女を見た その時には

     

[Bridge]

Well my heart went boom

When I crossed that room

And I held her hand in mine

    めっちゃ 僕のハートは爆発したよ

    僕が その部屋を横切った時にね

    そして僕は 彼女の手をつかんだんだ 僕の方に   

   

[Verse 3]

Oh we danced through the night

And we held each other tight

And before too long I fell in love with her

Now I'll never dance with another

Ooh when I saw her standing there

    あぁ 僕らは夜通し踊った

    そして お互いをしっかり抱きしめた

    それから 程なく 僕は彼女と恋に落ちた

    もう僕は 他の子とは 決して踊りたくない

    オォー そこに立っている彼女を 僕が見たその時に

 

[Guitar Solo: George Harrison]

 

[Bridge]

Well my heart went boom

When I crossed that room

And I held her hand in mine

    めっちゃ 僕のハートは爆発したよ

    僕が その部屋を横切った時に

    そして僕は 彼女の手をつかんだんだ 僕の方に 

      

[Verse 3]

Oh we danced through the night

And we held each other tight

And before too long I fell in love with her

Now I'll never dance with another

Ooh since I saw her standing there

Since I saw her standing there

Since I saw her standing there

    あぁ 僕らは夜通し踊った

    そして お互いをしっかり抱きしめた

    それから 程なく 僕は彼女と恋に落ちた

    もう僕は 他の子とは 決して踊りたくない

    オォー 僕は そこに立っている彼女を見たのだから

    僕は そこに立っている彼女を見たのだから

    僕は そこに立っている彼女を見たのだから

 

well : [驚き・疑いなどを表わして] まあ,おや,おやっ!, えっ!; さて.

well : いやー、おや◆驚きや疑念を表す。

just : 単に、ちょっと、ただ~だけ、たった~だけ 

and : (話題・質問を導入して)そして;それから;それで

mean : 〔+前置詞+(代)名詞〕[well を伴って] 〔…に〕(好意を)抱いている 

        例文 He meant well to [by, toward] you. 彼は君に好意をもっていた.

and : (話題・質問を導入して)そして;それから;それで

way :  (個人的な)やり方,流儀,癖 〔of〕

the way : 《口語》 …の仕方によれば,…の(…)ぶりから見れば.、《口語》 まあなんと,いかに.

look : 〈…の〉目つき[顔つき]をする,目つき[態度]で〈…を〉表わす.

    例文 She looked her thanks. 彼女は感謝の気持ちを目で示した.

look : 〈…の〉目つき[顔つき]をする,目つき[態度]で〈…を〉表わす.

way : 〈話〉はるかに、ずっと、かなり

beyond : …の向こうに、…を越えて、…を過ぎて、…の範囲を越えて、…以上に、…よりほかは

compare : (類似・相違を示し相対的価値を知るために)比較する、(…と)比較する、対照する、(類似を示すために)(…に)たとえる、なぞらえる、比較変化 (比較級・最上級) を示す

beyond compare : 比類なく、比べものにならないほど

so :  [言葉の切り出しとして] そういうわけで,それで.

could : canの過去形、(…することが)できた、…できる、…してよい、…できる(なら)、…できるだろう、…できただろうに、…できるだろうに、…したいくらいだ、…しているみたいだ 

another : 代名詞 別のもの[人]

when : [主節の後に when の導く従属節がくる時文脈上で] (…すると)その時 

saw : seeの過去形 〔~と〕見る、考える、見なす、想像する

before too long : いずれそのうちに、あまり遠くない将来に,

I'd :  I would の短縮形

fall in love : 恋に落ちる

wouldn't :  would not の短縮形

would : …であろう、…しよう、(どうしても)…しようとした、常習的に…する、いつも…する、…したものだった、よく…した、…だったろう、…する能力があった、…することができた

go boom : 例文 48 hours until the shinsengumi station goes boom .

          真選組屯所爆発まで あと48時間。

crosse : 〈道路・砂漠などを〉横切る,〈川・橋を〉渡る.

that :  その、あの、あちらの、例の

room : 部屋、室、(ホテルの)部屋、ひと組の下宿部屋、借間、アパート、部屋にいる人々、一座の人々、(人・ものなどの占める)場所、あき場所

held :  holdの過去形・過去分詞  

    〔~を〕手に持つ、〔~を〕握る

    〔+目的語+by+名〕〈人の〉〔手・腕などを〕つかむ,握る

in : …の中に、…において、…で、…の方に、に乗って、…に、…の状態に、…の中で、…して、…に従事して

mine :  私のもの、私の家族、私の

through 〈時間・期間〉じゅう. the 

night : 夜、晩、夜に、…の夜に、(催しなどの)夜、(…の)夕べ、(特別の日の)夜、夜陰、暗やみ、無知文盲(の状態)

