娘の英検ルートはこんな感じでした。
小4 10月
英検準2級・2級ダブル合格
↓
小5 3月
英検準1級合格
↓
小6
2級&準1級の復習・過去問演習
「よくよく見返してみると、2級の取得から準1級まで1年半弱かかっているな。まさに死闘だったよなあ」
「Readingがむずかしかった。大問1の単語が難しいのと、読解は文章の意味は分かるんだけど正解が選べない」
(文章の意味は分かるが選べない。多分読解力の問題だな。。選択肢が2級より微妙ということか・・・)
「小6以降で2級と準1級の復習をしたが、本当はTOEFLに進んだ方が英語の強化につながったのかもしれない」
「早く言ってくれればよかったのに。TOEFLの勉強たくさんしたって子が入試会場にいたよ!
」
「ぐおっ・・・。そ、そうなの・・・。TOEFL学習なんて思いつきもしなかった・・・。」
「中学受験にはもう遅いが、中1からTOEFLはがんばってほしい。とりあえず広尾学園の基準の90点を目指したらどうだ?」
「そうだね!」
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NのR4で50前後からそれ未満の学校では、英検は「取得」さえすれば、英語試験が免除されて高得点が期待できる受験形態が多くあります。どうでしょう、準2級ぐらいから有利になるのではないでしょうか。一般入試でも活用できます。
しかしながら、上位校以上と戦うためには、「取得」だけでなく「征服」することが必要です。
中学受験を目指す帰国生にとって、2級や準1級の「取得」は割と普通ですが、「征服」はできていない、というのが私の印象です。帰国生はListeningで「取得」できてしまう傾向にありますが、Readingも完全攻略することが大切です。それに加えて、準1級よりも内容が深いWritingの学習や英文法も必要。
その意味で、上位校以上を目指すのであれば、2級は満点を目安とすべきです。帰国枠受験が開始される直前の小6の10月ごろに娘に2級の直近の過去問をやらせてみたのですが、その時は1問間違いでした。準1級は受ければほぼ100%合格できる実力をまずは目指すと良いと思います。娘
は受験前に10回受けて9.9回合格できるレベルにはなっていたように思いますが、準1満点は夢のまた夢でした。
超難関校を目指す場合、準1級では足りないと考え、1級やTOEFLの学習をしている方が多いようです。平凡な我々父娘にとっては、すごすぎです。
我々は国算の勉強を優先する趣旨から、1級やTOEFLは学習せず、2級と準1級の復習、および過去問演習に徹しました。しかし、これは戦略ミスだったと思っています。TOEFLの学習をしていればもっと娘の英語力を伸ばせたような気がしていますし、今後の飛躍にもつながるように今思えます。一段上の学習をしないと一段下を「征服」できない。2級は「征服」できた。が、準1級を満点レベルまで「征服」したければTOEFLの学習が必要であったかなと。もっと言えば、帰国生入試はなんだかんだ言いながら英語が最も重要。もっともっと学習の中心に据えるべきでした。あたりまえのシンプルな話に目を背けてはならなかった・・・
逆に1級は未だに必要と思えません。単語が難解すぎて受験云々以前に小学生に必要と私個人がどうしても思えないです。しかし、渋幕などでは1級レベルの選択肢が普通に出題されており、不要とも言い切れない。
結局、準1級合格後の学習は志望校ごと、家庭の目指す方向性ごとに戦略が異なることになり、セオリーはなさそうですね。答えが無くてすいません・・・。
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