**コティの在庫部屋** -7ページ目

**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。

夢で1日幸せだったことある? ブログネタ:夢で1日幸せだったことある? 参加中







こういう人は多分、夢でも現実でも1日幸せなんだろうと思う。

でも自分じゃ不幸だって言っちゃう、そういうタイプの女。


夫が多すぎて (岩波文庫)/岩波書店
¥630
Amazon.co.jp



実は、今年この先1本も映画館で映画が見られなくてもいい!って程貴重なものが手に入ってね。

正確に言うと、手に入る事になったんだけど。で、そのせいか映画に熱が入らなくてねー。

あと1本DVD見ないと返せないので、早くしないとと思ってるんだけど、いろいろ忙しいのもあって。

という訳で先に、図書館で借りた本をサクッと読んでみた。


岩波なので古いかと思いきや、出版は2001年。そのせいか訳がまあ素晴らしく読み易い。

ホントにサクサク行くのよ。モームでこんだけのスピードで行けるってちょっとビックリ。

ただし読み始めて解るんだけど、サクサク行き過ぎるって事はつまり、内容が薄いのよ(こら。

モームに薄いっていうのは失礼極まりないと思うんだけど、でも彼自身が、楽しめるものを書いた、

って言ってるんだから、娯楽性に富んだ作品、つまり深みはあんましなくていいのかなと。


ただねえ、残念だったのはこれ、私はあまり楽しめなかったなって事なんだよね。

楽しめないというか、多分テイストが合わなかったのかなって。気取らず言えば、好みじゃないと。


何が嫌いかって主人公の女、こいつが捻り潰してやりたくなる程嫌な女wwwww

字面で見ているせいか、面白くないんだ。こんな性格の女、娯楽じゃなくて、ただ不快なだけ。

で、困ったことにこの手の女の現代版が、あっちこっちに結構いるんだよね(苦笑。

この女に絡む二人の男もまた大バカなのよ。てかあの第1幕のラストってどうなの?

あれさあ、今だったら下手なお笑いコンビが解り切ったラストに持ち込もうとする時みたいよ。

読んでる限り、見てるこっちは笑うどころか逆に引く。


じゃあ何が良かったかって、第3幕のあのおばさまよwww いやあ痛快痛快。

彼女が出て来て初めて主人公の女の小物さが浮き彫りになる訳よ。この辺の逆転劇が最高。

勿論主人公はそんな事気付かず、最後まで自分がヒロインでいると思っている訳だけど、

それまでただの道化だった男二人が、おばさまが出て来てから真骨頂のコメディアンになるしね、

この話、見どころは間違いなく第3幕。ここまで我慢して読んできて良かったwww


大事な事に

気付かないって事は

幸せな事よ。


*****


月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥800
Amazon.co.jp

劇場 (新潮文庫)/新潮社
¥700
Amazon.co.jp

マウントドレイゴ卿/パーティの前に (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥700
Amazon.co.jp

お菓子とビール (岩波文庫)/岩波書店
¥882
Amazon.co.jp

友達ですごい人いる? ブログネタ:友達ですごい人いる? 参加中







友達じゃないけどだいぶ凄い。






「それでも夜は明ける」

12 Years A Slave


最初に映画の内容と全く関係ない話していいかなw 

原題の12 years a slaveってさ、例えばtwice a weekのもじりみたいなもんだと考えていいのかな。
これを訳した原作のタイトルが、多分「奴隷として12年」ってパンフに書いてあるんだけど、

形容詞のaには、「~として」という意味はないじゃない。「~につき」ならあるけど。だからそうかなと。

どなたか御見解をご教授くださいw


南北戦争がおっ始まるのは1861年。これは、ちょうどその20年前にさかのぼった辺りからの話。

原作自体が出版されたのが戦争の8年前だっていうから、解放されてすぐに出版したんだと解る。

それくらい、主人公は、そして奴隷制に絡め取られた人々は皆切羽詰まっていたのだろうと思う。

黒人も、そして白人も。


タラちゃんのジャンゴがエンタメとして成り立ってたのとは対照的にこちらは実録として存在感を放つ。

どちらが優れているという事はないのだけれど、やはり当たり前とはいえ重みが違うような気はした。

ジャンゴでのプリオは明らかにデフォルメだと見ている側に伝わるが、12年のファスはウルトラリアル。

その辺の塩梅が、大人の見るものなんだなと、こちら側にも意識させるように出来ている。巧い。


監督マックィーンが芸術家なもんで、パンフのカンバ君のインタビューにもあるが映像美が半端ない。

素人目にも解る程の美しさで、特に様々な風景をとらえる映像には溜め息が漏れた。

時に写実的に、時にアブストラクト・アートのように、監督の目を通して語られる自然の見事な事!

