私も読書 11月 | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

今月は「つまんない!」で返却する本が多かったです。あまり読めないかもと思っていたけれど、終盤になって順番待ちしていた本が一気に届きました。残り1冊!必死に読んでいるところです。なんとか返却期限内に読めそうです(この1冊の報告は来月になります)。

さて、今月完読した本の備忘です。

 

 

【小説】

『杉森くんを殺すには』

プーさん先生が紹介されていた本。タイトルが気になって借りました。

主人公の女の子は自分にも他人にも正直で嘘をつかずにまっすぐにいきている子です。一生懸命に生きている故の危うさのようなものがあります。読んでよかったです。

 

 

『わたしの美しい庭』

設定に少し無理があると感じるところもあるけれど、登場人物からでる言葉が素晴らしい。ストーリはマイルドな仕上がりです。登場人物の会話に、「一保堂のほうじ茶だよ。お茶」というのがあります。ちょうど、一保堂のほうじ茶を飲みながら読んでいたのでフフフと思いました。

 

 

『火のないところに煙は』

怪談話です。6話納められているのですが、最初の話『染み』が一番怖かったです。最終話は最後まで読んだ人へのご褒美です(多分)。

 

 

『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』

慶応卒の覆面作家 麻布競馬場さんがSNSで書いた作品を集めて出版した本です。短編集です。

作品に東京の地名、有名な東京の中高一貫校名や大学名、会社名などがリアルに書かれている話もありました。甘酸っぱい話やほろ苦い話もありましたが、ニヒルというんでしょうか読後に何とも言えない嫌ぁな後味が残る作品が多かったです。

 

 

『3時のアッコちゃん』

ネットで紹介されていて借りました。

紅茶がでてくる話がありました。本にでてきたキュウリのサンドイッチ(皮をむいて塩もみ、パンにバターをぬってはさむだけ)、作ってみようかな。。

 

 

【小説以外】

『勉強の哲学 来たるべきバカのために』

勉強するとはどういうことかをイメージしやすいように丁寧に丁寧に書いた本です。

勉強の仕方について書かれていたことの中から一部を要約・抜粋すると、

「勉強の本題は、信頼できる文献を読むこと。ネットより紙という基準がある。一度印刷されると修正できないので、本は基本的に慎重に作られる(紙にもひどいものもある)。」

勉強の一番底に置くべきは、歴史ある学問(哲学、歴史学、数学、法学、経済学、生物学、社会学、文学)であり、その上に現代的・現場的な専門分野を載せるという二重構造であることを意識するとよい。」

読書は、これまでの自分の実感に引き付けて読もうとしないこと。自分なりのだいたいの理解と、どういう「文言」で書いてあったのかを区別しなければならない。」

 

 

『自分とか、ないから。』

ネットで紹介されていて借りました。

内容は、ネット言葉で記載された軽いのり、かみ砕いた説明は面白い中にも「はっ!」とする気づきありでした。私はこの本を読んで、東洋哲学を少しわかった気がします。チョキ

ニヤ:「じゃぁ、説明して見ろよー!」

と息子に言われ、

ウインク:「東洋哲学っていうのは、・・・・・・」

あれれ、説明できない(わかってないやん!)アセアセというオチでした。

 

 

『多眼思考』

2014年出版の本。筆者ちきりん さん(覆面作家)がtwitterでつぶやいたことを集めて本にした作品。10年前の本だけど、今でもそのまま読める内容。

 

 

『最近のウェブ、広告で読みにくくないですか?』

ネットで紹介されていてタイトルを見て、「それ!」と思ったので借りて読みました。

どこの業界も、ビジネスや使命を真剣に考えると(経営側)大変だと思いました。

 

 

『最高の介護』

介護のお医者さんの本です。

ブログ同様に文章が明朗で簡潔です。ブログは日々の巡回ルートにして楽しく読んでいるうちになんとなくいろいろなことがわかってきます。おすすめです。