高齢者がらみの制度って、よくわからないですよね。変更もあるし、今(若いうち)から知っていてもね。。。というのもあります。
無知無知な私でしたが、昨年のお正月に実母が緊急搬送されてから、少しずつ調べています。それで、備忘を兼ねて、憂鬱にならない程度にこのブログに書いていこうと思います。
今日は老人ホーム(高齢者施設)の話をしようと思います。
現在あるのは以下の3タイプです。
1. 介護保険三施設とグループホーム
2. 老人福祉法の適用を受ける有料老人ホームなど
3. それ以外
詳細は次の通りです。
1. 介護保険三施設とグループホーム
(1) 特別養護老人ホーム(特養)
原則 要介護度3以上の65歳以上の人が利用できます。
「なかなか入れない」という場合はこの施設をさすことが多いです。
法制度の見直しで改善したそうです(要介護3以上の方を対象とした)。実家がある地域では数ヶ月、長くても半年ぐらい待てば入れるとのことです。
医師、看護師の配置あり。
(2) 介護老人保健施設(老健)
原則 要介護度1以上の65歳以上の人が利用できます。
医学的管理をしながら介護や機能訓練のためのリハビリテーション、日常生活のサポートを行う施設です。入居と通所の両方があります。入居は長期とショートステイがあります。
長期入居は原則1年未満で、その間に行先(自宅に戻るか施設に行くか)を決め、行先での生活にあわせたリハビリを行います。本来は病院退院後に、リハビリを含め健康状態をもっとよくしてから自宅に戻ることを想定した施設ですが、実際には(事情を鑑みたうえで)特養の入所の待機として使われることもあります。
ショートステイは短期宿泊利用です。同居家族の方が家を留守にする時、ご家族が体調を崩した時、ご家族の息抜きなどで利用できます。
通所は「デイサービス」とも言われ、こちらの施設でレクリエーションやリハビリ、入浴サービスを利用します。
いつかこういった施設にお世話になる可能性を考えて、元気な時からデイサービスを利用して見定めて、ショートステイも適宜利用しておくと安心だそうです。
医師、看護師の配置あり。
(3) 介護型医療施設、介護医療院
医療法人によって運営され、医療処置が充実している。特養より重度認知症患者や重度の要介護者を受け入れています。詳細は割愛。
(4) グループホーム
要支援2以上で、認知症の診断をうけている高齢者が対象。
介護保険のルールに従った施設。
認知症の高齢者同士で共同生活を行います(介護スタッフの配置あり)。
地域密着型のサービスのため、施設のある市町村の住民であることが必要。
医師や看護師の配置義務はありませんが、近隣の医療機関と連携をしています。胃ろうやインシュリン注射などために看護師を配置している施設もあります。
2. 老人福祉法の適用を受ける有料老人ホームなど
有料老人ホーム
介護付き有料老人ホーム
住居型有料老人ホーム
などがある。詳細は割愛。
3. それ以外
高齢者向け住宅(サ高)
などがある。詳細は割愛。
で、結局どこがいいのか?
次の記事で書きます。