映像だけではなく、南部の自然から発せられる、鳥の声、虫の羽音、木々の擦れる様、

それらが混然一体となって奏でられる静けさの音楽の見事さ。静寂のオーケストラとでも言おうか。

この二つを感じるだけのために映画館に行ったとしても恐らく損はない。ハンス・ジマーの音楽もいい。


でまあ、話はね、これから見る人も多い筈なので余り触れずにおきたいと思うので、キャラの事をw

ファスの鬼畜っぷりは見る前から解ってると思うけど、これが期待を裏切らない鬼畜っぷりwww

ただの鬼畜でなく、悲しい変態で鬼畜なのよね。

その点ダノは気の毒だったかなー。役も酷いんだけど、鬼畜っぷりが半端w 小物感満載なのよ。

勿論この役がダノだったからこそ光る巧さがあるんだけどね。


逆に鬼畜っぷりがファスに匹敵すると思うのが、ファスの妻役のサラ・ポールソン。彼女巧い。

しかもただの鬼畜でなく、夫への愛憎が伴っているので更に深みが増すというか。

一番おっかないのはこの奥さまだって解るシーンがあるが、あの時の彼女が解る気がするのよね。

あんな旦那だぜ。悲しくて変態で鬼畜だぜ。しかも自分がそこから逃れられない弱みがあると来れば、

自らが鬼と化すしかなかろうと。


この中で一番おいしい役どころのはそら勿論ブラピな訳だけど(コ汚くてもブラピはブラピというねw)、

ブラピの役はアウトローで善人なもんで、逆に深みが出てこない。その点カンバ君は深かったと思う。

いい人だけでも悪い人だけでもない。彼の中には両方あって、多分葛藤はするんだけど、この時代、

葛藤したところで何も変わりはしないという事は彼にも解ってる。恐らくある種の絶望を伴って。


で、この人達を全員相手にするキウェテル・イジョフォー。私は彼の「キンキー・ブーツ」が好きでねえ。

その頃から見ているんだけど、いやあ良くやったと思う。特にあの縄のシーンね。見ていて辛かった。

が、あの場面の辛い程のリアルさがまた、抉ってくるんだよねこっちをさ。

ちょっとしか出てこないけど、アルフレ・ウッダードも安定の巧さ。この人出て来るとホッとするよね。


オスカー脚色賞貰っただけあって、話のテンポがいい。重いストーリーだがスピード感がある。

やたらクレシェンドをかけたりする事もなく淡々としているようで、サスペンスフルな効果も随所に。

どっしりと腰を据えてがぷりよつに構えたい、そんな映画だった。是非。


そうそう、言い忘れましたがジアマティおやじ、これまた安定の悪玉っぷりでしたw


風の音が

初めて聞こえた気がした

優しげに。


*****


それでも夜は明ける オリジナル・サウンドトラック/SMJ
¥2,520
Amazon.co.jp

それでも夜は明ける(マイケル・ファスベンダー出演) [DVD]/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

