アスタウンドメントの22 | Through Blood

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一口馬主ブログ

まだ半分も売れ残っているので何もこのタイミングで決める事も無いのですが、東京サラブレッドクラブの2歳牝馬に出資することにしました。
 
またよく分からない外国産父の持ち込み馬、しかも「おそらくダート向き」の持ち込み牝馬に一口価格12万円、売りは矢作厩舎という点くらいですから、そりゃあ売れないのも納得だなという感じですね。こういうのにナゼか惹かれちゃう、悪い癖です。
 
 
ルージュキャルト Rouge Carte
父 Liam's Map
母 アスタウンドメント
母の父 Kitten's Joy
牝 栗毛
預託予定厩舎:栗東・矢作芳人厩舎
 

 
競走馬名のキャルト(Carte)はフランス語で地図という意味だそうです。父のLiam's Mapからの連想です。母は北米で未勝利ながらその弟にはペガサスワールドカップターフを連勝したカーネルリアムがいる良血繁殖牝馬。そのカーネルリアムの父は本馬の父リアムズマップですから、カーネルリアムの3/4同血とうことになります。まあG1連覇と言ってもアメリカの芝G1なんてそこまで信用してませんけどね。カーネルリアムにサドラー系のキトゥンズジョイが入ってパワーアップできてればという感じでしょうか。
 
 
血統表を見ると3代母ワンダーアゲインは怪物グラスワンダーの全妹で自身もG1を2勝した名牝です。個人的に注目しているのは2代母の父バーナーディニ、国枝調教師をもって女クロフネと呼ばれたレッドガナドーラの父の名もあります。まあガナドーラの父というと普通は逆にイメージダウンなんでしょうけどね、ガナドーラはいろんな意味でお気に入りの子だったので(笑)
 
父のリアムズマップの父はアンブライドルズソングですから、競走馬としての活躍はもちろん、繁殖に上がってからのディープ系種牡馬との相性も良さそうで、この馬の産駒も見てみたいという気持ちもあります。アルアインとの配合だとA.P.Indyのクロスも持つ事になりますね。
 
ただ、ダート牝馬に12万円はちょっと考えモノですね。東サラ&矢作厩舎、一口12万円のダート牝馬といえば3歳未勝利のルージュシュエットがいますが、あれは父が大種牡馬カーリンなので仕方がない部分もありました。キャルトは父リアムズマップですからねぇ…。もうちょっと安くしてもらわないと…。
 
ダメですね。このところ他クラブのキャンセル募集に外れまくって馬に出資したいと気持ちが強くなりすぎてます。サンデーの追加募集で一口150万円に申し込むついでに12万円ならという安易な気持ちが先走ってしまいました。完全なギャンブル依存症です。違法じゃない趣味で良かったです。
 
申し込んじゃったものは仕方がありません。ルージュキャルトの活躍を期待しています。
 
ついでにシュエットも…。