through the night : 夜通し、終夜

hold :   〈人・物を〉(手・腕に)しっかりとつかむ、持っている,握る,抱きかかえる,抱きしめる,〈人の〉(手・腕などを)しっかり持つ,握る

     例文 hold a person close [tight]. 人をしっかり抱きしめる

each othe : お互い(に、を)

tight :  堅く結んだ、堅い、きつい、しっかり固定した、きつ(くてあけにく)い、空気の漏らない、(…の)通らない、防…、耐…、ぴんと張った

before too long : 近い将来[うち]に、そう遠くない将来に、間もなく(して)、しばらくも経たないうちに、じきに、程なく、いつか[いずれ]そのうち

will  : …だろう、…でしょう、…するつもりである、…しようと思う、…するつもりですか、…してくれませんか、…しませんか、…してくださる、(…しようと)欲する、(あくまでも)…しようとする

never :いまだかつて…ない、一度も…しない、決して…ない、一つも…ない、まさか…ではあるまい、…でない dance with another (Woah)

since : …以来、…の時からずっと、…した時から(今までの間に)、…してから(…年目になる)、…だから、…のゆえに

since : [理由を表わして] …だから,…のゆえに

参考辞書 Weblio、英辞郎、goo辞書

 

 

??

[Verse 1]

「beyond compare」は、熟語で「比類なく、比べものにならないほど」という意味があったのですが、一つずつの単語で訳しました。

「way」 :  かなり

「beyond」 : …の範囲を越えて

「compare」 : 比較する

「way beyond compare」(比較する範囲をかなり超える)

 

[Verse 2]

「Well」は、"Dig a Pony"の時にも紹介しました以下のサイトを参考にしました。

 

 

"Dig a Pony"の時は、

ネイティブスピーカーが「well」を間投詞として使用する場合は、 話者は次にする発言をためらっている場合 です。 これから相手が嫌がる発言をするときなどに、前置きで「well」を言うことで「ためらい」を示し少し丁寧な表現にしています。

を、参考にさせていただいたのですが、

 

今回、 "I Saw Her Standing There" で

イギリス英語では、「well」にはスラングの意味もあります。

「well」を、「めっちゃ」と意味の副詞で使います。「really」の置き換えと考えるとわかりやすいです。

アメリカ英語ではこのような用法はありません。

代表的なイギリス映画「ハリー・ポッター」でもこの使われ方がしています。

を、参考して「Well」を「めっちゃ」と訳しました。

 

 

ウィキペディアの "I Saw Her Standing There" によると

ビートルズの伝記作家であるマーク・ルイソン(英語版)によると、マッカートニーは1962年10月22日の夕方に友人のロリー・ストーム(英語版)の実家で、アコースティック・ギターを使用してコードとアレンジを練り上げたとのこと。2日後、マッカートニーは当時17歳だったガールフレンドのセリア・モーティマーとロンドンを訪れた時に、歌詞を書き下ろした。この約1か月後にフォースリン・ロードにある自宅でジョン・レノンと共に完成させ、1962年12月にハンブルクのスター・クラブで行われたライブで演奏された。なお、マッカートニーは本作をロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズ[注釈 2]に提供する予定だったが、曲を聴いたブライアン・エプスタインによって却下された。

とあります。ポールは実際17才のガールフレンドがいたのですね。

ローリー・ストームと言えば、リンゴがビートルズに加入する前に属していた「ローリー・ストーム&ハリケーンズ」のリーダーですね。リンゴが脱退したあとも、ポールがローリー・ストームと交流があったこと、嬉しく思いました。しかも、[注釈 2]に、

マッカートニーは、ローリー・ストームの妹であるアイリスと交際していた。

と、ありました。

ポールは、ガールフレンドには事欠かなかったのですねうずまき

 

「聞いてよー ジョン!昨晩の彼女のこと」と、

ポールがジョンに、興奮して話している事を妄想して??訳してみました音符

ポール20才、ジョン21才。楽しい時期ですね。

   ジョン・レノン (本名 ジョン・ウィンストン・レノン)

     1940年10月9日生まれ(1980年12月8日 40歳で死亡)

   ポール・マッカートニー (本名 ジェームズ・ポール・マッカートニー)

     1942年6月18日生まれ(2022年8月現在80歳)

   ジョージ・ハリスン

     1943年2月25日生まれ(2001年11月29日 58歳で死亡) 

   リンゴ・スター (本名 リチャード・スターキー)

     1940年7月7日生まれ(2022年8月現在82歳)

 

お陰様で、楽しんで投稿していますキラキラ

私がお気に入りの noteのTaiyo Ikedaさんのリンクです。