12 Years a Slave/Sony
¥1,909
Amazon.co.jp

12 Years a Slave: A True Story of Betrayal, Kid.../Hesperus Pr
¥1,590
Amazon.co.jp

家にいる時間と外にいる時間、どっちが長い? ブログネタ:家にいる時間と外にいる時間、どっちが長い? 参加中







どっちが長過ぎても問題。



恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥540
Amazon.co.jp


学生の頃ね、これを読んでね↓


大胯びらき (河出文庫)/河出書房新社
¥819
Amazon.co.jp


渋澤の訳が素晴らしかったせいだと思うんだけど、その余りの透明感に感銘を受けたのよね。

これを訳した時の渋澤は25歳だったっていうからまあ、天才は違うわなとつくづく思った。

多分ね、これは今読んでも透明感は失われずに心に入ってくるんじゃないかな。←伏線


で、その時の記憶が図書館で蘇った、というのはで、恐るべき某と作者が同じだと知ったのは、

恐るべき某の解説を読んだ後だったというねwww 全くあてにならないワタクシのドタマよ。

ちなみに解説を読んだのは本編を読む前だったので(こら)、同じ作者だと知って読み始めたのよ。


いやあ参った。ちっとも面白くないんだもん。

好きな方も多いと思うので、本当に申し訳ないのだけど、私にはこれの面白さが1ミリも解らなかった。

成長しない事の純粋さをもってするとああいう事になる、という事なんだろうが、それ自体が疑問。

大体あれは本当に純粋かぁ?欲望をむき出しにする事が純粋なら、子供は皆野蛮人になってしまう。

いや、それでいいっていうならそうなんだろうが、どうなのかなあ、それは大人の作った偽物、つまり、

本来の姿ではなく、オトナの都合のいいように作り込まれた子供の姿なんじゃないのかなあ。

いやそれこそが大人の作りし意識の賜物だと言われれば反論はしないが、腑に落ちないのも確か。


ねちっこい文体でねちっこい人物のねちっこい意識を常にねちっこく拾っていく訳よw

読んでて気が滅入るったらない。途中から堪らず拾い読みした個所多数。

多分さあ、大人がわざとらしく、いかにも解った風に描いた子供ってのが、多分私は嫌いなのだ。

映画でもそうだもんね。今年見た「瞳は静かに」とかもう本当に大嫌いだし(苦笑。

あ、だから恐るべき某が好きな方だったら、瞳映画の良さは私よりずっと解るかも知れない。是非。


とにかく、「大股びらき」はお薦めです(タイトルは「脂肪の塊」に匹敵する強烈さだがwww)。

渋澤初心者でもきっと読めると思うな。

あ、探したら恐るべき某には萩尾先生の漫画があった。これなら私も良さが解るかも!w


執着は

何もかも

滅ぼすだけ。


*****


恐るべき子供たち (岩波文庫)/岩波書店
¥567
Amazon.co.jp

恐るべき子供たち《IVC BEST SELECTION》 [DVD]/IVC,Ltd.(VC)(D)
¥1,890
Amazon.co.jp

恐るべき子どもたち (小学館文庫)/小学館
¥500
Amazon.co.jp

ジヤン・コクトオ作「恐るべき子供たち」/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

怖るべき子供たち (角川文庫 (コ2-1))/角川書店
¥380
Amazon.co.jp

この冬、ゲレンデがとけるほど恋した? ブログネタ:この冬、ゲレンデがとけるほど恋した? 参加中







所詮幻と解っていながら

ついて行ってしまう、

それが。




「真夜中の銃声」

Up at The Villa


原作はこれまたモームの「女ごころ」。今聞くと演歌っぽいタイトルだなと思うのがちと悲しいw

原題は映画の原題と同じなので、直訳で「別荘にて」って方がまだ良くないか?と思うのは凡人かな。

邦訳タイトルが気に入らなくて(こら)こちらも原作は未読。

試しに粗筋を検索してみたら、殆ど映画の内容と同じなので、かなり忠実な映画化と言えそう。

原作が好きな人にもお勧めできると思うな。


作られたのは2000年で、かなり前の作品なもんで、主演の二人が若い若いw

特にペンが若い、若いってか、可愛いwww しかもペンにしちゃ割といい役なもんでそこも意外。


1人の若くて美しくい未亡人と3人の男の話、と良く言われるが、警察のあいつも入れていいかも。

勿論彼女はそいつには全く気を向けたりしないのだけど、あいつの方が最初彼女に気があるでしょ。

それが、彼女が彼を助けんがためにあいつに反旗を翻すじゃない。必死に。あの辺がなかなか味。


で、その3人の男なんだけどね。

誰もがプリンセス=アンバンのように思う訳よ。あんたバカねえ、あんな男について行くの?と。

ロマンチックなんて最初だけ。妻を捨てるような男だもの、あんただって時間の問題よ。解るでしょ?

