近年おいしい水、より安全な水を飲みたいという
理由から浄水器を利用する家庭が増えています。
2009年度の調査では日本全国の浄水器普及率は
30.1%となっています。
約3分の一の家庭がなにかしらの浄水器を使用している
ということになりますね。
この数字どうなんでしょう?多い、少ない?
これ地域別にみると・・・
南関東が48%で一位 次いで 九州が40.3%
東京都は37.7%
大阪は2007年度では47.4%ともっとも高かったようですが
2009年では25.3%と減少傾向にあるようです。
では設置してる人はどんな理由でつけてるんでしょうか?
おいしい水を飲みたいから 51.4%
安心して水を飲みたいから 45.5%
水道水が不安だから 40.7%
などとなっています。特に集合住宅で貯水槽を利用している
ような家庭では設置が増えているようです。
貯水槽については以前のブログ「マンションの水が飲めなくなった日」で・・
今は新築のマンションやアパートには最初から設置されているところも
増えていますね。
ちなみに・・・
戸建住宅の場合でも築年数の古い家などは、給水管から自宅までの
水道管が鉛(なまり)管でないか確認したほうが良いと思います。
管轄の水道局に問い合わせれば教えてくれます。
日本の鉛管使用率は10%程度で地方に多いようですが・・
行政では、飲んでも問題なしとしていますが、やはり
飲まないほうがいいですよね。
日本の浄水器は1950年代に発売され普及のきっかけは
1970年代の琵琶湖の汚染が進み、塩素を多く使用するようになった
ためだと言われています。
その後もトリハロメタンや農薬などが水道水に含まれている等の
報道がされ浄水器を使用する家庭が増えていったようです。
結局のところ原水である川や湖を我々が汚してしまった事で
塩素をより多く使用することとなり、水をまずくしてしまったと
言うことですね。。。
なんか小学校のときに描いたな~
次回は浄水器の種類、選び方について書きたいと思います。
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