"I Me Mine"
Writer : by George Harrison
Artist : The Beatles
Recorded : 1970/1/3 and 1970/4/1, Abbey Road Studio
Released : Friday1970/05/08 「 Let It Be 」 A面4曲目
1996/10/28 「The Beatles Anthology 3」
2003/11/17 「 Let It Be...Naked」 B面3曲目
2009/09/09 Let It Be [Remastered]
2021/10/15 Let It Be – Special Edition (Super Deluxe)Rehersal
「GET BACK 」→ 1969 GLYN JOHNS MIX
2023/11/10 「The Beatles: 1967-1970 (2023 Edition)」
<歌詞和訳>"I Me Mine"
僕は 僕に 僕の
[Verse 1]
All through the day
I me mine, I me mine, I me mine
All through the night
I me mine, I me mine, I me mineNow they're frightened of leaving it
Everyone's weaving itComing on strong all the time
All through the day, I me mine
昼の間ずっと
僕は僕に僕の 僕は僕に僕の 僕は僕に僕の
夜の間ずっと
僕は僕に僕の 僕は僕に僕の 僕は僕に僕の
今彼らは それをやめる事を いつも怖がっている
どれもこれもことごとく それを作り上げる
いつも強く主張して
一日中 僕は僕に僕の
[Chorus]
I, me, me, mine
I, me, me, mine
I, me, me, mine
I, me, me, mine
僕は 僕に 僕に 僕の
僕は 僕に 僕に 僕の
僕は 僕に 僕に 僕の
僕は 僕に 僕に 僕の
[Verse 2]
All I can hear
I me mine, I me mine, I me mine
Even those tears
I me mine, I me mine, I me mineNo-one's frightened of playing it
Everyone's saying itFlowing more freely than wine
All through the day, I me mine
僕が聞こえるのはすべて
僕は僕に僕の 僕は僕に僕の 僕は僕に僕の
あの涙さえ
僕は僕に僕の 僕は僕に僕の 僕は僕に僕の
誰も それを演奏する事を いつも怖がってはいない
みんな 言っている
ワインをふるまわれるより もっと自由に流したいと
一日中 僕は僕に僕の
[Chorus]
I, me, me, mine
I, me, me, mine
I, me, me, mine
I, me, me, mine
僕は 僕に 僕に 僕の
僕は 僕に 僕に 僕の
僕は 僕に 僕に 僕の
僕は 僕に 僕に 僕の
[Verse 3]
All I can hear
I me mine, I me, mine I, me, mine
Even those tears
I me mine, I me mine, I me mineNo-one's frightened of playing it
Everyone's saying it
Flowing more freely than wineAll through your life, I me mine
僕が聞こえるのはすべて
僕は僕に僕の 僕は僕に僕の 僕は僕に僕の
あの涙さえ
僕は僕に僕の 僕は僕に僕の 僕は僕に僕の
誰も それを演奏する事を いつも怖がっていない
だれもみな そう言っている
ワインをふるまわれるより もっと自由に流したいと
君の一生ずっと 僕は僕に僕の
me : 私を、私に、私(だ、です)、私の
mine : 私のもの、私の家族、私の
all through : あいだずっと、~を通してずっと
day : (日の出から日没までの)日中、昼(間)、昼に、(24 時間の長さとしての) 1 日、
night : 夜、晩
frightened of : 〔…を〕いつも[常習的に]怖がって
leave : 生涯; 身去る、出る、出発する、やめる、退学する、卒業する、暇を取る、脱退する、捨てる、見捨てる
everyone : どれもこれもことごとく
weave : (…を)織る、編む、張る、(…を)織り合わせる、(…を)織って(…を)作る、(…で)(…を)織る、組み立てる、作り上げる、たくらむ、織り交ぜて作り上げる
come on strong : 派手に振る舞う、強く主張する、大げさに言う
all the time : その間中ずっと、いつも、常に
day : (日の出から日没までの)日中、昼(間)、昼に、(24 時間の長さとしての) 1 日
no one : だれも…ない
play : 〈人が〉演奏する,吹奏する,弾く
everyone : だれもみな,だれもかれも
flow : (アルコールなどが)たっぷりふるまわれる
flow : 〔~を〕流す、〔~を〕あふれさせる
freely : 自由に、勝手に、遠慮なく、なれなれしく、腹蔵なく、大まかに、惜しげなく、
life : 生命、人命、(個人の)命、(生命をもった)人、生き物、生物、(ある時期または死ぬまでの)生涯、一生、寿命、(機械・政府などの)寿命
参考辞書 Weblio、英辞郎
2023年8月4日追記
8月3日放送のレッツ! ビートルズ on Radio は "I Me Mine" でした。
その放送で北川健太さんは話していました。
「ビートルズもビジネス的にうまくいかなかったり喧嘩も多かったりで、みんな私が私が私が私がと言っているような感じにジョージは感じて、この曲を作ったということでございます。で、よくね、たまにこれはポールのこと歌ったみたいな記述もあるんですが、ポールだけじゃないということですね。ジョージ本人もそう言っているようなことですね。」とのことでした。
訳も、ポールに特定してしまった以下の妄想も、文もすべて今見返しするとお粗末で恥ずかしい限りです。
訂正することも考えましたが、北川健太さんの言葉を追加させていただき、1年前の投稿のまま残します。
未熟なその時の自分です。ご了承ください。
実は未熟なのは今もです。今、アルバム「Help!」を訳しています。スランプに陥っています。
曲を良くしたいために、ついポールが3人に言ってしまう事に対して、ジョージが歌っているように聞こえます。
[Verse 1]
「Now they're frightened of leaving it」(今彼らはそれをやめる事をいつも怖がっている)のは、「ビートルズをやめる事」を言っているのかなと思いました。
「Everyone's weaving it Comin' on strong all the time」の「It」は、ポールが自分の思いを強く主張して作り上げていく「新しい曲」を想像しました。
[Verse 2]
「Even those tears」(あの涙さえ)は、ポールが涙した時があったのかなと思いました
「No-one's frightened of playing it」の「it」は[Verse 1]の「it」と同じで、4人が作る新しい曲を想像しました。「playing」の訳を、「弾く事」と「演奏する事」と迷いましたが、リンゴのドラムも含めて「演奏する」にしました。
「Flowing more freely than wine」は、「Flowing」の意味に、「(アルコールなどが)たっぷりふるまわれる」と「流す」があったので、「than wine」(ワインより)を(ワインをふるまわれるより)と訳しました。映画「ザ・ビートルズGet Back」で、スタッフが4人に、何か飲みますか?とポールを通して聞いた時に、ジョージはワインと答えています。
ジョン
映画「ザ・ビートルズGet Back」で、ジョージが"I Me Mine"を初めてジョンに聞かせた時に、ジョンは、「すべての女の子がその場にいて踊っている(ようだ)」「またあとで見直そう。僕らはロックンロールバンドだぞ。わかるだろ?」と言います。(私の訳は字幕とは違います。)そしてジョージとポールとリンゴが"I Me Mine"を演奏しても、ジョンは曲に合わせて洋子さんと踊っています。踊る曲だと言っているかのように。"I Me Mine"を歌いながら
その時は"I Me Mine"が、まだロックではなかったのです。でも、最終的にジョージは後半をロックに仕上げました。
映画「ザ・ビートルズGet Back」で、ポールが読み上げた曲リストの中に、"I Me Mine"は入っていたのですが、1969年1月にレコーディングは行われず、翌年になりました。その日、ジョンは予定があり参加していないので、ポールだけがコーラスをつけているそうです。ロックになった"I Me Mine"を、ジョンも一緒に演奏してほしかったです。