私立中高一貫校 進学校の先取り学習について | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

小6は受験校を、小5は志望校を絞っていく時期になりました。街やネットで学校ネタを話題にしている人をみかけます。今日はその中から、私立中高一貫校 進学校の「先取り学習」について書きます。

 

 

学校によって進度・深度、進め方・広げ方は違いますし、特色がある教育をしている学校もあります。以下は、息子が勉強している様子から垣間見られること、中受時代にまわった学校説明会の話、ママ友情報で漏れ伝わることから、だいたいこんな感じかなぁというところで書きます。

 

・英数は、中3卒業時の能力は難関高校を受験する子と同じぐらいです。

 

・国語の古文・漢文は、中学から文法や単語をやります。

 

・理科は、中1は実験中心で一見のんびりしているようにみえますが、高1までに大学受験の範囲が終わる科目もあります。

 

・社会は、検定教科書の目次に沿った授業をする学校が多く、一見のんびりしているようにみえますが、内容は大学受験を見据えた濃さになっていることはめずらしくありません。

 

・高校受験組は高1で高校の勉強を1から始めますが、中高一貫校は中学の続きから勉強をします(高1で更に差が広がる場合もあります)。

 

といったところです。
 

 

全体的に言えることは、私立中高一貫校の先生は中学1年生から高校3年生を指導しますから、中学の授業にも自然と高校の範囲や大学受験の内容が反映されます。

 

悪いこともあります。6年間、同じ先生に教えてもらう場合です。その先生しか知らないので、違う先生の授業では違った風景が見えることに気が付きにくいです。今は、学年があがると授業で不明瞭だったことを自らインターネットで調べて補完する子が多いので、そこで気が付きます(無料学習動画の講師と比較する)。子供たちはこういった情報をクラスLINEで共有しあって団体戦で切磋琢磨しています。

 

ちなみに教職員の配置は学校によっていろいろで、6年間持ち上がる先生が多い学校、中学→高校でシャッフルな学校、学年主任+数名でタッグを組んで6年間持ち上がる学校などいろいろです。