父と息子を繋ぐ架け橋 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

昨日の記事

 父親としての想い

の、続きです

 

息子がニートの頃

父親は息子にどう接して

良いのか分からず・・・

それでも

自分なりに出来ることをみつけて

がんばっていました

 

そうしている内に

父親の出番のチャンスが
突然訪れてきたのです

 



ちょうどその頃
20歳になった息子に
成人式の案内が届きました

それに参加したいと
スーツを買いに行くことになりました

息子と私、二人で行ったけど
決められず1日無駄足に・・

思い切って
「お父さんに頼もう」

と云うことになりました

ビックリしながらも

快諾の父親と3人で出かけました

父親のアドバイスを受け
念願のスーツをゲットした息子

 

ちょっと恥ずかしそうで

嬉しそうでした

 

それ以上に嬉しそうだった父親
まさに

父親の出番と、誇らしげでした



数日後、夫から

 「社会に出た時に
  恥をかかないように
  ちゃんとしたマナーを
  身に付けた方がいい

 

  家族の食事会をしよう」
との提案があり、
息子もあっけなく

  「いいよー」



スーツお披露目の前夜、鏡の前で

ここも父親の出番!!
そんな感じでネクタイの結び方を
伝授している父親

神妙な面持ちで教わっている息子

  あぁ、
  こんな日がくるなんて・・・



そうして始まった
洒落た大人の街での食事会

  「20歳
   もう大人だから
   一緒に飲もう」
と、父親に勧められて
嬉しそうにワインを飲む息子

 

まったく想像もしていなかった

そんな二人の姿


胸が震えました

それから我が家では

ワインは父親と息子を繋ぐ

架け橋になりました

 

 

 

そんな思い出深いお店で
あの時の話をパートナーにしながら
美味しそうにワインを飲む息子

笑顔でうなづきながら聴き

一緒にワインを飲むパートナー

 

 

また一つ

忘れられない思い出ができました


  早速、夫に報告しなきゃ!

最高のお食事でした

 

 

by まん丸笑顔のノンちゃん

 

 

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