悲しいかな、多分、いや鉄板でそれは当たっているw 幾ら彼が愛しているのは君だけだと言っても、

そんなの、勿論彼女も解っているように、どこにも保証はないのだ。いつ変わるかも解らない。


彼女が彼について行くのは(多分あの後そうなるに決まってる)、彼の言葉を信じたからではない。

恐らく彼女も、彼が信じられる人物だとは思ってはいないだろう。

大体あのモームがそんな甘っちょろい人物造形をするとは思えないw

彼女は多分、彼を好きな自分の方が、あの人と結婚しようとした自分よりも好ましいと思っている。

嘘とか真実とか愛とかそういう事より、「自分」だったのではないか、彼女が大切にしたかったのは。

だからもしあの後で、彼と彼女が巧く行かなくなっても、多分彼女は後悔しない。


と書くとカッコいいのだけど、彼女が「ダメ男体質」だった事は否めないよなあ(苦笑。

最初の旦那もかなりのダメ男でしょ? で、今度のだって色んな意味でダメ男じゃん。

勿論それは、彼女自身がダメ女子だったからに他ならないのだけどね。

ああ、何でこんなに私の心が痛いのだろう。おかしいなあ、しくしくするよう。痛いよう


彼の魅力に負けまいとする彼女は、明らかに悪と解るものに対して結界を張る力は持ってる。

ところがその、明らかに悪と解るものだと判断している彼女の価値基準は、実にスノッブである。

それは、結婚を申し込まれた、カネも権力も社会的地位もあるあの人に合わせてのスノッブさなのだ。


だから彼女はあの若いバイオリニストを可哀想だと思い、たまった家賃が払い切れる程チップを弾み、

車で轢きそうになったのを悪く感じ、別荘に招待し、食事を振る舞い、屋敷の絵画や庭を見せ、

一夜の夢でさえも与えてしまう。

が、彼女にとっては一夜の夢でも、戦争を通じこの世の果てさえも見て来たバイオリニストにとっては

永遠に続く夢であると勘違いさせるには十二分の体験となってしまうのだ。

ここら辺について、ペンが後に語る台詞が白眉。流石はモームと唸る場面だった。


たださあ、このバイオリニストの行動ね、これはやり過ぎちゃうの?と感じてしまったのよねw

大体解るだろ。あんな勘違いフツーする?と思う私はやぱし、若い男子を解ってないって事かねえ。


いずれにしても、彼女がバイオリニストを哀れだと感じたスノッブさというのは、まあ、あの時代だから、

と言えば説明はつくんだろうけど、それ自体が非常に上から目線というか。多分あのバイオリニストを

最も傷付けたのは、彼女のそんな「私が決められるのよ」的な部分だったんだろう。


受身で自分からは何も行動できないような女に見えながらもその実そうではない。

しかも天使のように優しいと思ったらそれは単に同情されているだけだったと知ったら。

男として、そら悲劇だわなあ。


誰も良くばかりいないし、悪くばかりもいない。

まさに「ザ・人間ドラマ」を描いているのに味わいは軽い。昼間のテレ東の再放送を思わせるw

軽みの中にこそ真実があるという感じ。ふと聞こえてくる台詞にずきゅんと打たれる程の鮮やかさ。


受身の彼女が好んで着るのは、柔らかく美しいスモーキーブルーの服ばかり。

ラストの彼女が来ているスーツの深紅が目に沁みる。この辺の衣装のアイコンも解り易くていい。


彼女と親しくなる、オネエのラッキーを演じるデレク・ジャコビが最高。出番少ないけどめちゃよかった。

イェイツの詩を諳んじたりね、それが気障にも嫌味にもならないの。素敵よーホント。見どころ。


危険もなければ後悔もしない

そんな当たり前の人生を

望んでいた昨日。


*****


真夜中の銃声 [DVD]/ショーン・ペン,クリスティン・スコット・トーマス,アン・バンクロフト
¥4,935
Amazon.co.jp

女ごころ (新潮文庫)/新潮社
¥420
Amazon.co.jp

ちゃんとしたい? ブログネタ:ちゃんとしたい? 参加中







ちゃんとしてる人は

ちゃんとしようなんて思わなくても

ちゃんとしてるもんであり、


ちゃんとしてない人は

ちゃんとしようなんて思った事もないらしい。









「ラッシュ プライドと友情」

Rush


いやあ感慨深いよ。今年初めての映画館っ!(感涙)

シネコンの前で泣きだすかと思ったよw いやホントに。久し振りだったわー、あのワクワク感!


