世界遺産? 吉水神社
秘仏のご開帳で賑わう金峯山寺から南へ歩いていくと、次第に人波が絶え、山の静けさを取り戻します。
途中、向かって左側に石の鳥居があります。
あまり目立ちませんがこちら、歴史人物ゆかりの地となっている吉水神社なんですね。
訪れる人も多くなく、大きさも大したことのない神社なんですが、驚いたことに「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されているんです。
金峯山寺も登録されてますが、そっちは納得ですね?
境内入口には、“一目千本”といわれる、花見のビュースポットがあります。
ちょうどこの場所から桜の花がたくさん(千本?)見えるということで、桜が見頃を迎えると大変な人手になるんだと思います。
社殿はこんな感じ。
こちらまた、役行者の創建と伝えられており、元々は僧坊だったんですが、廃仏毀釈のときに神社に改組したそうです。
歴史的には大変由緒ある所なんですね。
お金がかかりますが、宝物殿で神社の宝物を見ることが出来ます。
拝観窓口には、オジさんが一人。
何やらペット祈祷に来ていた若い女性との会話に夢中で、拝観しに来た私たちそっちのけでした(-""-;)
世界遺産がこれでいいのか?
しかも、宝物殿の中に入ると、大変な宝物がかなり雑に陳列されてましたよ。
埃を被ってたり、クモの巣貼ってたり、簡単に盗み出せそうな置き方をしてあったり・・・
全く持って驚きました。
しかし、さすがは世界遺産。
宝物の数々は大変なものです。
ここは、源義経が静御前や弁慶とともに追ってから逃れて亡命した場所であり、後醍醐天皇が南朝の皇居を置いた地であり、豊臣秀吉が盛大な花見を行った本陣なのです。
「義経潜居の間」、「弁慶思案の間」、秀吉の花見本陣跡など、由緒ある史跡も境内にはあります。
↑秀吉 花見の本陣
吉野には、さりげない中に重大な史跡がある・・・
と、いうことを感じましたね。
日本最大の秘仏 百日のご開帳
吉野は金峯山寺の秘仏・金剛蔵王権現。
日本最大の秘仏といわれています。
秘仏の蔵王権現は3躯。
日本最大の秘仏といわれるだけあって、中央の像(中尊)は高さ7mを超え、両脇も6m近い高さです。
ご開帳の時期は定まっていないので、次はいつ拝めるか分かりませんから、金峯山寺は拝観客で賑わっていました。
蔵王道という通称の本堂ですが、本当に大きいです!
いよいよ、蔵王権現とのご対面を果たしました。
事前に高さ7mとは知ってましたが、とても大きかったです。
厳しい顔をしておられましたが、気のせいか何となく見守られてるような気がしました。
それに、周辺の自然環境や美味しい食べ物、お寺の職員の方々の優しい応対などが相まったためか、蔵王権現さまに感謝の言葉を念じていました。
また来たいな、と思いましたね。
吉野名物“柿の葉寿司”
桜をはじめとする美しい自然景観や、歴史的に名高い神社仏閣が訪れる人を魅了して止まない吉野山。
私にとって、奈良の観光地の中でも最も好きな場所の1つになりましたね('-^*)/
ロープウェイを降りると、金峯山寺の参道に沿って土産物屋などが並びにぎやかです。
柿の葉寿司とうどんの定食をいただきました![]()
大変美味しかったです。
柿の葉寿司は、鮭や鯖の切り身を酢飯で握り、柿の葉で包んだお寿司です。
内陸部の吉野地方では、殺菌作用のある柿の葉で包んだ寿司を保存食として食してきました。
今では、吉野地方だけでなく奈良の名物として売り出されていますね。
お店からの眺め
良い景色を眺めながらの食事も格別でした♪
さて、食後は吉野の中心・金峯山寺へ。
金峯山寺では、9月1日から12月9日まで日本最大の秘仏といわれる“金剛蔵王権現像”のご開帳が行われています。
ご開帳の期間中のためか、参道はとても賑わってました。
金剛蔵王権現百日特別ご開帳チラシ
↓

拝観料1000円(護摩木ストラップ、エコバッグ付き)












