前回の記事は老人ホーム(高齢者施設)の種類を書きました。
できるだけ簡潔に書いたつもりですが、全く知らない人が読んだら名称を追うだけで精一杯でチンプンカンプンだと思います。
それで今日は、どこがいいのかを書きます。ざっくりとです。
・要支援までであれば、高齢者向け住宅(サ高)
・要支援~要介護2であれば、住宅型有料老人ホーム
・要介護3~要介護5であれば、特別養護老人ホーム(特養)、介護付き有料老人ホーム
・認知症があれば、グループホーム
・色々迷いがある場合は、介護老人保健施設(老健)
これを目安に検討していくとよいそうです。勿論、本人の性格、持病、家事能力、困りごと、認知症との兼ね合い、ご家族の事情などがあるので、一概には言えません。しっかりと向き合って、行政の窓口や地域包括支援センターに相談するのが賢明です。介護認定(要支援〇や要介護〇など)のこともありますし、事情を考慮してアドバイスをもらえます。
それから、元気なうちから介護老人保健施設(老健)の通所サービスなどを利用して、日常生活でふと思ったことを気軽に相談しやすい環境とつながりをもっておくのもよいです。老健は通所、短期入所、長期入所に対応している上に医療管理も実施している施設です。
それぞれの施設の概要は、「老人ホームの話」に書いた通りです。
次回は要介護認定の話を書きます。