父親としての想い | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

上京した時

息子夫婦と3人で食事をしました

息子が選んだお店は
息子と父親がうまく気持ちを

通じ合えなかった頃

二人を結び付けるきっかけとなった

思い出深いお店でした


20歳の頃の息子は
高校を止めた後
昼夜逆転、テレビゲーム三昧のニートでした

 

その頃の夫は

 「あいつは一体

  何を考えているんだ!」

 「このままでは未来はない!」

と不満や不安や責めるような言葉を

私に言ってくることがありました

 

それがとてもイヤでした

その頃私は

谷口英子先生のカウンセリングを受けていました

カウンセリングでは

出来事そのものよりも
その時の私の気持ちを問われ続けました

 

それが

  出来事で感じた不快な感情に

  向き合い整理すること

だったと後で知りました

それまでしたことの無いことを

失敗しながらも続けていると

今まで見えなかったことがみえてきました

 
 整理をすると落ち着いてきて
 本当の大事な想いが見えてくる

 

 大事な想いがわかると

 それを叶えるために
 私に出来ることは?

 と、思うようになってくる

 

 自分にも何か出来ることがある

そう思えるようになり

気持ちが楽になっていました

 

気持ちが落ち着いてくると

同じような夫の言葉に 

時にはムカつくこともあるけど

  カウンセリングを受ける前の

  私と同じだわ!

 

  不安や焦りをどうしたら

  良いのか分からないのね

 

  私にグチらざるを得ないほど

  夫も辛くて苦しいのね

と思えるようになり

少しずつ受け止められるようになっていきました

 

そのうちに夫は

文句や不平や不安だけでなく

いろいろ話してくれるようになっていきました

 

 「自分は父親として

  息子にどう関わっていいのか
  分からない

  余計なことを言って
  息子を傷つけるかもしれない
  そう思うと、話せない」

 

  「どうしたら良いのか

   分からない」
等と弱音をはくこともありました

 

ある日

  「息子との関わり方は

  君の方がうまいから

  君に頼む

  その代わり、
  ボクができることは

   何でもする」

と、慣れない家事を手伝って

くれるようになりました



父親は父親なりに
  自分に出来ることは無いか?

と、気にして探していたのだと知りました

 


そんな頃
父親が願って探していた

父親の出番のチャンスが訪れたのです!

 

 

明日の記事に続きます

 

 

 

by まん丸笑顔のノンちゃん

 

 

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