新型のスーパーカブC125とVストローム250SX | BEAMS(ビームス) 開発ブログ

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二輪アフターパーツメーカー(ビームス)の開発担当です。
新製品の開発等、開発者の目線でブログを更新したいと思いますので、宜しくお願いします。


どうもお疲れ様です。


来週のJMCAマフラー試験に向けて急ピッチで準備を進めています。

ゴールデンウィークがありましたから、試験の日が近い近い。

で、今回の試験に持ち込みますのは、、、

冒頭の写真のVストローム250SX(8BK-EL11L)と


スーパーカブC125(8BJ-JA71)の2台です。

こちらのスーパーカブ、2024年モデルになってカラーバリエーションが変更になっただけ!ではなく、、、車両型式、エンジン型式も変更されてまして、マフラー試験受け直しです。

そのために車両も用意してコストも大変でございますよ。トホホ。

そして何かが変わってるのかなと思ったら、どうもそんな感じはしません。(笑)

エキパイに付いてる触媒もこんな感じでしたし、他の取り付け部も変わりなさそうです。

早速ウチのマフラー、パワークラシックキャブトンが取り付くか確認をしてみましょう。

うん!普通に取り付きますねー。

各部問題ございません。


ということでもう一種類のマフラーR-EVO

も取り付くこと間違いなしなんですが、、、

敢えてクラシックな車両にスポーツマフラーの組合わせもいいんですけどねー、より車両にマッチさすべく、この新型からは、、、


R-EVO「TYPE C」でいくことにしました。

似合うサイレンサーが出来ていたことを思い出しました。(笑)

やっぱりこの車両の場合、カールテールの方がしっくりきます。

サイレンサーの長さも少し短くなり、コンパクトで可愛いらしい。(笑)

音量、音質的には厳しくなりますが、エキパイにサブチャンバー仕込んでますから、上手くまとまるはずです。

位置や角度は色々迷いましたが、このくらいで。ちょっと角度つけた方がいい感じかなと。

最初、サイレンサー角度は水平に近いくらいにして写真写りもなかなか良かったんですけど、目線を実際のシーンと同じように立って車両を見下ろすようにして見ると、どうもサイレンサーが下過ぎてしっくりこない。

ってことで2回ほどブラケット作り直して結局はこの辺りに落ち着きました。

キャブトンやメガホン形状はノーマル同様の位置が似合うと思いますが、このタイプのサイレンサはちょっと角度つけた方が良いですね。

リアパイプ仕上げて、諸々のテストに進みます。


そしてVストローム250SX。

えー逆光ですいません。。。(笑)非常に暗い。

こちらも見覚えのあるマフラーが付いておりますが、エンジンがジクサーSF250と同じなんです。

ということで、ジクサーと同じマフラーが取りつくはず!ですが、問題は似合うかどうか。(笑)


しかしアンダーガードとエキパイのクリアランスがタイトです。。。

ガード外して見てみたらほとんど隙間ないけど、大丈夫でしょうか。。。

まぁジクサーSF250の際もカウルとのクリアランスがタイトだったので、この部分はノーマルエキパイのラインと同じにしたので大丈夫なはずです。

早速取り付けてみましょう。

見事にクリア!(笑)

そして横からの全体の姿はこんな感じです。

おー。アップ具合がラリーマシンのマフラーみたいな感じでカッコいいじゃありませんか!

長めのサイレンサーもバランス良いんじゃないでしょうか。

異形サイレンサーのCORSA-EVOⅡの方はこんな感じです。

これも良いんじゃないでしょうかね。


といった感じで、どちらの車両も音量や排ガスのテストをする準備が整いましたので、進めていきます。

特に排ガスの方は規制も厳しくなってますので、今使っている触媒でクリアできるかどうか少し心配ですので、どうなるかです。


今日はこの辺で失礼して作業に戻ります。


また宜しくお願い致します。