昨日は3月のマフラー試験でした。 | BEAMS(ビームス) 開発ブログ

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二輪アフターパーツメーカー(ビームス)の開発担当です。
新製品の開発等、開発者の目線でブログを更新したいと思いますので、宜しくお願いします。


どうもお疲れ様です。


昨日はJMCAマフラー試験でした。

今回は国交省、環境省、自動車技術総合機構(NALTEC)さんの試験立ち会いもありました。

(因みにNALTECさんは車検場が一番馴染みがあるかと思いますが、自動車認証、検査などなど行っている機構です。)

いつもの試験風景といいますか、現状を見てもらってJMCAが要望している案件、そして今後の新しい試験運用法の判断材料にしていただく趣旨だったので、どうこうないんですが、、、。

試験に立ち会っていただいてるVIAさんからは所長が来られたり、いつもは来られてない(笑)大阪検査所からもお偉いさんが来られたりと、

なんかね、、、気は遣いました!(笑)


これで懸案事項がポンポン進むことはないでしょうけど、

マフラーの認証制度が始まって以来のことだったので、まぁ関係省庁も少しはJMCAのことを気にしてはくれてるんでしょう。と解釈しておきます。(笑)

(参加された皆様もお疲れ様でした。)



さて。

肝心の弊社の試験ですが、

CL250(8BK-MC57)のNEWパワーヘッダー シングルはしっかり(笑)間に合わせることができまして、無事合格ということで今回も終了しております。


いやーしっかり低音効かせて心地の良い音に仕上げられました。手前味噌ですが(笑)

音量的には近接排気騒音92dBとなりました。

規制値は94dBなのでギリギリとかではないですが、音量値が大きいのが素晴らしいマフラーではないですし、この結果で満足です。

割れた音、良い音でもないのに規制値ギリギリの94dBでーす!とか意味ないですし、そういう音したマフラーは普通に音は大きくなるんですね。変な音拾いますしね。

だから全ては音質とのバランスだと思って作ってます。

雑音を排除して心地の良いの音量、音質になることが肝要だと考えます。



そしてスタイリング。

サイレンサー位置はノーマルとは一線を画すロースタイル。

パワーヘッダー ダブルに続き、ノーマルのコンセプト無視になるわけですが(笑)、ロースタイルの方がカッコいいと思ってます。

これぞカスタム(笑)

中途半端にサイレンサーを上げるよりもバランスいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?


しかし、、、

このスタイルを実現するためには大変でございまして、、、輪切りで急に角度を変えないと実現不可なのですねー。

製造泣かせなマフラーになってます。(笑)

そしてこの苦労のエビ菅はヒートガードによって隠れますが。(笑)

まぁ言っても先行して発売しているパワーヘッダー  ダブルの方も同じようなことをしてるんですけどね。(笑)

こちらはリリースから好調な発進をできまして、感謝感謝でございます。本当にありがとうございます。

それと同時にロースタイルも受け入れていただけるんだなと!勝手に解釈しております。(笑)


ということで!

NEWパワーヘッダー シングル発売に向けて進めていきます。



で、同じNEWパワーヘッダー シングルを作っております、GB350/S!

こちらは先月の試験で合格しておりますので、お先に発売に向けて進めております。

まずは撮影用を作ってます。

型作ったりステーの形状を整えて商品版へと。

もう少しです。


NEWパワーヘッダー シングル、お次はレブルですね。

で、マフラーは違いますが、スズキのVストローム250SXもスタンバイしてますから、これも取り掛かろうと思います。


そして明日から大阪モーターサイクルショーで来週は東京といよいよシーズンインです。

今回は私、めでたくマフラー集荷運搬業務から解放(笑)されましたが、JMCAはブース出展します。

東京も名古屋も出します。

弊社からはCL250用のパワーヘッダーダブルのマットブラック展示してもらいますので、会場にお越しの際は是非JMCAブースにもお立ち寄り、ご覧いただければと思います。


それでは今日はこの辺で失礼して作業に戻ります。

また宜しくお願い致します。