神戸ときどき三田 -49ページ目

フェアトレード

昨日は、私が活動に参加しているNPO法人棚田LOVER`s(HP:http://tanadalove.com/ 主催の企画「農楽カフェ」(農薬じゃないよ、農楽(のうがく)ね)で、コーヒーを販売している株式会社ウィンドファーム(HP:http://www.windfarm.co.jp/ 方のお話を聞いてきました。


場所は神戸市摂津本山にあるミドリカフェ(HP:http://midoricafe.jp/



株式会社のウィンドファームではメキシコ、エクアドル、ブラジルの3カ国で栽培されたコーヒーを輸入し、販売しているそうです。


コーヒーは寒暖差と乾季・雨季の気候変化が必要で、日本の気候はコーヒー栽培に適していないそうです。

沖縄でチャレンジしているところがあるそうですが、コーヒーといえば基本的に南国の産物ですね。



現在、コーヒー生産者はさまざまな不安を抱えているそうです。

多量の農薬使用による健康被害、農園開発による環境破壊、天候や市場価格に左右される不安定な収入・・・


そこで、(株)ウィンドファームを含めた先進国の一部企業は、「公正な貿易」を目差し、生産者との間でフェアトレード(=公正取引)を行っているそうです。


フェアトレードとは生産にかかる原価を保証した価格で取引を行うことで、生産者が安心して生産に取り組めるよう配慮した取引のことです。



しかし、これは海外産のものが日本に入ってくることを肯定する考え方ですね。

これに対しては、地産地消と反するんじゃないか?輸送に二酸化炭素を排出して環境に悪いんじゃないか?といった意見が出ることもありそうです。


でも、今回お話ししてくれた方もおっしゃっていましたが、「フェアトレード」も「地産地消」も、生産者と消費者をつなぐという点では共通していますね。

それに、みんなの価値観が尊重される社会のなかで、地産地消は大切なことだけれども、食べたいものを食べるという気持ちは尊重されるべきだし、いろいろなものが出回ってこその国際化ですから、どちらかを否定すべきではないと思いましたね。



日本の農産物も、内容に見合わない価格で叩き売りされ、生産者が悲鳴を上げているという話をよく聞きます。

また、気候不順で不作になれば大きな収入の痛手になりますね。


こんな状況のなかで、農業の担い手を増やすのは確かに難しい話ですね。


生産者の生活を保証する仕組みができれば、日本の農業も盛り上がっていくのでしょうか?


フェアトレードの話を聞いて、そんなことにも想いが及びました。

H21地域貢献活動助成事業成果報告会

7月7日、平城宮跡の交流ホールにて平成21年奈良県地域貢献活動助成事業の成果報告会が行われます。(参考:http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-48439.htm#moduleid33665


奈良県内で新しい公共サービスの担い手として期待されているNPO等が、地域の課題やニーズに主体的に対応し貢献するための事業に対し、最大50万円で総事業費の半分までの額を奈良県が助成するのが奈良県地域貢献活動助成事業です。

今年度、私が地域づくり活動として参加している奈良市都祁地区のNPO都祁が募集し、採択されています。(応募団体33,採択団体17)

平成21年度の発表会には、私が知っている団体の発表もあるのでぜひ行こうと思っています。

里山の保全や花を植える運動、奈良の食文化を活用した観光促進など、興味深い事業が昨年もたくさん助成事業として採択されました。


その成果報告会が、来週の水曜日に開催されます。



市民の価値観が多様化するにつれて行政の守備範囲が拡大していると言われますが、予算は削減されていく一方で、より合理的に市民の満足を満たす行政が求められていますね。


行政マンが惰眠をむさぼることはできない時代になっているはずです。


少ない予算のなかで、より多くの成果を出すには人件費など経費をかからなくすることです。

そこで、活躍するのがNPO(Non Profit Organization)ですね。

利益目的でないので、行政の仕事が格安で肩代わりできます。

実際、NPO都祁は公園の清掃やお年寄りの生活支援、放課後学級の管理などを請け負っています。

NPOのメンバーは65才以上の高齢者ばかりですが、活動が生き甲斐になっているためか皆さん年を感じさせないほど元気です。



こうして、行政が満たしきれない市民サービスをNPOが担い、それがNPOに所属する人たちの生き甲斐につながるという好循環が生まれるのです。


そして、これからは、行政の委託を受けてNPOが動くだけではなく、NPOが自主的に発案した事業を行政が資金面などで支援していくことが時代の要求となっています。


その意味で、地域貢献活動に奈良県が助成金を支給するというのは、非常に魅力的な取り組みであり、NPOが地域社会で認知されていくための手法としては大変有意義だと思いますね。

奈良の巨木・名木⑦談山神社の巨杉群


奈良逍遙

十三重塔で有名な桜井市談山神社



奈良逍遙

藤原鎌足が祭られている由緒正しき神社です。



境内には、歴史を感じる杉の巨木が・・・


奈良逍遙



奈良逍遙


奈良逍遙



杉は、恐竜の全盛期だった中生代に登場した植物とされ、日本の他、アメリカのセコイアや中国のメタセコイアなどとして世界各地に分布しています。


春日大社など杉を御神木とする神社も多く、日本人と共生してきた樹木といえそうですね。



奈良逍遙
巨木だけでなく、豊かな緑が魅力的で、まさに自然に包まれたといった感じの境内です。