ランドオブファイア、意地のゲート試験合格 | Through Blood

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一口馬主ブログ

昨日ゲート試験を不合格になったばかりのG1サラブレッドクラブのゴールスキー産駒ランドオブファイアが連日のゲート試験に臨み、ギリギリでしたがなんとかゲート試験に合格しました。

 

【栗東・茶木太樹厩舎】

本日5月2日(木)も練習を兼ねて、ゲート試験を受けました。入り・駐立は問題なく、発馬もステッキを入れて促したところ、まずまずの反応を示せたため、無事合格の判定を受けています。このあとは一旦リフレッシュを挟んでから、小倉戦でのデビューを目指していく方針です。

「連日の受験となりますが、同じ練習をするのであればと、今日も受けました。入り・駐立は問題なく、発馬に関しては、扉が開いた瞬間にステッキを入れて強めに促してみました。スタートダッシュは併走馬に見劣ったものの、一定の反応はできており、デビュー前にあらためて確認の練習をするという条件付きながら、無事に合格の判定が出ました。このあとは一旦リフレッシュを挟みましょう。スクミの症状もうかがえますし、ゲート試験合格に時間は要したので、少なからず負担はかかっていたと思います。いい状態に整えて、6月末に組まれている九州産限定の新馬戦を目指していきましょう」(茶木調教師)

 

昨日の時点では間に合わないかもと心配した6月末の限定新馬戦に向かえます。ゲートが開いた時にステッキを入れたと同時に先日他界したお父ちゃんのゴールスキーがケツを蹴飛ばしてくれたのかもしれません。しかしこれまで一口馬主を20年以上やって来ましたが二日連続でゲート試験を受験した馬は初めてです。茶木さん、どうしても小倉に間に合わせるんだという意地を見せてくれましたね。

 

ただ小倉の九州産馬限定レースは芝1200m戦ですから今のままでは出遅れ必至、もう少しまともにならないと競馬にならないかもしれませんね。まだ約2ヶ月ありますからしっかりリフレッシュしてゲートに慣れて行ってもらいたいと思います。