CUKUP BAHAGIA -131ページ目

旅の零れ話@イスタンブール




『トルコ人ってどんな匂いがするの?』
と、仕事仲間から聞かれた。



・・・・。


日本だったら醤油の匂い?

韓国だったらキムチの匂い?

トルコ人の匂い、印象に無いのだが・・・。


よく言うのは羊の匂いとか。

しかし、やはりトルコ人の匂いの印象は無いけど
イスタンブールは薄い海の匂い。



旧市街なんて3方を海に囲まれているのに、薄い。



ので、調べてみた。


現在の黒海の塩分濃度は大変低く、表面が1.7%、深部は2.2~2.3%という2層構造で、水面下150~200mでは酸素ゼロ、代わって猛烈な致死毒性を持つ硫化水素が溶存する。自然現象によって成立したとはいえ嫌気性菌のみが生きる薄暗い死の海である。しかし表層はプランクトンが豊富で、イワシやニシン、キャビアの採れるチョウザメなど、漁獲の宝庫であり、黒海を「豊かな死の海」と表現する人もいる。ボスポラス海峡の流れの上層は塩分濃度1.8%で、流入する大河の水量に見合った大きな流速で黒海から流出し、下層は3.6%で逆にマルマラ海から黒海に向けて流入している。同様の2層構造はマルマラ海やダーダネルス海峡にも見られ、上層と下層が対抗する流れとなって地中海と黒海の水が相互に出入りしている。つまり細いパイプの下層を通って流入した地中海の水が、黒海で河水によって2倍に薄められて、同じパイプの上層を通って地中海に環流しているのだ。地中海の干満差はわずかで、黒海のほうの潮汐は事実上皆無だから成立する現象かもしれない。


直接、イスタンブールは黒海に接していない(観光地付近は)が
とりあえず、黒海は塩分濃度が低いらしい。

マルマラ海も地中海への出口は狭い海峡(ダーダネルス海峡)になっている。




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なので、島国なうえに
ありとあらゆる海流に囲まれている日本近辺の海とは
根本的に違う物なんだろうな、と思う。



日本の漁港が濃厚な海の匂いなのに対して
イスタンブールはライトな海の匂い。


この話、調べれば調べるほど面白くって



●紀元前7600年前頃、
  黒海とマルマラ海を分けていた堰が、海水面の高いエーゲ海の圧力に負けて大崩壊した。大量の海水が、大滝となって低い黒海に降り注いだ。その勢いは時速80キロメートルを越えるものだったらしい、流入した海水は淡水湖であった黒海を現在のような海水湖に替えてしまった。黒海の水面もおよそ55メートルほど急激に上昇した、現在の広さより20パーセントほど狭い湖だったらしい。このため、水辺に住んでいた先史時代の人類は、押し寄せる水に追われ少しでも高いところに逃げた。足の遅い子供や老人・女性は村と共に溺れ死んだ。崩壊が昼間だったのか夜だったのかはわからないが、不気味な音は崩壊する前から人々を不安な心理に落ちいらせていたに違いない。エーゲ海から黒海までは約31キロメートルの狭い谷(今のボスフォラス海峡)があり、そこを徐々に海水が越えてきたのである、海水が押し寄せる不気味な音はだんだんと近づいてきた。しかし当時の人々には、その音が何なのか分からなかった。

●逃げた人々は、今のヨーロッパやイラン・イラクの古代文明発祥地方面に逃げた。ギルガメッシュ神話にも洪水の伝説がある。これらから旧約聖書の「ノアの洪水」伝説に継承されていった。私が類推するにノアの洪水の原因が分からなかったために、神の怒りによる大雨洪水を考えたのではないかと思う。


参考文献「ノアの洪水」ウィリアム・ライアン ウォルター・ピットマン著 集英社刊 2003年



ノアの方舟が辿り着いたと言われているアララット山もトルコにあるし
こういう、仮定の話というか、神話の裏付けを取っちゃう話って
何だか、面白い。



カンボジアでは国土を掘れば内紛時の被害者の遺骨が出てくる、と言われていたが
トルコでは遺跡が出てきて中断、なんてことが多いらしい。



メソポタミア文明にも程近いし、遺跡に溢れたシナイ半島も近い。
ヒッタイト文明に到っては勿論舞台でもあるし、
イスタンブールは東ローマ帝国の首都コンスタンティノーブルだった。



