北海道在厩2歳馬近況 | Through Blood

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一口馬主ブログ

2歳馬の近況更新がありました。

 

 

◎社台サラブレッドクラブ

プレイザットソング

【社台F】

騎乗調教再開後も、順調に乗り込みを重ねています。現在は週3日の坂路コース入りを目標として、周回コースやトレッドミル運動も織り交ぜたメニューを消化中です。坂路入りの前には入念なウォーミングアップで馬体をほぐし、登坂時計はハロン18~19秒程度のペースにとどめた内容で様子を見ています。変わらず運動後の歩様は安定していますが、無理はさせずじっくりと進めていく方針です。最新の馬体重は544kgです。

 

 

◎サンデーサラブレッドクラブ

コリカンチャ

【ノーザンF空港】

屋内坂路コースを週1日はハロン14~15秒で2本、週2日はハロン15秒で2本、週2日はハロン16秒で1本登坂しています。調教を重ね、トモの筋肉が増してきました。それに伴い、体をしっかりと使えるようになり、動きが良化しています。また、操縦性がよくなっている点に、精神面の成長を感じます。飼い葉を残さず食べて、好状態を維持できています。現在の馬体重は504kgです。

 

 

◎東京サラブレッドクラブ

ルージュキャルト

【辻牧場】(BTC)

馬体重:474キロ 13-13の時計を出す日も設けた坂路調教、直線コース、周回コースを使用したフラットワークといったメニューを、意欲的にこなしています。馬場に入るとグッと気持ちが乗ってくるタイプですが、鞍上の指示には従順で、しっかりと抑えが効いた走りが出来ています。厩舎の状況にもよりますが、いつ本州移動の声が掛かっても対応出来るよう、中身の濃いトレーニングを継続していきます。

 

 

◎シルクホースクラブ

クオレプリマドンナ

【ノーザンF空港】

担当者「獣医師に改めて左トモの血腫を確認していただいたところ、『順調に回復しているため、乗り運動を行っても問題ない』という事でしたから、この中間から坂路と周回コースでの調教を再開しています。休ませていた効果で馬体にはフレッシュさがあるものの、相変わらず後ろの弱さは感じますし、少し走りにも硬さが目立ちますね。かと言ってこれはすぐに解消するものでは無いでしょうから、乗り込みながら良化を待った方が良いでしょう。飼い葉はこの馬なりに食べることが出来ているものの、完食とまではいきませんし、牝馬とは言えもう少しガツガツ食べてもらいたいところです。まだ心身共に頼りない部分はありますので、今月に移動可能かよく見極めつつ進めていきます」馬体重449kg

 

テットドール

【ノーザンF空港】

担当者「この中間は週3回坂路コースにてハロン16~18秒、週1回周回コースにて3,500mのキャンターを行っています。脚元の状態は良い意味で変わりなかったため、ハロン15秒に迫るくらいまで脚を伸ばしているのですが、もう少し気持ちが乗って走ることが出来ると良いですね。また、馬体はシェイプアップしてきているものの、もう一回り引き締まってきて欲しいですし、この感じで継続的に乗り込みを重ねていきたいと思います。移動に関してはまだ具体的な予定は立てられていないのですが、もう2~3か月くらいは鍛えていく必要がありそうですし、右トモの飛節後腫の事もありますので、先月お伝えしたように秋口になるでしょう。リフレッシュを挟みながら慎重に進めていきます」馬体重456kg

 

北海道在厩組ということでそれほど進捗はありません。社台のアルアイン産駒プレイザットソング、シルクの牝馬2頭はまだ時間がかかりそうです。サンデーのコリカンチャはもうすぐ移動の声がかかるかもしれません。東サラのルージュキャルトは今後も栗東・矢作厩舎の都合に振り回されることになりそうです。

 

3歳未勝利馬は勝ち上がりが見えない、2歳馬はグダグダ、こんな状態では募集検討も盛り上がりません。