GWのこと(2. 母との面会) | 都内 私立中高一貫校に通う男子の日常

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2026年に大学受験予定です。

さてさて、母は私(達)のことを覚えているでしょうか。

念のために、息子と夫には「おばあちゃん、認知症だから私たちのことを覚えているかな。」と言っておきました。

 

母が入所している施設は慎重派で、今でも面会制限があります。

1度に会えるのは2人までで時間内の交代はOKなので、初めの15分は私と息子で、後の15分は私と夫で面会しました。

 

 TODAY'S
 
母との面会

約1年ぶりに合う母は変わらずに元気そうでした。

 

母と「久しぶりー」と挨拶するかしないかのタイミングで職員がすっ飛んできて、参加希望調査書なるものを渡されました。なんでも、施設で遠足を企画しているそうです。

 

母は1年前にこの施設に移動してから、ずっと建物の中だけで生活していて外に出ていないと思うので、

 

「そりゃー行くよ、行く、行くでしょう。こういうのを待っていたのよ!」

 

と思い、母に

ニヤニヤ:「遠足だって、行くよね?」

 

と聞いたら、

おばあちゃん「うーん、どっちでもいいわ。」

 

と返ってきました。あらら?

 

私の予想では、

 

「やぁ~楽しそう。何処に行くの?お母さん行きたい、行きたいわ!」

 

と言って喜ぶと思っていたので調子が狂いました。

 

↓↓↓希望調査書にまつわる別の話はこちらにも↓↓↓

 

 

母は息子を見て、

おばあちゃん:「大きくなったね。小さい時のことしか知らないから驚いたわ。えぇっと今は、、、」

ほっこり:「高2です。」

 

息子が私立男子校に通っていると聞いて、

おばあちゃん:「えぇっと、高槻だっけ?」

ぶー:「いえ、違います」

 

という会話をしていました。それから、

おばあちゃん「お母さんを大切にね。お母さんもあなたのことを大切に一生懸命育ててたのよ。」

アセアセ:「あっ、はい。」

 

と言うような話もしてくれました。面会後に息子は

真顔「おばあちゃん、本当に認知症なの?ちゃんと覚えていたし会話もできてたやん。」

 

と言っていました。私は、

 

真顔:(小さい時のことしか知らないって言ってたけど、1年前に会ったじゃない。その時も今回と全く同じ会話をしたでしょう。1回ちょっと会っただけだから、覚えていないのは認知症とは関係ないかもしれないけど。)

 

と思いながら、

 

真顔:「学校を高槻って言ってたよね。あれはお母さん(私)のいとこが通っていた学校、大阪の私立校よ。今は共学になったみたいだけど当時は男子校だったの。東京に住んでいるあなたに大阪の私立校?と聞くのはおかしいでしょ。それに、前回もあなたに高槻?って聞いてたでしょ。」

 

と言ったら、

 

うーん:「あぁ、そういえば。。。」

 

と言っていました。

 

夫は、、、

あれ?夫と母と私の3人で何をしゃべったんだっけ???

忘れちゃいました。

 

 

妹は洗濯物の交換には行っているけれど、母には会っていないみたいです。ついでに会って行けばいいのに、本当わからない。そのくせ在宅介護を希望する不思議。もやもや