歴史好きには堪らない国なんじゃなかろうか、トルコ。




あ、匂いの話だったっけ。




少し、写真を。



きちんとフレームに納められたアヤソフィア。

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逆光のイェ二ジャミィ。

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テオドシウス1世のオベリスク。
トトメス3世がルクソールのカルナック神殿に建立したもののひとつ。

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そういえば、完全に余談なのだが
友人が昔ながらの露出狂に遭遇したらしい。


コートの下は素っ裸で
女性の目の前でコートをバッと開くスタイルの
本当に実在したんだ!というアレ。


友人は、思わず心の中で
『ベタ!』と思わずにはいられなかったと言う。

でも、『逆に新鮮!』とも思ったとも言う。



わざわざ寒空のした露出しちゃうって
よほど暇で、よほど変態なのだろうな。




旅の前半で読んだ[白夜行]
再読だったけれど面白くって
続編[幻夜]も読み返した。


やはり、どちらも面白い。


私は、雪穂と美冬は同一人物であって欲しいと思うのだけど
他の人のレビューをみると違う人物であって欲しい人のほうが多そう。


この人の本だったら、この2冊が一番好きだ。



そろそろ、本買いに行かないと。

ソウルを全力で駆け巡る@イスタンブールからソウル

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いやいや、藤子先生って本当にすごいよ。

遠く離れたトルコでも、こいつら。
AだかBだかFだか知らんけど、すごいよ!


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お土産屋さんでも野良猫がこの通り。

トルコ人に『猫、多いね!』と言ったら
『トルコ人は中国人と違って猫、食べないからね』と言われた。



というわけで。


空港にやってきた。けれど
隣国、シリアの揉めっぷりからか空港の
セキュリティがすごい。

空港に入る時点で荷物のX線チェックがあるから
混んでた!


空港のお土産屋さんはなかなか充実していた。

さすがに日本語の小説は置いてなかったけれど。
(すべての本は読み終えてしまった)





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きちんとトルコ料理の本も買えた。

イスタンブールの街中で本屋を見かけるには見かけたのだけれど
殆どが、観光客向けだった。

どこかに、現地向けの本屋あったのかな。


そう思うと日本は本屋が多い。

そして、韓国の本屋は充実っぷりがすごい。
雑貨もCDも文具も、品揃え良いもんな。





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忘れずにアイランも飲まないとね。

アイランのファーストインプレッションは、というと
何でだろう、トマトジュースを飲んだ後の気持ち。に近かった。


私は、トマトジュースが好きなので
違和感は無かったけれど。

塩味のヨーグルト・・・。

初めての味じゃないのだけど、上手い例えが思いつかない。

熱中症予防には確かに良さそう。

こってり系の料理にも、ばっちり合いそう。



仁川空港に向かう飛行機は30分、遅れた。

ただでさえ短い時間で金浦空港へ移動しなくてはいけないのに。



しかし、どういうトリックか30分遅れて出発したのにもかかわらず
時間通りに到着した。

19時45分のイスタンブール発、ソウルは13時着。
8時間の時差があるとはいえ、やはり遠い。


しかし、ソウル到着後。
荷物をピックアップ、空港鉄道33分の後
金浦空港に到着。

ソウルって日本人多いからか
やっぱり、落ち着く。
何回も来ていて、勝手を知っているのもあるし
ここから2時間弱で日本っていうのもある。


チェックイン後、ロッテモールへ。
空港からは、ダッシュで2分徒歩で6分位か。

とにかく、色んなお店が入っててタノシー。

化粧品やら洋服やら食べ物屋やら
女心をくすぐる・・・。


以前の旅行で残った11万ウォンを握り締めて
30分ほど駆けずり回った。

ブーツやパックや海苔など。

うっかり、CD屋さん本屋さんに行くの忘れてた・・・。



しかし、満足の買い物。




あっという間に、終了した5泊6日。

つぎはどこに行こうかな~。

第2次ピスタチオ時代@イスタンブール

『つまみは、トークとピスタチオ』と言って
お酒を嗜んでいた表参道勤務時代が
第1次ピスタチオ時代なのだとすれば。


今回の旅行は、間違いなく第2次ピスタチオ時代であったと思う。



トルコの良いところ。

それは、ピスタチオ商品が多いところ。


いつかの日記で紹介した国民的トルコ菓子バクラヴァにしてもそうだし
(胡桃のものもあるけれど)、



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日本でも、まあまあ見かけることは多くなったけれど
トルコアイスではピスタチオ味は標準装備。