他にも見たい映画がいくつもあったけど、これにしたのは、ひとつには付き合ってくれた人の趣味、

もうひとつには、後で借りたってエンジン音を爆音で家に見る訳にはさすがにいかんだろうとw

それじゃあこの映画の良さがなくなっちゃうじゃない? だったら映画館でド爆音で見てやろうとww

そんな訳で、執事映画は諦めましたw でも出来たら12年映画は見たいんだけどなー。


一風変わったバディ・ムービーというのは割と溢れているけれど、これはその流れを汲みながらも、

他と一線を画するのは、やはり実話がベースだという事から来るのかもしれない。

そのバディ同士の友情の在り方というのが実に個性的、というか、そのヒリヒリ具合ったらない。

路面で爆走するタイヤの跡のように、擦れ上がって燃えるようにヒリヒリで痛々しいのなんの。

慣れ合いなんかじゃない繋がりというか、芯の部分で繋がっていればいいのだという潔さというか。

男同士ってこういうもんなんだなという、その最たるもんがこの映画から垣間見られた気がした。


性格も生き方も正反対なのに、スリルジャンキーであるという点で共通した二人。

だからこそ相手には負けたくないという意地が生まれる。

その意地は時に励ましとなり、時に挑発となり、時に自らの生きる意味となる。

B'zに「敵がいなけりゃ」という歌があるのだが(アルバムの歌ね)、歌詞を地で行く二人に脱帽した。


普通あの展開では、彼の方でなくあっちの彼の方がクラッシュしそうな気がするんだけど、

そこがそうじゃないってところがまた実話の妙なのだろうと思う。

そしてどっちかが消えてなくなりそうな展開になっても全然不思議はないのにああ来るとはねぇ。

そしてあの結末。「そう聞いても私は驚かなかった。ただ、悲しかった」というモノローグが泣かせる。


私はロン・ハワード監督+ピーター・モーガン脚本の「フロスト×ニクソン」が大好きで、

そのコンビという事で見に行ったのだが、あれもガチンコだったけどこれも本当にガチンコが巧い。

ただ、あっちが静ならこっちは超が付く程の動の映画。アクティブなのが好きならこっちがお薦めかな。


とにかくかなりの爆音でw、まるでサーキットにいるような錯覚に陥る位の迫力。

お客も殆どが男性。コンビ男性、コンボ男性、おひとりさま男性の多い事多い事。まあ無理もないかw

それでね、同行の氏が一足先に出たので(私はエンドクレジットまで粘ったw)後から出たのだが、

一緒に出て来た男性コンビの会話が聞こえてね。


「惜しむらくは○○でのエンジン音だねー。もっとこう、ぼん、ぼんぼん、ぼんぼんぼんぼんってさ」

「そうそう、あれはもっと聞かせて欲しかったなー。あ、×××は本人と超そっくりだったよな」

「あー似てる似てる!」

「あの、○○に入ってくる時に××になってそれから●●●になるシーンは実際の映像だったね」


と、私にはまるで意味不明な会話を繰り広げていた。

エンジン音? ぼんぼん? BGMなくてもいいからもっと聞かせろとか言ってたよねえ。それってwww

映画館を出て同行の氏と落ち合い、今聞いたばかりの会話について話すと、氏曰く、


「エンジン音を聞かせろという気持ちは解る」


解るんかいっ。

氏はここ数年毎年鈴鹿に見に行くほどのF1ファン、というかフェラーリファン。

街でたまに止まったフェラーリに出会うと、ふかして出て行くまで音を聞いている。解んねえ。


イケメンプレイボーイ、ジェームス・ハントを最初に擁立するヘスケス卿の台詞の中に、

車の出す音の事をMusic!と表現している個所がある。そう、車好きの皆さんにとってあれは音楽。


主演の二人も勿論素晴らしかったし、ニキの妻を演じたアレクサンドラ・マリア・ララも素敵だったが、

ヘスケス卿を演じたクリスチャン・マッケイが良かった。ザッ君主演の「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」で

オーソン・ウェルズを演じていた時も非常に巧いと思ったが、今回も前半登場だけどいい味出してる。


ハンス・ジマーの音楽も今回はアイアンマンで使えそうな程どてっ腹に響くぶっといビート痺れるぜ。
あと、劇中で使われてる70年代ヒットソングが最高。これはサントラマジで買うか。


ずっと、

鏡をみているような、そんな気さえしていた。

夢の中で。


*****


映画パンフレット ラッシュ/プライドと友情 RUSH 監督 ロン・ハワード 出演 クリス・ヘム.../GAGA
¥価格不明
Amazon.co.jp

ポスター A4 パターンA ラッシュ プライドと友情 光沢プリント/写真フォトスタンド APOLLO
¥価格不明
Amazon.co.jp

ブロマイド写真★クリス・ヘムズワース&ダニエル・ブリュール/『RUSHラッシュ/プライドと友情.../シネマインク
¥価格不明
Amazon.co.jp

ポスター A4 パターンE ラッシュ プライドと友情 光沢プリント/写真フォトスタンド APOLLO
¥価格不明
Amazon.co.jp