今年は届かなかった? | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

息子は10数年前に家出し知人宅での

外こもりの時期があった。

 

家を出てからは親からの連絡に対して

無反応で音信不通になった。

 

辛うじて、知人の方から息子の様子を

聞くことが出来た。とても有難かった。

 

知人の方は息子に「帰りたくなったら

いつでも帰ったらいいし、居たかった

らいつまで居てもいいよ。と言ってい

ます」と、教えて下さった。

 

このようなことになり、息子と話しが

出来なかったので、親の想いを絵手紙

で伝え続けた。

 

音沙汰無しの、息子の想いを受け止め

続けた。

 

約3年の月日を掛けて、息子との信頼

関係を再構築して、再会を果たすこと

がやっと出来た。

 

 

 

再会出来た時から2年後に息子は自分

で見つけた仕事に就くことが出来た。

 

そして母の日にカーネーションの花が

宅急便で届くようになった。

 

いつも「嬉しいなあ〜」と喜んでいた

が、今年は届かなかった。

 

何故なら1ヶ月前に前渡しでスニーカ

ーを、プレゼントしてくれていたから

だ。

 

 

 

私は最近年齢的な所為もあるのか転び

そうになることが増え、息子にもその

話をしたことがあった。

 

実際、去年の長女の下の娘の七五三の

お祝いの時に久しぶりにヒールを履い

たら、案の定出掛けに転んでしまった。

 

そのことも伝えたからか「もう転びや

すい靴は履かないように!」と注意さ

れつつ、息子がプレゼントしてくれた。

 

 

 

品物も嬉しかったが、過去に息子から

の信頼を失った時期があったから・・

 

私の身体を心配してくれる「気持ち」

が何よりも嬉しく感じた事柄だった。

 

そして、今息子と私がそういう関係に

なれていることが本当に有難いなあと

想った。

 

by   かすみ草

 

 

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