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空港で食べたカダイフにも勿論、ピスタチオ。

これは素麺みたいな小麦粉の生地とピスタチオを
成型して揚げて、シロップを沁み込ませた?ようなお菓子。





この、素麺みたいなカダイフは鯛などにパネして
揚げてブールブランのようなソースをかけると
立派なフレンチになるようで、そりゃ美味しそうだ。

パン粉みたいな使い方も出来る。


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ピスタチオ入りのチョコや、ピスタチオのクロッカンのチョコがけ。
ノーマルなピスタチオのクロッカンも買った。



ピスタチオと銀杏。
どちらも美味しいけれど似て非なるもの。

そう、彼らは親戚でもなんでもない。
(余り興味ある人は居ないのだろうか)



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ピスタチオはウルシ科、銀杏は銀杏科。

竜雷太と峰竜太みたいな関係性(か?)。


因みに生産量は、世界第3位。
1位は、イラン。2位はアメリカ。

4位からは、生産量がグッと落ちるので
この3国の独占と言ってもいいかもしれない。





というわけで。


最終日。

変わらず美味しい朝食を頂き
ホテルをチェックアウト、荷物を預けて街へゴー。



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トラムでカバタシュまで行ってタクシーでオルタキョイへ。

ここは、小さい街だけれど
日曜日になると露店が多く並び
必ずと言っていいほどガイドブックでオススメされてる。

可愛いお店やカフェも多いけれど、
かなり狭い範囲だったので、
すぐ、見終わってしまった。


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これはスターバックスの4階なのだけど
屋根裏みたいで可愛かった。

古いソファが海向きに置いてあって、まったり。

スターバックスって、どこに行っても
味、ブレないよね。



で、結局。

タクシーを使って行ったにもかかわらず
結構すぐ帰ってきてしまった。

海沿いにある綺麗なモスクが修復中なのも痛い。
ステンドグラスが素敵なのに、シートかかってる・・・。



エミノニュに帰ってきて、急坂を登って
スュレイマニエジャミィにやってきた。

ここの外観は一番、なんというか敬虔な印象を受けた。


上手く写真が撮れなかった。

ここは引きで撮らないと駄目なのね。



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内部はやはり、ブルーモスクには敵わない。



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トルコの冬季限定、人気ドリンク。
サーレップ。

ユリの澱粉を使ったトルキッシュ葛湯?
シナモンを利かせている。

ショコラショーブランにも似ている。


これ、好きだ。
日本でも流行りそうだけど、この味。

MOTOYA EXPRESS(移動コーヒー屋)とか十番(漉し餡ミルク)と一緒に
ワゴンで販売してみたらどうですかね。




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ラフマージュンで最後の昼食。
トルティーヤみたいな生地にトマトソース、挽き肉なんかを乗せて焼いて
生野菜を包んでレモンをかける。


ここのお店で食べる予定は無かったのだけど
『ニホンジンデスカ~?』と声をかけられ
『コニチハ~、カラテ~、カンナムスタイル~』
と言ってきたので、

ついつい、『カンナムスタイルはコリアでしょ!』と
勉強会が始まり結局食べていった。

ここまで計算して、客引きしてるなら
負けたよ。


美味しかった。


空港にはタクシーで向かう。
ホテルで呼んで貰ったので、
きちんとしたドライバーで助かった。

トラムと地下鉄で行くことも考えたのだけど、
路の悪さと急坂で断念。

路も混んでなかったし、結果的によかった。



イスタンブールも終わりかと思うと
客引きに辟易したことも多々あったけれど
やはり何か寂しい。



しかし私には、ソウルでも弾丸ショッピングが待っている!