シルク、東サラ、北海道在厩2歳馬近況 | Through Blood

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一口馬主ブログ

シルクホースクラブと東京サラブレッドクラブでまだ北海道にいる2歳馬たちの近況更新がありました。シルクは期待のチェルビアットが先週のうちにしがらきへ移動していて残るはクオレプリマドンナとテットドールの2頭、東サラは最後に出資したルージュキャルト1頭になっています。

 

 

クオレプリマドンナ

【ノーザンF空港】

担当者「現在は右頬にできた擦り傷の治療とリフレッシュを目的として、一旦ペースを落としてウォーキングマシンでの運動を行っています。休みを入れる前は坂路コースと周回コースを併用した乗り込みを行っており、坂路調教ではハロン15秒ペースまで進めていました。依然としてトモの緩さは残していて、後ろが踏ん張り切れない分、前にのめって走ってしまうことがありますね。おそらくすぐに解消される類の課題ではなさそうですが、坂路コースであればバランスを取って走れていますから、今後も少しずつ強化していければと思います。なお、右頬の傷の治療が終わりしだい乗り出しを再開する予定で、そうなれば今後の調教ペースに大きな影響は無い見込みですから、6月中の移動を視野に入れて進めていければと思います」馬体重437kg

 

テットドール

【ノーザンF空港】

担当者「この中間は坂路調教を週に4回行っており、そのうち2回は2本ずつ登坂し1本目ハロン17秒、2本目にはハロン16秒で登坂しています。残りの2回はハロン17秒で1本登坂しています。脚元のトラブルで乗り運動を控えていた期間がありますが、その間に体高が伸びたり馬体重が一時期は470kgを超えたりする等の馬体の成長が見られましたから、却って良い休みになったのではないかと思います。動きにはまだ良化の余地を残しているため、移動は秋口になるかと思いますが、脚元の状態は問題無さそうですから、このまま乗り進めていければと思います」馬体重463kg

 

ルージュキャルト

【BTC】

馬体重:478キロ

13-13の坂路調教を3本こなし、短めのリフレッシュ期間に入っているところです。すぐに騎乗運動を再開する予定ですが、だいぶ身体が出来上がってきたこともあり、この後は順調にペースを上げていけると見ています。多少、テンションが上がりやすいところもありますが、常に前向きで、スピード感に優れた走りがセールスポイント。肉付き良く、張りのある好馬体を維持しています。

 

残る3頭はみんな牝馬ですね。クオレプリマドンナは来月中、テットドールは秋口に移動、ルージュキャルトはいつになるんでしょうね。13秒を1ヶ月も継続していますからノーザンFならば移動になりそうなものですが、BTCで教えることがまだあるとも思えませんし、残口を半分近く残している東サラの問題なのか、人気厩舎で順番が回って来ない矢作厩舎の都合なのかはちょっと分かりませんがしばらくはこのままのような気がしますね。

 

一番心配なのはクオレプリマドンナですね。6月中の移動となっていますが馬体の成長がほとんどありません。コメントも怪しいですしあまり期待はできなさそうですね。オークス馬シルクプリマドンナの流れを汲む血統馬なのでどこかで変わってくれないかな…。

 

ここまで休み休み来たので遅れてはいますがテットドールは軌道に乗ってきた感があります。血統で言えばこちらもマイルCSを勝ったブルーメンブラットを祖母に持つ良血ですからここから順調に行けば面白い存在になってくれそうです。馬体重も順調に増えてきました。