ヘンナ電話 (7)忘れたころに再び | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

例の話です。少し間があいたのでこれまでの話(概要)から書きます。

 

 

【これまでの話】

4月だったか5月だったかに、自称いとこを名乗る女性から

宇宙人くん:「〇〇伯母さんが亡くなったの。beanちゃんも法定相続人だから、戸籍の写しとか必要な書類を出してね。」

という電話がありました。

 

思いつく人や窓口に相談してみて、

「必要だったらまた連絡してくる、放っておけばよい。」

という結論にいたりました。「いつまでにですか?」と聞いても期限はないと言われたしね。

 

そして月日が流れ、そんなことがあったことを忘れていた盛夏のある日、2回目の電話がありました。

 

 

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宇宙人くん:「あっ、beanちゃん?この間、お願いした書類はどうなっているかしら。」

 

滝汗:「え、あ、そのぉぉぉ、それは・・・。」

 

真顔:「うーんと、、、結局、何の書類をいつまでに用意すればよいんでしたっけ?」

 

(中略)

 

自称いとこの話は相変わらずで、話は長いけどは肝心なことは要領を得ません。この人と何百回話をしても必要な情報が得られる気がしない。タラー

 

真顔:「えぇーっとそれで、何の書類をいつまでに送ればいいですか?抜けがあったら申し訳ないので具体的に言ってください。」

 

宇宙人くん:「うんとね、」

 

説明が丁寧になるばかりで具体的に何の書類かを言ってくれません。もやもや

 

仕方がないので、言いたくて言えなかった他のことをぶつけてみました。

 

真顔:「失礼を承知で正直に言うと、これまで親戚づきあいがなかったし、この電話を信じていいのかどうかわからないんです。」

 

やや沈黙があって、

 

宇宙人くん:「どうしたらいいかしら。。。困ったわ。。。」

 

と絶句されました。その隙にこんなことも言ってみました。

 

真顔:「ネットで調べたら、遺産分割協議書というのがあってそれに納得したら必要な書類を提出したり捺印したりするって書いてありました。そういうのはないのですか?私は素人なのでこの手のことは全く分からなくて、一般人の少額な遺産もこういう感じですすめるのかどうかはわかりませんが。」

 

宇宙人くん:「この間も話した通りよ。銀行に相談しても貯金がいくらあるのか教えてくれないの。だからそういうのを作れないのよ。」

 

真顔:「法定相続人であることを証明する書類を持って行って事情を話せば、残高の開示ぐらいはしてくれるみたいですよ。金融機関によるみたいですが。」

 

そんなやりとりをしていたら、男の人が電話に出てきて言いました。

 

UMAくん:「銀行と証券会社の用紙を送る。そこにあなた達姉妹以外の法定相続人全員の捺印があるから。それで信じてもらえないだろうか。」

 

その書類で信じられるかどうかはわからないけど、とりあえず先方が送ってくれた書類をみてから判断しようと思ったので、

 

真顔:「わかりました。では、実家(妹)に送ってください。妹には私から話をしておきます。」

 

と返事して、その日は電話を切りました。